
日曜日の車両引渡予定のため、W463 ゲレンデバーゲンの作業を急ピッチにて進め、昨夜は夜遅くまでの作業となりました。


2013年モデルからはドアミラーも変わり、他の乗用車同様に台形状の形にカニ足のウインカーレンズが新しく感じられます。ただし配線はもちろん、ミラーの基本的な機能が異なるため、モジュールキットを使い配線の加工をしての取り付けとなります。


よって取付後はリバース時にミラーのメモリー機能の動作・シートメモリー・自動防眩機能・ドアリモコンキーに連動してのオートミラークローズ機能からロックの解除後、ドアを開けると2秒後にドアミラーは自動的に開く機能まで、全ての動作が可能となります



エクステリアが終了したところで、エンジンのスパークプラグを交換いたします。プラグはまだ発売されて間もない、世界初の新素材"ルテニウム配合中心電極"を採用した「NGK Premium RX」を取り寄せます。このプラグは着火性・燃焼効率・対汚損性・対消耗性と、プラグに求められるあらゆる性能を高次元で凌駕(りょうが)した高性能スパークプラグです。このベンツG500のM113エンジンでは一気筒当り2本必要な事から、8気筒では実に16本ものプラグが必要となり、交換するだけでも小一時間ほど必要となります



またエンジンルーム内においてO2センサーの交換をさせて頂きます。センサーはボッシュ製の汎用品で、純正と比べ価格は3分の1から4分の1に抑えることが出来ます。事実同じボッシュから車種別専用のコネクターの付いた物では、1本6万円以上もしてしまいます。ただし汎用型のコネクターでは配線の加工が必要となるため、少々手間が鰍ゥります。

以上の作業が終わったところで、エンジンオイル交換作業と、エンジン内部の洗浄剤"RECS(レックス)"を点滴のように少しずつエンジン内部に送り込み、エンジンを分解することなく内部の聡怩vします。

エンジンルームの作業が終了後は7速ATオイルの交換を致します。現在の走行距離は6万キロほどで、丁度交換するには良い時期です。



そしてオーナー様がこの頃盛んに言われる「エアコンのすっぱいような臭いがするんだよね~」を一蹴するため、エアコンエバャ戟[ター及び循環器系から室内を、HELLAのエヴィディスを使い全ての除菌と、エアコンフィルター・エアコンコンプレッサーに添加剤、コンプブーストを注入しコンプレッサーの負荷を軽減いたします。


そして最後はメッキされたエンブレム類を全てスモーク塗装を施し、ブラックメッキ風に仕上げたところで、全てのエンブレムを張替えました。フロントバンパーのクロームメッキにも同様の処理を施し、クロームメッキは外見では見当たりません。


これにて2013年のG63仕様の完成となりました。如何でしょうか


