2016年9月3日(土曜日)IN仙台サンプラザホール
あの日・・・
ライブ中止(延期)のお知らせを受け、徳ちゃんの容態が気になりながらも、
振替公演が決まったりして、、、。
中止ではなく、延期してでも完走したい、という徳ちゃんのライブへの思いを感じ、
心の中は、本当に複雑でした。
さあ、いよいよライブ!徳ちゃんに会える!って喜びはもちろんだけど、
本当にライブして大丈夫なんだろうか?
待ってました♪って思いを届けていいんだろうか、、、
旅だったのはいいけれど、、、やっぱりまた中止になったり、、、
そんなことはないんだろうか?
旅の手配、本当にしていいんだろうか、、、
そんな、本当に、複雑な心境を抱えて、それでも、スーツケースに荷物を詰めて
ライブへのことを思うと高揚していく自分がいました。。。。
そして迎えた、仙台ライブ一日目。
お席は右寄りの前方席。
双眼鏡は必要でしたが、そこに!徳ちゃんがいる!立ってる!
そう思った瞬間から、いっきに、ライブモードへと気持ちはかわってゆきました・・・
それでも。
この日の徳ちゃんは、痛々しかった・・・・
待ちわびた・・・心配しながら待ちわびた・・・たくさんの、会場中のファンが、
徳ちゃんの第一声を前に、歓喜の叫び、拍手、歓声。
本当に凄かった。
その歓声を聞くだけで、もうもう、、、泣きそうな自分がいました。
とぎれとぎれで・・・
時々、声がつまり・・・
擦れ・・・
徳ちゃんはどれだけジレンマを感じながら歌っていたことでしょうか、、、
こんな自分を見せるくらいなら、「中止」って選択しだって、きっとあったと思う。
でも、のちに徳ちゃんは、「ステージにたっていたいんだ」って、
自分の意志で、ライブをやりたいんだって思いを語ってくれました。
かっこ悪い(かっこ悪くはないんだけどね)自分を見せることも、ライブ。
≪生き様を見てほしい≫
徳ちゃんのそんな言葉に、ただただ感動するのみ。
道しるべとして、徳ちゃんの生き方に感銘を受けてる私には、
この30周年ツアーが、これほどまでに、「生きる」ことを考えるツアーになるとは思いませんでした。
一曲一曲歌い終わると同時に、沸き起こる拍手が熱い。
全身全霊で歌いあげるその歌声に、誰もが、みんな感動してたに違いない。
・・・けして完璧ではない、、、逆に、かつて聞いたことのないようなとぎれとぎれの歌声・・・
でも。
そこに、何の問題も私は感じなかった。
時折、苦しそうな表情をする徳ちゃん。
咳込みそうになるのを、きっとグッと堪えていたのかもしれません。
実際、、歌いながら、咳き込んでしまったシーンもあり、、、。
マイクがその音声を拾った時、正直、ショックでした。
徳ちゃん・・・・
もう、歌わなくていいよ・・・
ムリしないで・・・
そんな思いが何度も、過りました。
でも、徳ちゃんは歌い切った。
「明日は、声、でないかもしれないけど」なんて笑いながら。
(実際には、翌日も、前日以上に声はでてましたけど!)
≪永遠の果てに≫
思い出いっぱいの仙台でこの歌を、聞いた時、、、
堪えきれず、涙がこぼれました。
徳ちゃんの歌声は、それはそれは力強かった。
思い通りの声がでない、、でも精一杯歌う≪レイニーブルー≫
・・・それはボクのレイニーブルー・・・・♪
オープニングの拍手の凄さで、理性が崩れかけ、、泣きそうになった、、と打ち明ける徳ちゃん。
頑張って歌わなきゃ、いいところみせなきゃ、って思っていたけど、
母親に見守られてるような子供の気分・・・
「なんて、いうの。。。みなさんに可愛がられてるなぁ、って(笑)
なので、オープニングから子供のように甘えてしまってる僕がいました・・・(笑)」
みなさんの熱い拍手のたび、ぼっーとしてたら涙腺が崩壊してしまいそうです・・・
でも、それじゃ、プロらしくないんで(笑)みなさんの拍手で泣くことは、できません(笑)
歯を食いしばって、(泣かずに)歌います・・・(笑)
本心を、、、それでも、笑いを誘いながら語る徳ちゃんの言葉に、
こちらが、涙腺崩壊でしたよ、徳ちゃん。。。。(T_T)
≪僕のそばに≫
こんな切ない僕そば、、、初めてかもしれません。
擦れる声、、、
ささやきとは違う、でない、、声。。。。
でも目を閉じて、魂を込めて歌うその姿に、
その声はとてもよく似合っていました。
声がでないことが、けしてマイナスになんかなっていない。
そりゃ、徳ちゃん本人は、歯がゆい思いでいっぱいだったでしょうけれど、
私には、その擦れた歌声が、胸にずんずんと響いてきました。
歌の切なさがその声に乗って、ずんずんとココロに入ってきました。
素敵な素敵な≪僕のそばに≫でした。
…涙なくしては聞けなかったけど。。。
アンコールあけ。
質問コーナーがありました。会場からの質問は、何いってるか?よく聞こえないんだけど、
徳ちゃんの「答」から、質問を想像する、、という(笑)
衣装のブランドを質問したのかな?→これは、ジルサンダーです。
地元の何かを食べましたか?かな→利休の牛タンを食べました。
体重は?→62くらいかな
そこからなぜだが、ポケモンの話になり、、、
仙台は、ピカチュウが、出てくるんだけど、すぐいなくなっちゃうんだよね「ぼわって」
ポケモンやらない私には、何のことだか?(~_~;)さっぱり??なんですが、
でも何度も、「いなくなっちゃうんだよ、ぼわって。なんで?仙台は消えちゃうの、なんで?ぼわって」
その「ぼわって」って言い方が、子供が、お母さんにねぇねぇ聞いてよ、ねぇねぇ、、、って感じで
なんか、凄く可愛かったの。
オープニングで子供になった気分で甘えちゃってる、、なんて言ってた徳ちゃんですが、
その余波?(笑)ですかね~
あはは~~可愛かった
視力は?の質問では、前列の方をなにやらかなり長めにいじってました。
会話の内容は皆目わかりませんでしたが(滝汗)
でも、長く会場とのやり取りをしたおかげで「よし、これでかなり時間稼げたぞ」なんてウソぶく徳ちゃん。
笑いを誘うこともけして忘れてません。
MCの時の声もハスキーだったけど、おしゃべりは楽しかったし、
聞いてる限りでは、徳ちゃん、元気いっぱい!って感じで♪
私たちが心配するほど徳ちゃんは凹んでなんかいないのかもね。
だって、徳ちゃんだもの☆
その証拠に≪WE ALL≫の徳ちゃんは、笑顔だったし(^^♪
でも時折り、声が細かく震えていたようにも、、、感じた。
笑顔で泣いていたのかな、、、
私も、泣きながら、笑っていたよ。
なんとか一日目を終えようとしながら、さて明日は大丈夫か?
きっと大丈夫と思うよ。。。朝起きて声が出なかったら、、、明日はずっとMCしてます(笑)
で、なぜか急に、「こないだやっと少し声が落ち着いてきたかな~って頃に、
家で曲を作った、」、と。
で、それが「ラップ」だったらしく。
そのメロディーと詞が「凄ーくオレらしーい」曲で、
「あ、なんかこれラップにあうな~」って思ったそうな。
歌って~ききたーい!って会場の声に、歌えるわけないじゃんか!(笑)
で、出来上がった曲を息子ちゃんに、聞かせたそうな。
そしたら息子ちゃん「あ、いいじゃん」って。
でも「あなたにはむりだっていわれました・・・(滝汗)」
会場大爆笑。
そんな家庭での息子とのやりとりをMCで語るなんて、あんまり聞いたことがなかったから
意外でしたが、なんか、微笑ましかった♪
でね、坂本さんに、「俺、、、ラップ、ムリかなあ~?」なんて聞いたりして(笑)
「俺、ラップ歌っていい?」って言って、すこ~~しお披露目。
♪・・・YO~YO~
爆笑する会場。
だってー。
徳ちゃんのその姿。息子ちゃん言うとおり、徳ちゃん
あなたにはむりだ(笑)
≪壊れかけのRADIO♪≫は、大合唱。
徳ちゃんは、少しでも声を休ませて。
かわりにワタシタチが思いっきり歌うから・・・・
そんな気持ちを込めて、熱唱(笑)させていただきました。(笑)
スクリーンが降り、その後ろ側で再度の登場を待つ会場の様子を伺いながら
徳ちゃんは何を思っていたことでしょう・・・
なんとか、無事ライブができたことに安堵していたでしょうか・・・
バースデー帽子を被り、再びステージに現れた徳ちゃんを、
大歓声で大拍手で迎えたことは、言うまでもありません。
ありがとう。
魂を込めた全身全霊のライブ。
堪能いたしました!!!!!
「明日もまたきまーーす!」
そうして、心配から始まった仙台ライブ一日目が終わりました。
もう心配はいらない。
まだその要素は残ってはいるけれど、徳ちゃんは、やりきる。
そう確信できたライブでした。
翌日、仙台二日目に続く・・・・・。