金融法案が年内成立へ 民主、採決応じる姿勢

ようやく民主も動いてくれるか？　駄々をこねるだけでは困る。決して自民に期待しているわけではない。民主に政権担当能力を示してもらいたい。現在の両党以外で新しい党の誕生を望みたい。自民や元自民はもういらない。

 政府・与党は二十七日、会期末を三十日に迎える臨時国会を、十二月二十五日まで延長することを決め、自民、公明両党幹事長が衆参両院議長に申し入れした。二十八日に国会議決する。　 　一方、民主党の菅直人代表代行は記者会見で、金融機関に公的資金を予防的に注入する金融機能強化法改正案の参院採決について「一定の段階で成立させていきたい。必ずしも年を越えなければならないと思っているわけではない」と述べ、延長会期内に採決に応じる姿勢を示した。 　これで金融機能強化法改正案は野党多数の参院で修正のうえ可決され、衆院に回付される方向となった。与党は修正前の改正案を衆院で再可決し成立させる考えだ。 　政府・与党は二十五日間という延長幅については、インド洋での給油活動を継続するための新テロ対策特別措置法（給油新法）改正案の成立を期すため、衆院通過後六十日の「みなし否決」を経て、十二月二十日以降に衆院再可決が可能になる日程を考慮して決めた。 ＞東京新聞