1 学校ビオトープを知っていますか。
2 学校ビオトープは、学校にあったほうがいいと思いますか。
3 あなたの学校に(近くの学校)学校ビオトープがありますか。
こんなアンケートをとると、
多くの方が知っていて、あったほうがいいと答えるが、実際には整備されていないという結果が出るだろう。
あくまでも私の憶測でしかない。
では、このような実態は誰が把握しているのか。
20年ほど前、これに近い調査が、千葉県の自然保護課で行われた。
その後そのデーターを基にどのような対策が講じられたかは理解していない。
学校ビオトープは、学校の施設であるから、整備は教育委員会が行う。そして、ビオトープの活用は、現場の教職員にかかっている。
この2つがまったく不十分であることが大きな問題だと考えている。
つぎに、自然保護の立場から環境行政が動くことを期待する。
平成25年度の千葉市環境審議会議事録を見つけた。
http://www.city.chiba.jp/kankyo/kankyohozen/somu/documents/251120shingkai-gijiroku_1.pdf
学校ビオトープで、検索してこれがヒットしたからだ。
内容を見てみると、環境教育の推進というところで、
子どもに対する自然とのふれあいや環境教育は非常に重要なので、ぜひ学校でのそういう活動も、こういう中で評価していっていただくというのは大事なことではないかなと思います。千葉市は、特に学校ビオトープが非常に先進的な、すばらしい事例があったりしますの
で、教育委員会と環境部局は違うというようなことではないと思いますので、ぜひそういう学校でのすばらしい取組みとか、そういう自然とのふれあいで学校の中でもどんどんふやしていくべき指標を、ぜひ検討していっていただければなと思います。(議事録31P中段)
平成26年の会議録も公開されているが、「学校ビオトープ」という言葉はどこにも出ていない。
千葉市の小学校はすべてHPを持っているが、ビオトープを紹介しているところは1つもない。
問題点は2つ、情報を発信する能力(時間がない)、ビオトープを認識していない。
教育現場で、教職員がHPを更新するのはとても負担である。また、立派なビオトープがあっても、HPに載ることはない。
千葉市の学校ビオトープの現状は、非常に寂しいものだが、ほってはおかないぞ!
最近の「越智小ビオトープ」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2020年
2010年
人気記事