輝け都立の星たち。熱戦続く高校野球の東京大会

2005-07-11 02:42:29 | Weblog
夏の甲子園を目指して、第87回全国高校野球選手権大会の東東京と西東京大会が行われている。毎年、東京大会で注目するのは、都立勢がどこまで活躍するかという点。これまで西東京からは国立、東東京からは城東と雪谷が出場している。昨年も西東京大会では、国立と昭和の2校が4強に進出した。東東京でも世田谷工(今年統廃合)が8強入りしている。甲子園の展望記事を載せている高校野球雑誌などを参考にしながら、今年の有力校を追ってみたい。

まず東東京は江戸川が雑誌3誌に紹介されていた。春の東京大会で桜美林、国学院久我山といった私立強豪に勝ち16強入り。夏のシード校となった。城東、雪谷の甲子園出場組や部員数90人の文京には2誌が紹介していた。文京は昨夏3勝した実績もある。

西東京は、部員数79人で昨夏2勝の府中工を3誌が紹介している。また西東京の第5シードとなった大泉、西東京大会出場校で最多部員数111人の大所帯である保谷、同じく108人の日野、まとまりが評価された清瀬を2誌が紹介している。保谷は1999年に城東を甲子園に導いた有馬信夫監督が指導している。

西東京は昨夏代表の日大三が頭一つ抜けている印象だが、夏の高校野球はトーナメント方式だけに何が起きるか分からない。もっとも今春の東京大会では東東京勢で4強入りしたのは国士舘のみ。これまで3度、都立勢が甲子園行きを達成していることを考えると、春に実績を残した江戸川に期待したほうが良いかもしれない。

都立高の球児たちよ、光り輝けるように頑張りなさい。