グリーンカーテン ぼくらのまちをごみからまもろう!総合のとりくみ

川口市立戸塚南小学校では様々な環境教育活動にとりくんでいます。4年生グリーンカーテンや総合のとりくみを紹介します。

牛乳パックのリサイクルを考えよう! 県知事さん 市長さんも来校

2007-11-05 00:05:43 | Weblog
10月22日(月)には4年生各クラスごとに牛乳パックのリサイクルの授業を3クラス、1クラスごとに行いました。この日は、県知事さんや川口市長さんも授業参観にいらっしゃいました。


授業は10月の古紙回収の結果のお知らせからはじまりました。
10月の回収は 700kg。トイレットペーパーは9バック 何と108個になりました。






戸塚南小学校では昨年 1200個のトイレットペーパーを購入しました。約月100個です。すると、リサイクルがうまくいくとペーパーは1個も買わなくてすむかもしれません。すごいことですね。


 戸塚南小学校で牛乳パックのリサイクルがはじまったのは3年前です。川口市民環境会議の牧野さんが声をかけてくれたのがはじまりです。そのときの牧野さんの願いを聞きました。



家庭用牛乳パック6本で トイレットペーパー1個になるそうです。給食の学乳パックでは36個で トイレットペーパーは1個になるそうです。毎日、4年生1クラスが飲んでいる学乳パックで1個のトイレットペーパーができるんです。

牛乳パックは紙です。その紙のもとは木です。北アメリカの米松という木のチップからできているそうです。



そしてその大切な資源が船で運ばれています。


この大切な資源の紙を燃やさずにリサイクルできないだろうかというのが牧野さんの願いでした。

3年前、学校、市役所、古紙回収業者さんに声をかけて、話し合いリサイクルがスタートしました。1人だけの力でなく、多くのみなさんの協力があってはじめて紙のリサイクルができるようになりました。

紙の回収を快くひきうけてくださったのが富澤商店さんです。
富澤商店の内山さんがお話にきてくれました。




内山さんがお話してくれました。
「わたしたちが行くと、よく『ゴミ屋さんが来たよ!』って言われます。それはちがいますよ。わたしたちはゴミを集めてはいません。たいせつな紙の資源を集めさせてもらってます。」

内山さんのお話を子ども達も真剣に聞いていました。




県知事さん、川口市長さんもいらっしゃいました。




内山さんの話の後に、牧野さんから 牛乳パックがどうやって紙にリサイクルされるかそのしくみをお話してもらいました。

紙の外側のビニールをはがして、なかの紙をとりだします。それを細かくしてミキサーにかけてどろどろにします。とけたせんいをネットですいてかわかせばできあがります。




子ども達は、この様子をみて紙がどうやってできるか納得したようでした。

この後は、昨年の6年生が紙をリサイクルされている静岡県の丸富製紙に工場見学したときのビデオレポートを見ました。工場のしくみは、さきほどの手順を機械を使って大がかりにやっています。

みなさんは知っていますか?
セブンイレブンのトイレットペーパーはすべて丸富製紙の製品です。ということは、戸塚南小の牛乳パックがリサイクルされて使われているということになりますね。

さて、こうしてまとめに紙リサイクルのカードゲームをしました。みんなカードゲーム大好きですね。





グループで相談しながらならべていきました!



授業のまとめに答えあわせ!みんな あっという間にならべてしまいましたね



そして、並べたカードをよくみると…

アルファベットの何かに似ています!


そう e です。ecoの e なんですね!




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