こちら噂の情報局

酒のツマミになる話題をセッセセッセ。独断偏見は”味付け”です※文中の敬称は略。

松井8番DH 黒田は4日デビュー

2008-03-31 | 日記

松井の野球人生ではじめての「8番打者」だろう。

石川・星稜高校時代は入学して、いきなり4番。グラウンドを狭し、とホームランを量産。県下はおろか、星稜にゴジラ現る と評判になった。その後は、甲子園での特大アーチなど、スラッガーの名を欲しいままに野球人生を歩んだ。

06年には左手首骨折。昨年はヒザの手術、とさすがの怪物ゴジラもケガには勝てない。もっとも理解してくれていたトーリ監督もヤンキースを去り、ドジャース監督に就任した。人生の節目というものはあるものだ。

松井は今季活躍しなければ、ヤンキースを追われるだろう。日本で50本を放った松井が、メジャーでは最高31本塁打。あのボンズが「メジャーでは25本がせいぜいだろう」とメジャー入り前に看破した。一流の目はやはりバカに出来ない。

さて、今年は黒田博樹11億7000万円でドジャース入り、福留孝介12億円でカブス入りするなど大物がガッポリもらってメジャー入りした。

黒田は4月4日にパドレス戦デビュー。福留もカブス本拠でデビューする。

桑田が引退したが今年は19人がアメリカ本土でプレーする。

◎ルーキーイヤーは5人

福留孝介 30歳 中日⇒カブス 12億円 PL(出身鹿児島)

黒田博樹 33歳 広島⇒ドジャース 11億7000万円 上宮(大阪)

小林雅英 33歳 ロッテ⇒インディアンス 3億円 都留高(山梨)

薮田安彦 34歳 ロッテ⇒ロイヤルズ 3億円 上宮(大阪)

福盛和男 31歳 楽天⇒レンジャーズ 1.5億円 延岡学園(宮崎)

◎8年目のイチローを筆頭に後は

イチロー 34歳 オリックス⇒マリナーズ 18億円(8年目) 名電高(愛知)

松井秀喜 33歳 巨人⇒ヤンキース 13億円(6年目) 星稜(石川)

松井稼頭央32歳 西武⇒メッツなどを経てアストロズ(5年目)5.5億円 PL(大阪)

田口壮 38歳 オリックス⇒カージナルス、フィリーズ(7年目)0.9億 西宮南(兵庫)

井口資仁33歳ダイエー⇒Wソックスなどパドレス(4年目)3.8億国学院久我山(東京)

城島健司31歳 ダイエー⇒マリナーズ(3年目)5億円 別府大付(長崎)

岩村明憲29歳 ヤクルト⇒レイズ(2年目)2.5億円 宇和島東(愛媛)

松坂大輔27歳 西武⇒レッドソックス(2年目)8億円 横浜(神奈川)

斎藤隆36歳 横浜⇒ドジャース(3年目)2億円 東北(宮城)

岡島秀樹32歳 日本ハム⇒レッドソックス(2年目)1.2億円 東山(京都)

井川慶28歳 阪神⇒ヤンキース(2年目)4億円 水戸商(茨城)

野茂英雄39歳 近鉄⇒ドジャースなどを経てロイヤルズ(14年目)?成城工(大阪)

大家友和32歳 横浜⇒数球団を経てホワイトソックス(10年目)?京都成章(京都)

藪恵壱39歳 阪神⇒ジャイアンツ(4年目)メジャー昇格 新宮(和歌山)

このうち何人が活躍してくれるだろうか。

 

 

 

 


巨人3連敗阪神3連勝

2008-03-31 | 日記

なめたらあかん。

プロ野球と名がつく限り、レベルは同じ、と考えて戦わないといけない。

巨人の開幕投手は高橋尚。確かに昨年の稼ぎ頭。だが、今年は上原をストッパーから先発に再転向させた。「今年は上原中心に行く」と言っていたはず。

フタを明けてみれば、上原は次の中日戦。手ごわいから上原を持ってくる。

しかし、「俺たちはなめられた」と倍以上のエネルギーになったヤクルトナインの心を読めなかった原監督の甘さが出た。

どこのチームに勝っても1勝は1勝なのだ。悪くても「今のヤクルトなら、負け越すことはない」と踏んでいたのだろう。

ライオンはヒツジでもヤギでも、攻撃するときは全力で追う。なめたら、逃げられる。逃げられたら、餓死するしかないからだ。

【NEWS引用】28日放送のプロ野球の巨人戦開幕試合(対ヤクルト、フジテレビ)の視聴率は11%(関東地区)だった。午後7時以降の放送では、記録が残っている63年以降の巨人戦開幕試合では過去最低。

大阪では地上波どころか、BSでも巨人戦の中継はない。フジ739という有料放送でしかない。絶大な人気を誇った巨人が12球団のうちの一つに過ぎなくなった。いいことだ。

巨人の視聴率が下がったから、プロ野球人気に陰りが出てきたというのは間違い。メジャーに人材が流出したから、低迷に拍車をかけた、というのも間違っている。

セ、パとも昨年の観客動員は増えている。

元日ハムの岩本氏がテレビ番組で言っていた。「昔は北海道といえば巨人戦の中継しかなかった。当然、巨人ファンが多く、ハムが北海道に進出したときは、ほとんど認知されていなかった。しかし、今や開幕3連戦で10万人を動員してます。地域に根ざしたプロ野球人気は企業努力の一環なのです。時代は変わりました」

巨人関係者はこの言葉をどう考える。「巨人さえよければいい」ラミレス、クラジンガーの投打の主役を金に物言わせ獲得。あげくヤクルトの闘志に火をつけた。

パがなぜ、人気が出てきたか。6球団のチーム力が均衡してきたからだ。王監督の言う「6強です」は言いえて妙だ。北海道札幌=日ハム、宮城仙台=楽天、千葉幕張=ロッテ、埼玉所沢=西武、大阪=オリックス、福岡=ソフトバンク

地域に根ざしていないのはオリックスぐらい。

勝負をなめた原巨人のツケは大きくて重い。

ヤクルト6-3巨人 ヤクルト6-2巨人、ヤクルト10-2巨人。大砲ぞろいの巨人の決定力のなさは、岡田ジャパンノサッカー並みだ。阪神が赤星、平野の1,2番の速攻が大砲を生かす。

野球は、とはいわない。組織とは1番から9番まで同じような役目をそろえれば機能しない。南海の大エース別所毅彦、球界の大エース金田正一、安打製造機張本勲、広島の主砲・江藤智、西武の大砲・清原和博・・・・巨人は昔から何も学習していない。マンモスや恐竜は巨大になり過ぎて絶滅してしまった。

巨人は今や「絶滅危惧種」ではないか。


理想の上司って?

2008-03-28 | 日記

職場の上司は自分で選べない。

親も選べない。

嫁は選べる。選べるから、いいというものでもない。そのときは「理想の嫁」なのだから。とかく、人の世は難しい。

保険会社が今年も「理想の上司」アンケートを新社会人からとって、発表した。対象は男女1065人。3年連続で前ヤクルト監督の古田敦也がトップ当選した。プロ野球騒動のときの陣頭指揮が、いまだに残っているのか。それに加え、どらえもんののび太似の顔も、女性に安心できるのか。上司というより、兄貴分といって、いいものではないか。

現代っ子は、少子化の中で、可愛がられ、叱られることが少ない。それと兄弟が少ないので、兄貴分(姉貴分)を求めてはいないか。2位の所ジョージも余り怒りそうな雰囲気ではない。3位の星野仙一日本代表監督、王貞治(10位)以外はタモリ(4位)、イチロー(5位)、関根勤(6位)、阿部寛(7位)、堤真一(7位)、東国原英夫(9位)らは昔のオヤジ的感じではなく、やさしくて兄貴分的な人ばかりだ。

【資料】男子10位以下は北野武、明石家さんま、福山雅治、高田純次、唐沢寿明、落合博満、三谷幸喜の順。女性は①篠原涼子②仲間由紀恵③黒木瞳④久本雅美⑤真矢みき⑥菅野美穂⑦和田アキ子⑧天海祐希⑨藤原紀香⑩松下由樹


横山やすしの娘がエステ開業

2008-03-28 | 日記

通勤の車窓からは、桜が咲き始めた木々が流れていく。所によっては、満開の風情も見える。

桑田引退に関するコメントで楽天・野村克也監督がいい事を言った。

「どんな人も 時代と齢に勝つことは出来ない」

時は貴賎を問わず 平等に流れる。だからこそ、歴史上の権力者は「不老長寿」のクスリを手に入れようと、小説になり伝説になり逸話が生まれる。

さて、奇才横山やすしの娘・木村光さん(27)が、大阪・摂津市の自宅にエステサロンを開業した。舞台女優と漫才を目指していた光さん。

暴れん坊やすしが、唯一言うことを聞いた愛娘も、もう27歳。

大助・花子の一座に加わり、舞台女優をしたり、花子の長女と漫才コンビを組んだものの、いまひとつ花開かなかった。

素直でいい性格なので、破天荒なオヤジの行状にもかかわらず、吉本関係者は光さんを見守ってきた。

漫才をあきらめたわけではないだろうが、また、新たな道を歩み始めた「2世」。

「一番にならんかい、えー?頭取れ!トップになれ!」天国でやっさんが、わめき散らしているだろう。


引退した桑田と清原の友情のぞいた

2008-03-27 | 日記

『友達がいない」「誰でもいいから殺したかった」

人間関係が暗くよどんだ世相を映し出す茨城・土浦とJR岡山駅での殺人事件。どうしようもない、暗澹とする中でスポーツの世界にさわやかさを求めたくなる。

メジャー挑戦中の桑田の引退発表では、まったく別世界のほのぼのした友情がのぞいた。

KKといえば、清原。自身も左ひざのリハビリで苦闘しながら、桑田のメジャー挑戦を応援していた。桑田自身が明らかにした。「アメリカでは桜を見れないやろう。コブクロの「桜」でも聴いてくれ」そんな趣旨の手紙とCDを清原が送っていた。

清原と桑田は周知の通り、PL時代からの両雄。歯車が狂いだしたのは巨人と桑田の密約騒動だった。早大に行くと公言していた桑田。絶対に巨人に入りたい、と言っていた清原。王巨人は清原より桑田を選択した。PLのグラウンドで汗と泥で友情を育んできた二人に、汚れた大人の社会に翻弄されて深い溝が出来た瞬間だ。

しかし、お互いの力量を尊敬しあう二人は年月を経て、違う道を歩み、成功と挫折を経験しながら、互いに徐々に溝を埋めていく。青春時代に育んだ心の絆まで、商売に満ち満ちた社会は断ち切ることを出来なかった。

投げる不動産、金に汚いホクロ男、など、数々のスキャンダルにまみれた桑田の淡々としたインタビュー態度には、16歳からマスコミ注視の中で、山や谷を数々越えてきた重みが感じられた。

少し見直した。

オリックス・清原和博「野球に対する姿勢が素晴らしかったからこそ長くプレーできたと思う。ああいう投手は出てこないだろう。(PL時代の思い出は)1年生ながらもレギュラーに抜てきされ、上級生の重圧を感じながらも優勝に貢献できたことが大きい。巨人をああいう形で退団して、背番号18を背負ってメジャーに上がった。心の整理がつかない。桑田の存在が僕を磨き上げてくれた。いろんな人と対戦したけれど、心の中のエースは桑田。いま声をかけるとすれば、おまえ最高にかっこ良かったぞと言ってあげたい。」

 


ゴジラ結婚と桑田電撃引退

2008-03-27 | 日記

「松井結婚」「桑田引退告白」-プロ野球選手のビッグニュースが2つとも、海の向こうから飛び込んできた。

松井の突然の結婚話。すでに双方の両親とも紹介されているそうだから、よくぞバレなかったことだ。以下は松井がファンにあてた結婚報告。

【資料】ファンの皆様 いつも日本から心温まるご声援をいただきまして誠にありがとうございます。突然のことで申し訳ありませんが、皆様にご報告させていただきたいことがございます。この度、私、松井秀喜は結婚することになりました。相手の方は現在25歳の元会社員で一般の女性です。今後の人生を彼女とともに歩んでいくことに決めました。詳細につきましては、またあらためて皆様の前で、私自身の言葉でご説明させていただきたいと考えております。今シーズンも今まで以上のプレーをファンの皆様にお見せできるように頑張ります。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

ファンに律儀な松井らしい手紙だ。日本時間の今夜、現地で記者会見をする、という。周囲にもAVマニアを隠さず、取材陣にオープンな松井らしい対応。今回も本人は公平に明らかにしたかったのだろうが、松井とともに渡米したヤンキース広報・広岡氏の弟がサンスポ記者をしている関係で、スクープに持ち込んだと見られる。

長嶋茂雄は西村亜希子さんとの結婚を親しい報知記者に明かしたスクープで明らかになったが、王の結婚は「公平に報道して欲しい」と自ら発表した。

めでたい報道は誰よりも先に、悲しい報道は慎重に。

しかし、めでたい報道でも、有名人の結婚報道には結構難しいことがある。それは、それまで交際していた人間を「整理」してから、発表したい、との当事者の意向が多いからだ。整理する前に報道されると、結婚詐欺だ、婚約不履行だ、慰謝料だ、と問題が起きる可能性がある。

【NEWS引用】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)が近く結婚することが26日、分かった。お相手は25歳の元OL。27日朝(日本時間27日夜)、キャンプ地の米フロリダ州タンパで記者会見し、今後の生活などについて自ら話す予定だが、結婚後はニューヨークの自宅で新生活を始めるという。


センバツ1-0完封もう3試合

2008-03-26 | 日記

野球のゲームで究極の接戦は1-0の完封。投手にとって、最高の完封劇だ。

味方の1点を死守する。見てる方もプレーをする方もシビレル展開なのだ。

それがセンバツ5日目トータル16試合のうち6試合が完封試合。

1日目 安房2-0城北

2日目 聖望学園2-0小松島

3日目 千葉経済大3-0興譲館

4日目 八頭1-0宇都宮南

5日目 華陵1-0慶応。沖縄尚学1-0聖光学院    

いい投手がそろってるのか?それとも打線がふがいなく、サッカー並みの決定打不足なのか?

センバツの初戦と言うのは、得てして、一冬越えた最初の公式戦であり、大観衆の中でのゲームなので、緊張したり、くじ運で実力差のある組み合わせが、ワンサイドゲームなるケースがこれまで多かった。

だが、今年のセンバツは違う。

プロ野球のスカウトらは口をそろえて「今年は目玉(選手)がいなくて、それほど面白みがない」

田中のマー君や由規やダルビッシュがいるわけではない。

ところが、試合は投手優先のゲーム展開が今までのところ目立つ。

 


相変わらずの松坂もメジャーはやっぱりエエ

2008-03-26 | 日記

ウグイスがホーホケキョ と鳴き始めた。

ウグイスも最初の頃は うまく鳴けない。徐々に皆が知っている鳴き方になる。練習をしているのか?毎年不思議に思う。また、最初の頃は、木の上ではなく木々の下の方を伝い飛びするように、移動する。

春到来。といえば、やはり野球。

松坂大輔が先発した開幕メジャー戦、レッドソックスVSアスレチックス。

結果はレッドソックスが延長10回で6-5の開幕戦勝利。

松坂は5回2安打6K6四球2失点。5番手で投げた岡島は1回1K1四球無失点で白星が転がり込んだ。

何がいいか、といえば、試合中に 鳴り物がないことだ。ドンチャカドンチャカ、難聴になるほどの騒音。ゆっくり、静かに観戦したい人も球場に足を運ぶのが遠のくのでは。

打球音、捕球音、スパイクが砂を噛む音・・・五感にスポーツの素晴らしさを伝える。

パ・リーグの開幕にメジャーをぶつけて けしからん、という輩もいるそうだ。

とんでもない。ファンはバカではない。面白い方を選択するのは勝手だ。そう、思うなら、素晴らしいプレーとファンのための対策を取るべきだ。

また、ドームはどうも、いけない。

商売的には、雨や天候などに左右されず効率的だろう。だが、季節感がない。風に左右されるプレー。熱さ寒さを実感しながら、高度なプレーを見せる。

メジャーの中継を見て 野球はやっぱり、青空の下で 芝生の上で寝転がりながら、見るものだ、と実感する。

松坂、イチロー、黒田、両松井、城島、田口、岡島、岩村、小林雅・・・。日本代表で戦えば文句なしにメダル圏内のメンバーが、米国本土でプレーする。

少年野球をする若者が 年俸10億、20億を稼ぐために切磋琢磨する。夢があっていいではないか。自分の体と、人に負けない努力だけで、世界に挑戦できる。

甲子園の近くの公園で先ごろ、60代の人と孫らしい子供とキャッチボールをしていた。横では若者が草野球に興じていた。昔は当たり前の光景でも、今では本当に珍しい。「公園でキャッチボールをするのは、公園で遊ぶ人たちの迷惑です」そんな掲示板が悲しい。

学校の授業にも、危険だから、怪我してはいけないから、と野球(ソフトボール)などはなくなった、と聞く。

校内の体育テストで小学校の4年のとき、ソフトボール投げで40メートルの距離を出して学校一になった。ソフトの試合で校内のプールに放り込むホームランで優勝した。だれもプールに放り込めなかった飛距離は鼻高々だった。小さな狭い、井の中の出来事かもしれない。しかし、自分が自信を持つ大きなきっかけだった。昭和33年。長嶋がプロデビューした年だった。

素晴らしいかな、ベースボール。


龍馬が泣くぞ!土浦の殺人鬼

2008-03-25 | 日記

茨城・土浦の8人連続殺傷犯・金川真大が中学の卒業アルバムで「我が成する事 我のみぞ知る」と龍馬語録を引用していた。

「(修学旅行で京都に行って)龍馬最後の場所で感動した」と記していた。

意味を取り違えている。残念じゃ。そう、龍馬は嘆いていることだろう。

自分だけが「よければいい」と その語録で言っているわけではない。

「今、やっていることは、大きな事で、目先のことは 批判されるけど、みんなのために、今、いいことをやっている。みんなの幸せをワシは追っているんじゃき」

そういっている。幕閣の勝海舟と交流したり、越前の殿様・春獄と交友したり、時には異人と文化交流し香水やブーツを身につけたり、まるで、日和見主義のような行動をとかく批判された龍馬。

狭い日本で、日本人同士お互いが戦って血を流すほどバカなことはない。仲の悪い薩摩と長州の手を結び、一方で 天皇をかついで、幕府に平和裏に政権を返させる。それが、日本を洗濯致し、列強に立ち向かう 最高のシナリオ。黄金のジパングを求めて押し寄せる英国、米国、オランダなどに対して、一致団結させたのだ。

北辰一刀流の免許を皆伝しながら、生涯 人を切り殺したことはない。銃が手に入っても「専守防衛」のために所持。最終的には「頭で勝負」と欧米の書物を胸にし、五箇条のご誓文を土佐・後藤象二郎に託して、議会制民主主義の道を作った。

そんな平和主義者の思想の源、龍馬語録を 「誰でもいい、誰かを殺したかった」駅前を血に染めた殺人鬼が、その語録を胸に秘めた、とすれば悲しすぎる。


安倍センバツ応援戦略に対する反論の反論

2008-03-25 | 日記

安倍前首相の甲子園応援について、早速、次のような反論が来ました。

 『下商の野球部員と地元下関での初詣でばったり会って言葉を交わした時に、「甲子園に出場した時には応援に行く」という約束を果たしてくれただけです。あなたが言うような理由もあるかもしれませんが憶測で書くのはやめてください』

直接、天下の総理経験者に声かけてもらって、感激しない人はいません。反論の主の人が直接聞かれたのか、どうか、反論のコメントだけでは定かではありません。

しかし、母校でもない、まして、野球部OBでもない政権中枢の人物が、暫定税率問題、年金問題、日銀総裁問題、拉致家族問題など、国民の暮らしに関わる重要な案件が山積するときに 例え日曜日であっても、夫婦そろって、アルプス席にやってきますか?取材が殺到するのは目に見えている。なるほど、 父・安倍晋太郎は地元山口高校OBで、センバツ主催の毎日新聞の記者(社会部ー政治部)だった関係で、毎日上層部とは、それなりの縁はある。

本人は?というと山口県の高校とはまったく関係なく、成蹊学園で小中高大とエスカレーター方式で進学。高校時代は地理クラブ、大学はアーチェリーと野球とは無関係もいいところ。

それなら、道端か、学校訪問したときか、は知らないけれど、どこで約束したのでしょう。応援する必然性はないのでは、ないか。憶測としても、今年中の総選挙は間違いなく、きな臭さは拭えない。

中途で政権を放り出し、拉致問題も、どうなったか?年金問題も「一人も取り残さずやる」といった人物が、次期総選挙での当選は、不安で不安で仕方ない、はず。なりふり構わず、NHKの全国放送網に乗っかった風にしか当方には見えません。

個人的に好きか、どうか?ではありません。あまりに唐突に感じたことと、橋下知事ではないが「政権中枢」にいる限り「24時間365日」公務で難問山積の一つ一つを片付けるべきだ、と感じるからです。 

次のような意見ももらいました。

『落球の時の様子も憶測ですよね?ドライブのかかった打球は沈んで行くんです。高々と手を上げようとしたなんて行(言)ってましたか?』

誤解のないように言っておきますが、下商・竹野内選手を非難しているわけではない。むしろ、今後の人生の糧にして欲しい。そんなエールを送りたかったものです。

本人が「高々と手を上げようと思った」と言ったか、という反論ですが、逆に聞きたい。当方も野球をしていたからわかります。重大な落球をした後に、そんなことを言うでしょうか?「ああして、取ったらよかった」「こうしたらよかった」後悔のキャッチングで頭の中は真っ白でしょう。

あのシーン。2死二塁。2発の本塁打で同点にした直後。ドライブがかかっていたか、どうか。風がライトからレフトへ吹いていました。そんなにライナー性の打球でもなかった。確かにグラブの出し方は難しかったかもしれないけれど、ワンヒットでサヨナラ負けの場面で、打球が飛んできた瞬間「よし、やった!」と大事にキャッチしにいった、いわゆる拝み捕りしようとしても不思議ではない。そのようにネット裏から見えました。もちろん、テレビでも、そのシーンは繰り返し見ました。

下商の関係者の人なら、しばらくして、本人に聞いていただけますか?まさに憶測ですが、心情を聞いてもらいたい。

ちなみにPL-都城戦でサヨナラ落球した選手は、夏の甲子園で本塁打を放って屈辱を晴らしています。ミスして大きくなれるのは青春の証です。本人はたちぜひ、頑張って練習に励んでもらいたい。

プロ野球の某スカウト部長はネット裏で「あの選手、守備センスのいい子なのに。それが・・・ね。甲子園は怖い」と残念そうだった。


選抜も利用する安倍前首相総選挙の戦略

2008-03-24 | 日記

母校でもないのに、突然センバツ第2日の下関商の応援に現れた安倍前首相。突然、仕事を投げ出した首相は「突然」が好きそうだが、裏は違うだろう。

衆院総選挙が近いとの思惑があるはず。ひょっとしたら、落選の憂き目に会う危機感を安倍は感じているのだろう。そうでなければ、さしたる意味もなく,甲子園には来ない。まして、野球好き、とは小泉ほど聞いていない。ただただ選挙区山口だけで県民の関心を買うだけで、甲子園にやってきた。

ちょうど、当方もリニューアルした甲子園見たさに観戦していた。

座席も少し広くなったように感じたし、銀さんの柱も少し減ったようで、上から観戦するのに見やすくなったか?と。そんな感じで履正社と下関商を知人と見ていた。

高校野球らしい試合で、9回攻防を残して地元大阪の履正社が2-0でリード。9回最後の下関商が2発の本塁打で一気に同点。日曜とあって、満員の観衆がエイキサイトした。面白い試合は一転した。悲鳴が上がった。

下関商のセンターが9回裏2死二塁、履正社の8番・仮谷が放った中飛をポロリ落球。そのまま、サヨナラゲームになった。当然、落球の主・竹野内は立ち上がれない。拝むようにグローブを差し出したように見えた。上向きにすくうように取れば問題なかった。ガッチリとって、「延長で決着するぞ」とグローブを高々と上げるシーンを描きながら、グローブを拝むように出したところ、土手(手のひら部分)に当てて無常にも芝生の上で白球が弾んだ。

サヨナラ落球。84年にKKを擁したPLが宮崎・都城の外野手が落球して1-0のサヨナラ勝ち。それ以来ではないか?

落球した竹之内選手、これからの野球部のOB会で 一生酒の肴にされることだろう。今は家族ともどもつらいだろう。

だが、これで「命がなくなるわけではない」

忘れられない思い出にはなるが、これこそが一生懸命にした証であり、青春なのだ。甲子園にきたからこそ、そんな場面に遭遇出来たのだ。

下関商は中国大会で4試合中3試合でサヨナラ勝ちしている。

皮肉である。しかし、いいときも悪いときもある。人生と同じ。サヨナラ勝ちした相手の気持ちも、よーく、わかっただろう。最後の夏ではなく、春だったのも幸い。やり返す糧が出来たではないか。竹野内中堅手。ショボンとするか、なにくそと思うか。青春の分岐点だ。

「まだ夏があるぞ!」スタンドの拍手が素晴らしい。

【NEWS引用】安倍晋三前首相が昭恵夫人とともに、一塁側アルプス席から
地元選挙区にある下関商を応援した。甲子園に来るのは初めてという前首相がスタンドに現れると周囲からどよめきが起こった。下関商は九回に2本塁打で 追いついたが延長の末にサヨナラ負け。前首相は主催者を通じ「テレビで何回も見ていますが、応援席に座って観戦というのは感激します。惜敗でみんな泣いていましたが、選手たちの人生にとっても良い思い出になったと思います」とコメントした。


シナリオ通り朝青龍復活V

2008-03-24 | 日記

2場所連続横綱相星決戦。2敗同士で朝青龍と白鵬が、結びの一番でぶつかり、あっさり4場所ぶり22度目の優勝を朝青龍が飾った。

実は知人と場所が始まる前から 朝青龍の優勝を確信していることを話していた。

自慢しているわけではない。相撲は栃若時代に、二人よりも吉葉山という弱い人形のような横綱のファンだった。柏鵬時代は、強い大鵬の磐石相撲よりも ツッパリ剛直一本気な柏戸のファンだった。あのころに八百長があったのか、どうか、知らない。

しかし、少なくとも猛稽古をしたものが、生き残った末の相撲の活況があったはず。

ところが、今、稽古をしない横綱、相撲の基本(礼儀作法、所作、振る舞い)などが、出来上がらない力士がトップを占める。4大関(魁皇、千代大海、琴欧州、琴光喜)は休場した琴欧州を除き、すべて8勝7敗。琴欧州など、不振の原因は、出世が早すぎて相撲の基本が出来ていないから、だと、今頃指摘される始末。

それなら、基本が出来ていない力士がなぜ、大関という地位にまで上り詰められたか?ということだ。レベルが下がったとしかいえないのではないか?

欧米やモンゴルから来て、数年で上位まで登りつめる。

04年から足掛け5年、この春場所まで25場所のうち、日本人力士の優勝は04年秋に魁皇、06年初場所に栃東がしただけ。朝青龍18回、白鵬5回と二人で分けている。情けない状況なのだ。

なぜ、今場所、朝青龍の優勝を予想したか?

この初夏には、朝青龍の肝いりでモンゴル場所が開催されるからだ。

白鵬が4連覇して、朝青龍の時代が終わっては、盛り上がらない。

ただ、白鵬が途中で負けて、朝青龍の独走では、相撲人気が陰りを見せる。ヒールだけではスポーツエンタメは盛り上がらない。どうしても、ライバル物語を作らないといけない。

12日目 白鵬は白星を譲って千代大海の勝ち越しを献上した。先場所の借りを返したのだろう。しかし、同じ12日目、朝青龍が勝てば、この時点で2差となり、優勝は14日目で決まってしまう。負けるはずのない琴奨菊(明徳の後輩)に黒星。横綱の相星決戦を演出。この時点で、もう、朝青龍が優勝することはシナリオ通りなのである。朝青龍の元後援会長(少女買春で逮捕歴の四国の材木商)の娘が白鵬の嫁。モンゴル利権といい、黒い闇の世界とのつながりといい、勘繰られても仕方ない流れがある。

「大関基準」なるものを作るべきだ。

昇進するときは前3場所通算32勝以上とか、言うのに昇進した途端、8勝して勝ち越せば「ほっ」と一安心。大関は横綱という「位」が出来る前は最高位だったことを忘れてはならない。また、大関は横綱を狙う逸材でなければ 面白くない。

ボクシングでいえば世界ランク1位の王者への挑戦者なのだ。

【引用】横審・海老沢勝二委員長「大関陣が優勝争いに絡まない相撲は面白くない」大関・琴光喜「今日は勝ち越しの余韻を楽しみたい」。

辛うじてカド番を脱出した千代大海「優勝は厳しいけどいつもこれが最後だと思って頑張るようにしたい」

北の湖理事長「大関の責任の重さを考えてほしい」。

琴欧洲が休場し、これで夏場所は4場所連続でカド番大関が出る。青白時代の熱狂に埋もれる大関。カド番制度見直しなど抜本的構造改革が必要だ。


 


モンゴル利権が蝕む朝青龍、白鵬デキレース

2008-03-21 | 日記

春場所は荒れる場所といわれる。

何のことはない。
タニマチが大盤振る舞いするだけの話。
力士は1日一番、数分の勝負だけ。
後は、ミナミやキタの新地でタニマチに連れられ女、酒、バクチ。

その昔、旭道山(後に公明党から参院議員)という美男力士がいた。
奄美出身の筋肉質な力士で、決して大きくはないが、スピードとパワーあふれつ好力士だった。
その力士が時折、ふと漏らした。
「稽古したいのに、夜になると連れ回されるんですよ。何とか、ならないものでしょうか」
ちょうど十両昇進後、間もない頃で、力をつけるときだった。

タニマチは、大阪の谷町筋に角界のスポンサーが多かった頃についた名前といわれる。
旭道山所属の大島部屋(元大関・旭国)は、いち早くモンゴル力士を入門させた部屋。
そのモンゴル力士の頂点が朝青龍。
何かとタニマチに問題がある。
週刊文春でもモンゴル利権で叩かれている。
違法地上げ事件でにぎわせているのが、「スルガコーポレーション」(岩田一男会長)。
スルガが地上げを依頼した光誉(朝治博社長=59)は、故宅見勝組長と親しく、その関係で同組2代目入江禎山口組総本部長とつながる。
そのスルガはモンゴル利権に乗り出しているといわれ、その看板に朝青龍を担いでいる。
ウランバートルで「フォーシーズンズ・ガーデン」という巨大マンション、学校、病院などのビッグプロジェクトを仕掛けている。

朝青龍がたびたび、モンゴルに帰るのも、モンゴル場所を相撲協会の許可も得ず、進めていたのも、全部スルガがらみなのだ。
それを知った北の湖理事長が激怒した、
との話も伝わる実にきな臭い話しなのだ。
そのためには、今場所、ぜひとも朝青龍と白鵬の横綱決戦で、モンゴル場所に弾みをつけたい。
白鵬が負ければ、朝青龍が負ける。
なんとも、うまく出来ているのではないか。
ちなみに光誉という会社は、元大関・若島津(歌手・高田みずえ夫人)のタニマチ。
大阪・東住吉区針中野の宿舎ビル(針中野光誉マンション)にでかい「光誉」の看板がある。
興行の世界と闇の世界。
つながりは、きれいごとではなく深いものがある。
それが、八百長につながらないことを祈るばかりだ。


火星に塩、土星に海

2008-03-21 | 日記

夢広がるニュースだ。

偽装ばやりで、地上の出来事にあきれるばかりだが、宇宙ステーションで土井隆雄さんが、ブーメランを飛ばしている話にはほっとする。

「宇宙で食べられる食品をもっと、開発しますよ」と土井さんと交信する福田首相の間抜け面が映るものいい。日銀総裁、北朝鮮拉致問題、年金問題、暫定税率問題、何一つ解決しないお飾り総理大臣も、宇宙からすると何か、ちっぽけな騒動に過ぎない、と思えてくる。

だが、深く考えれば 宇宙でフワフワ浮遊している間に何百万人というアフリカの人らが、欧米諸国の利益追求の犠牲で 餓死している現実もアル。宇宙開発に数千億、数兆円を費やすなら、どんな人数の餓死者を助けられるだろうか?

人間社会の不条理。

野暮は言うまい。地球のほかに生命体がいるのは間違いないだろう。何億、何兆の無数の星があるわけだから、その広い宇宙に地球だけに生命体がある,

と思う方が不思議だ。

そんな中に、夢のある一報が見られた。

【NEWS引用】米航空宇宙局(NASA)は20日、米欧共同の土星探査機カッシーニによる観測を基に土星の衛星タイタンの地下に水とアンモニアでできた広大な海が存在する可能性がある の分析結果を明らかにした。生命の源である海の存在が確認されれば、地球外生命の探査計画に弾みが付く。タイタンの海は、氷に覆われた地表から約100キロの地下に広がって いると推定。ただ、海の存在はこれまでの観測結果から引き出した推論であり、直接的な証拠が見つかったわけではない。

【NEWS引用2】NASAは20日、火星探査機マーズ・オデッセイの得た観測データの分析結果から、火星の地表に塩分が存在する証拠を突き止めた。塩分の発見は、火星にかつて潤沢な水があったことを物語り、生命が存在した可能性を示す新たな補強材料になる。

 

 

 


犬だってガン再発する

2008-03-21 | 日記

いつも便りのくれるマグロの船長さんからクエ騒動で情報をくれた。「アブラボウズはペルー沖では大きいもので15キロ位のが揚がる時が有る。(報道された)ミッドウェイ沖の魚場と言う事は遠洋鮪船がら流れた物と思う、100円200円で仕入れた物を偽装して高値で売るとは許せん」

わからなければ、金儲けのためなら、何をしてもいい。そんな風潮が出てきたのは、いつの日からか?少なくとも徳川時代や豊臣時代の歴史小説には、なかったような気がするし、明治の若き行く付記のある時代にはなかったような気がする。時代考証したわけではないが、少なくとも、金儲けのために、弱い市民をだます行為は恥としていたような気がする。恥の文化があったと思う。

大阪の人間は、よく笑い話で、その昔「新世界の肉は犬の肉や」とか、「蓬莱のぶたまんは犬か猫の肉や」と冗談を言い合ったことがある。ちょっと前も「マクドのハンバーグは、ミミズのミンチ」なんて、うわさが流れたことがある。

それが現実に「ミートホープ社の偽装ミンチ肉」が何年にもわたって出荷されていたのだから、すべての食品に疑いをかけられても仕方ない世の中になってしまった。

食べる方には、食材までイチイチ調べることはない。「信用」「信頼」はあっても、「疑い」など、これっぽちもなかった。

やくざがラーメンに「おい、ゴキブリが入っていたぞ」と食堂を脅かすシーンは、今では古典的ギャグにさえなっている。「おい、ギョーザに農薬が入ってるぞ」では笑いはとれない。

肉のかたまり、といえば、19日に、がん摘出再手術した愛犬が一日入院して昨夜帰宅した。右腰部にがん再発。大人のこぶし大、赤ん坊のこぶし大、それぞれ一つずつ摘出(写真)した。昨年4月にも、赤ん坊の頭部大のでかい腫瘍を摘出した我が家の犬シーズ。生まれて14年。目も見えず、耳も遠く、歯は歯槽膿漏でウミが出て、顔の皮膚が腐り、今回ついでに手術した。締めて10万円なり。「保犬」効かないから、フトコロはいたい。まるでゾンビ。

痛々しい。しかし、つらい表情は見せず(犬がどんな表情できる?)食欲もあるので、女房ともども 一息ついている。