白い悪魔と検査台(胃がん検診!)

……ええ、まぁ……昨日……排泄物と血液を保健師にさらし、
少しだけ減った体重と腹囲に若干の喜びを感じながら、

バリウムと発泡剤という
白い悪魔と戦ってまいりました。

結果、参りました(笑)

相変わらずすぐに飲み込めない発泡剤を
涙目で口を押さえながら(げっぷ出したらアウトなので)
なんとかお腹に押し込んで、並々と紙コップに注がれた
バリウムを検査台の上に立ってから飲み込みます。
バリウム自体はそんな嫌な味ではない(私は)ですが、

しかしっ……後のことを考えると途方もなく後ろ向きな気分に(笑)

そんなわけで、お腹のコンディションが最悪の中、
検査台が縦から横にかたむき、寝かされた状態に。そして

『右に2回回ってくださーい、はーいそこでストップ
　左に1回回ってくださーい、はーいそこでストップ
　うつぶせになってー後ろ手で持ち手つかんでーはいそこでストップ』

という悪魔のロンドがスタート。
なんの羞恥プレイなんだッッッ…！
台自体が固ったいスチールの板だから回りにくいことこの上ないのに！
さらに追い討ちで、さらに台が斜め上になったり斜め下になったり、
なんのアトラクションだと思わせるポーズをとらされる。

ホントもうこんな方法しか検査方法ないのか!?
医療技術大国でこんな苦しい羞恥プレイしかないのか!?
……という罵詈雑言が喉から出掛かってるのを抑えて、
うつろな目で受け取ったのは、下剤。

下剤(2回も言うな)

……………。

検査終了後、私とすれちがった同じフロアの人から聞くには、
「ゆーきさん(バリウムで)口真っ白で、何かに取り憑かれたみたいだったよ」
だそうです。死人やないか(笑)

下剤は………半日後に弱い第一波と第二波が来て、そのまま小康状態になり
ともあれお腹はずっと鈍痛で具合悪いままで、今朝方第三波がきてそのまま。
おそらく白い悪魔は体から出て行ったとは思われますが……。

この検査、何歳になるまで続くんだろうか。
おばあちゃんになったらこんなん絶対無理なんだけど(笑)