真面目な呟き紳士です。

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日本にもあった拉致監禁問題

2012-06-09 09:45:17 | 防衛
先日、久しぶりに電車に乗った。目的地まで時間もあるので車内を見渡しふと棚に目をやると一冊の本に目が留まった。

周囲の状況から明らかに忘れ物。手に取ってみると、タイトルは「日本収容所列島」とある。聞いたことがある題名。

しかし、日本~~とはどういうことか。ありえな~い。

しかし、タイトルに興味がない訳でもないし持ち主には申し訳ないが時間もたっぷりことだし目を通すことにした。

某有名宗教団体の会長による執筆で推薦者は元米国下院議員、ウォルター・E・フォントロイとあった。至って真面目な本なのだろう。

半信半疑で読み始めたが進むにつれ自然に読む姿勢が正されていく。 こは本当なのか? 現実に起こっていることなのか? ここは日本!!


ここで、フォントロイ博士の推薦文の序文から少し長いが引用する。

*40年以上にわたり4000人以上に及ぶ日本の某(本文は実名)教会信者が、既に成人として自ら宗教を選択する自由があるにもかかわらず、その信じる宗教を捨てさせようともくろむ信者自身の家族や職業的改宗屋によって不法に監禁されてきました。拉致監禁者の手から逃れてきた信者たちからは、いずれの事例においても暴力の行使、牢獄のような諸条件、精神的拷問、移動および外界と連絡を取る権利の剥奪、ならびに信者に対する執拗な改宗強要行為が行われていたことが報告されています。 注:手錠で拘束、強姦も事例としてある。
・・・・日本国憲法の中に明記されている宗教の自由の原則、並びに人気のある既成教会に対しても、不人気な新興宗教に対しても、その権利は保護されるべきであるとした国連・世界人権宣言を擁護すべきです。もしもどれか一つの教会に対し主教の自由が否定されるなら、どの教会も一つとして安全ではありえないのです。私たちはこのような犯罪に加担している人々に警告を送り、彼らの行動は決して国際社会が容認しないであろうことを知らしめなければなりません。(序文より)

日本は宗教国家?ではあるが別に信仰心があるわけではない。自分の都合のいいように利用しているだけである。宗教人口が遥かに日本の人口

を超えていることがそれを物語っている。つまり個人もしくは家庭は2~3つの宗教を掛け持っているのである。このような国は世界広しとい

えど日本だけである。

斜め読みではあるが電車が目的地に着く前に読み終えてしまった。この本が真実を述べているとするならばタイトルの意味が納得できる。

日本の悪しき文化に村八分というのがある。正義はそこにはない。差別である。一度悪とレッテルを貼られると元に戻ることはほぼ不可能に近

い。例え善を行ってもである。あそこはああだった。だから例え善でも・・・と拒否反応が先に立つ。

その点、米国や多くの国々は嫌いな者であってもそこに善と正義とがあれば許諾するのが普通。しかし、日本はそうではない。

そういえば、上記の某宗教団体は日本では嫌われている団体である。つまり、彼らがどう善い行いをしようと日本では拒否反応が強いだろう。

反って拉致監禁も拍手を送っている方が多いであろう。実に恥ずかしい文化である。日本収容所列島という汚名は早く返上しなければならな

い。さもなくば、日本は先進国から脱落するしかない。いや既に日本の栄光は霞んでいる。