来季のパリーグプレーオフ、第2ステージ1位チームに無条件の1勝。日程的な「アドバンテージ」も与えて

2005-11-22 01:57:57 | Weblog
プロ野球パリーグのプレーオフは、来季から第2ステージでレギュラーシーズンの1位チームに無条件で1勝を与えて行われることに決まった。

レギュラーシーズンの上位3位チームによるプレーオフは昨季から始まったが、レギュラーシーズン1位のホークスが、2季連続最終戦で敗れる結果に終わり、シーズン1位に満足なプラスのないまま行われている現状に不満の声が挙がっていた。

確かにいくら本拠ですべての試合を開催できるといっても、第1ステージを勝ち上がったチームには勢いがある。そのチーム相手に何のアドバンテージもないまま試合が行われるのではシーズン1位になった意味がない。今回の決定には賛成だ。

そして第2ステージの第3、4戦のホーム開催権を第1ステージ勝者に与えるのも賛成だ。すべての試合をホームで行うという利点を与えるよりも、むしろ第1ステージ第3戦予定日の翌日に、第2ステージの開幕をするべきだ。当然、最終戦まで戦えば第1ステージを勝ち上がっても投手のローテーションで苦しいから2戦でケリをつける必要が出てくる。第1ステージチームにホーム開催権を与えるけれど、シーズン1位に日程的な面での「アドバンテージ」も与えるべきだ。

ちなみに昨年(04年)は第1ステージ第3戦が行われたのが10月3日、第2ステージ開幕は10月6日。2日も休養が与えられた。2日もあれば、それなりに立て直せる。ぜひ来季のプレーオフ日程を決める際には考慮して欲しい。