カリンの落ち葉染め

“草木染め”以前から興味があり身近にある自然の素材を染められたらと・・・
なかなか染めるとなると面倒な「媒染」とか「定着させるには？」と難しそう。。。

ネットで見せて貰うようになってやってみたくなり　カテゴリーに　「手しごと　（５）　草木染め」　を
設けました。この先どうなるかなぁ～～？？
とりあえず、手探りで染めてみようと台所に眠ってるお鍋で始めました＾＾



庭に植えてるカリンの落ち葉、赤く紅葉して奇麗でこれも煮出したらどんな色に
発色してくれるかしら・・・
このまま掃き掃除してポイッするのも勿体無いし。。


　　　




①　カリンの落ち葉と水を鍋に入れて沸騰するまで煮て、一度ザルにあげる。煮汁は　（一番液）は捨てました。
　　この時点では全く煮汁に色素は出てなくて・・・（ちょっと不安になる。）

②　粗熱が取れてから調理ハサミで葉っぱを刻んで鍋に水と一緒に入れて30分煮出して
　　ザルに不織布を敷いて煮汁をこし染め液が出来る。


　　　




③　染める布を前もって先媒でぬるま湯にミョウバンを入れた物と、食酢を入れた物と2種類用意して、
　　染める布（木綿の生地）をよくもみ洗いして絞ったものを染め液の鍋に入れて20分煮る。
　　
　　
　　
④　布を取り出して2種類の媒染液に（ミョウバン媒染液と食酢媒染）浸け、水洗いして染め液の鍋で煮る。
　　木綿は発色しにくいので３回繰り返し、火を消しそのまま冷まし一晩置いた。
　（布がぬれてる時は辛子色に染まってるんだけど・・・）

　
　　　



⑤　染め液から布を出し、それぞれの媒染液に浸けた後、良く水洗いし絞って
　　乾かす。
　　


　　　
　　　　　　　　　　　左側がミョウバン媒染　　中が食酢媒染　　右側は染める前の白布


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以前も木綿の生地は染まりにくいかったのですが・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回もミョウバン媒染したのが黄色い色に染まりました。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このままの色合いがずーと残ってくれるのか？？　洗ったら薄くなるのか？？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　“草木染め”の知識も薄くて前途多難だけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄色が濃くてもちょっと困るし、私にはこの色が気に入ってます＾＾
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　左側から食酢媒染　　　右側がミョウバン媒染したもの


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　画像には色が出てなくて見づらいけど実際にはもう少し濃いめです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まだ解らないので間違った遣り方なのかもしれません。。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これからの為に備忘録に載せます。