その1の続きです。
その1で、アレルギー検査は1回だけでは
正確な判断が出来ないと書きました。
先日、獣医さんから新しい情報を聞きました。
2012年の秋に行われた獣医学会で
アレルギー検査は意味がないという意見が出たようです。
アレルギー検査に意味があるというグループと、
意味がないというグループがあったようで、
まだ決着がついていないそうなので、
実際のところ結論は、まだ分かっていません。
関係ないというグループは、大学病院の獣医さんが
多かったようで学会に発表する為に、
色々と研究やデータを集めて話をされているので、
アレルギー検査は意味がないという方が
濃厚ではないかとおっしゃっていました。
人間のアレルギー検査は、血液検査ですぐに●●と●●が
ダメと分かるのに、なぜ犬は分からないのか
納得できなかったので聞いてみました。
(私がアレルギー持ちなので)
人間と犬・猫では免疫反応のスピードが違うので、
アレルギー検査は意味がないという事でした。
例えば、米に反応していると結果が出ても、
米を食べても大丈夫、
鶏肉に反応していなかったのに、
鶏肉を食べたらひどくなるという
症例が多かったそうです。
だったら高いお金をかけて検査をしなくても
いいのではないか?という結論だそうです。
アレルギー検査をするよりも、その1に書いたように
除去食にして自分の目で確かめる方がいいそうです。
ほとんどの項目にひっかかってしまい、
ノイローゼになってしまったお客様を何人も
見てきましたし、検査結果が全然アテにならなかったと
いうお客様も沢山見てきました。
2年かけて除去食をして、穀類アレルギーを
突き止めた人もいます。
私も個人的には、色んな方のお話を聞く限りでは
アレルギー検査はあまり意味がないと思っています。
まずはどの食材から除去しよっかな~という
目安程度に調べるならいいと思います。