ついに検察は控訴をあきらめた。
世論の後押しにメンツも限界だったろう。
元プロボクサー袴田巌の再審無罪が確定した。
元プロボクサー袴田巌の再審無罪が確定した。
静岡地裁の判決(9月26日)を最高検は8日17時、「控訴しない」と発表。
リングではなく牢獄につながれ、無罪を訴えて59年目の秋。
リングではなく牢獄につながれ、無罪を訴えて59年目の秋。
袴田はすでに米寿88歳。
47年のムショ暮らしで拘禁症になっている。
何という生殺し人生を国家権力は強いたのか。
保証金は最大2億円ともいわれる。
けれど残りの人生に何の足しになるのか?
91歳になる3つ上の姉・ひで子 の献身にも頭が下がる。
輪島功一、セレス小林ら世界チャンプが支援。
プロボクシング界の応援も実った。
それでも、KO勝ちではない。
プロボクシング界の応援も実った。
それでも、KO勝ちではない。
犯人はどこかにいる。
元プロボクサーの判定勝ちが虚しい。
元プロボクサーの判定勝ちが虚しい。
10年前の過去ブログ「獄中48年 残酷過ぎる元プロボクサー 元裁判官が衝撃の上申書(↓URLクリック)
【袴田事件】66年8月、静岡・清水市のみそ製造会社専務宅が全焼。火災現場から長女を除く一家4人の他殺体を発見。住み込み従業員だった元プロボクサー袴田巌(当時30)を逮捕。袴田は19日間無罪を訴えたが、1日10時間以上に及ぶ取り調べに耐えきれず自白。公判中も無罪を訴え続けたが80年11月、死刑が確定。14年3月、再審決定。24年9月、静岡地裁が無罪判決。24年10月、最国検が控訴断念で無罪確定。
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