山本リンダじゃないが、メジャー困っちゃう!
侍ジャパン主砲の柳田悠岐がどうにも止まらない。
2試合連続2ランを左中間に放り込んだ。
不振の山川に変わって4番に座った柳田が4打数4安打4打点。
MLBとの初戦で逆転サヨナラ2ランを放ち、MLBベンチを唖然とさせたパワーが炸裂。
まさしく大谷翔平がもう1人、侍にいた。
元レッドソックス左腕で現解説者の岡島秀樹が指摘する。
「メジャーの選手は、時差ボケやら、体調が良くなるのは1週間くらいかかる。実戦感覚は1ヵ月以上離れている人ばかり。観光的に日本を楽しんでいる。ケガもしたくないでしょうから」
MLBオールスターとは名ばかり。
誰もが知っているのはモリーナ捕手ぐらい。
野手こそ、ソトやアクーニャ、ホスキンスら20代前半の未来のスーパースター候補生がいる。
だが、投手陣は貧弱。
今季2ケタ勝利の投手は一人もいない。
単独チームならいざ知らず、侍ジャパンは精鋭。
本塁打王、首位打者、盗塁王をそろえている。
この程度の投手なら打てる。
大量17長短12得点は出来すぎにしても、柳田が突出している。
メイズ、スタンミュージアル、ボンズ、リプケン、グリフィーら。
投手だってTシーバー、Rジョンソン、クレメンスら殿堂入り巨星がいtら。
物見遊山だった全米チームの豪打に、ただただ唖然とした身。
侍が大勝するのは嬉しい反面、少し寂しさも感じる。
侍ジャパンでの日米野球は14年以来4年ぶり2回目。
前回の全米チームはアルトゥーヴェ、カノ、ロンゴリアらがいた。
ちなみに前回も序盤戦の全米は時差の影響か3連敗。
うち2試合が零敗の貧打にあえいだ。
侍ジャパンの本塁打は柳田一人。
MLBは2戦で5発。
ツボにはまれば放り込むパワーは秘めている。
柳田、秋山の活躍で本気モードになることを期待する。
◆2014日米野球 侍ジャパン4勝2敗◆
▼第1戦侍ジャパン2-0MLB選抜
▼第2戦侍ジャパン8-4MLB選抜
▼第3戦侍ジャパン4-0MLB選抜
▼第4戦侍ジャパン1-6MLB選抜
▼第5戦侍ジャパン1-3MLB選抜
▼第6戦侍ジャパン6-4MLB選抜
◆2018日米野球 侍ジャパン2勝◆
侍ジャパン 7-6MLB選抜
侍ジャパン12-6MLB選抜
▼柳田悠岐「本当、今日はいい1日になりました。思いっきり、ボールをしばいたろうと思って。もうリラックス、リラックスです!」
素晴らしい選手だ
▼マッティングリー監督「いいスイングをする素晴らしい選手だ。今日は左中間。センターに打ち返そうというところが優れた選手。こちらにとってみれば危険なタイプの選手。どこかしらに穴があると思うので、弱点を突く攻め方をしないといけない」
日本の打者のイメージがひっくり返った
▼全米リアルミュート捕手(マーリンズ)「あのパワーは、ちょっとビックリだ。今のところ穴がまったく見つからない。今まで持っていた日本人打者のイメージをひっくり返すタイプだ。豪快さだけでなくて、しっかりボールを捉える技術もある。見ていて楽しくなるバッターだよね。フォロースイングは大きいが、決して雑ではない。大谷との共通点はそこかな?まずはヤナギタの穴を見つけないと。見つかればいいけど(笑)」