米大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は4日、欧州連合(EU)などが検討中のギリシャ国債の借り換えが実施された場合、デフォルト(債務不履行)とみなす可能性があるとの見解を示した。ダウ・ジョーンズ通信が報じた。借り換えはギリシャ向け第2次金融支援策の柱となっており、支援策策定に影響を及ぼす恐れがある。国債借り換えは、銀行や年金基金といった同国国債の保有者にとって、価値の減少につながることが理由というEUは先の首脳会議で、ギリシャ国債を持つ民間投資家に償還後、新たに発行される債券を自主的に購入してもらうことで合意していた。
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