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エッセイ「外国語が好き」

2007年08月11日 | 長編小説
僕は外国語が好きです。今、英語のほかにフランス語、韓国語、ロシア語、スペイン語をNHKテレビで学んでいてDVDに録画したものを暇を見ては見ています。しかし、英語の成績は決してよい成績ではありませんでした。
今でも流暢に話すなんてことはできませんが、たとえ三言でも挨拶を交わすことによってコミュニケーションが交わせると思いがんばっているのです。
今はテレビ、語学スクール、それに何よりも国際化時代で近所にも外国から日本にやってきて働いている人もいます。それだけ外国語を話す機会が増えたわけです。 僕が中学生の頃は今のように英会話などの授業はなく、もっぱら文法、英文解釈、和文英訳、英文和訳が主体でしたので話すことができませんでした。それに英語の先生も堅苦しくて次第に勉学への意欲も薄らいで成績はよくなかったのですが、大学にいってからは英語くらいできないとと考えて一生懸命励みました。特に選考した近代経済学が原書を用いましたので英語が必須でした。 それと父が中学時代、熱心に英語を教えてくれて、特に応用力のつく熟語を中心に勉強しましたので応用ができる英語を覚えることができました。

日本は周りを海に囲まれていて島国で単民族でたいていは外国人と接する機会がありませんし、その点欧州は国境に囲まれていたり民族の移住が昔から盛んに行われたので多国語を話す方が大勢おられます。アメリカは世界各国から民族が移住し独立を勝ち取った国なので他民族国家でもあり他国語を話す機会があります。
それに今、僕は外国の方と接するチャンスがある環境におかれているので余計熱心になるのです。

日本に居ると英語は話す機会がぜんぜんといってないくらいで、別に英語を話さなくても生活していけますが、これが日本を離れて外国に行き、日本語しか話せないとなると場合によっては生活すらできなくなります。

たとえばどこの国でもよいのですが、東京成田国際空港から出国手続きを済ませてゲートに出たとたん外国語が必要になってきます。
まず、機内に乗り込む際に国際線CAに
「こんにちは、いらっしゃいませ」
「ご搭乗ありがとうございます」
のほかに、
「NIce me to you」
「Well come bording」
などと外国語で話されます。
機内の案内は、
「Lady’s Gentlemen,Well come to boudingJapan Air Line 125F bound for New York・・・・」
と英語の案内がなされます。JAL,ANAのような日本の国際線ならば日本語ですが、外国航空会社では英語優先か英語だけのこともあります。

ちなみに、以前マレーシアのクアラルンプールに行ったときには最初にマレーシア語、次に英語、中国語、最後に日本語の案内でした。
さらに搭乗中にドリンクサービス、食事提供、そのほかすべては英語ですから、普段何気なく英語を軽視していた自分が困ることを改めて発見します。

目的地が近づいてくると入国のための書類に記入しなければなりませんが、書類がすべて英語でツアーの場合は添乗員の説明がありますが、やはり英語の必要性を感じます。

さらに英語ができれば、たとえ片言でも足元が冷房で冷えてきた場合、ブランケットを気軽に客室乗務員に頼むことができます。
いよいよ、目的空港に到着すると、入国手続きが行われますが、一人ひとりが入国審査官に滞在日数と入国の目的を聞かれますが、英語をぜんぜん話さない人はこういう瞬間でも不安だとある人から聞いたことがあります。
ホテルでも東南アジアの場合、まれに日本語が理解できる従業員がいることもありますが、たとえ一流ホテルでも自分の国の言葉以外、英語もたどたどしいこともあります。まず。ハワイとかカリフォルニアとか観光地でもない限り、日本語は通じないと考えておくべきでしょう。
では、次に今、やっている各国別の外国語の特徴について書いてみようと思います。
英語
英語は語学の根源をなすもので、日本では中学3年間、高校3年間、大学まで進めば4年間とあわせて10年間も長い間勉強しています。
それにもかかわらず日本人は外国に出かけても話せません。
優秀な成績で卒業したビジネスマンが、商社、外国関係のビジネスにつかない限り、たとえ国際線の機内で英字新聞は読めても、機内で、現地でまったく英語を話すことは出来ません。
ひとつには、今は英会話を学ぶとか実用的な英語教育が行われているようですが、一昔前は英語読解力、文法中心の授業が行われていました。
その影響を受けて僕なんかもアメリカに行って何かを聞く場合でも、この話し方で文法的に間違っていないだろうかとすぐに考えることです。
02年にニューヨークに行き、いろいろアメリカの方とお話する機会がありましたが、単語のつなぎあわせで結構話をすることが出来ました。
英語さへきちんと話せれば、まづ東南アジアに行ってもホテルでも不自由を感じません。語学の最初はまづ英語からです。

韓国語
韓国語をやるきっかけになったのは2002年に韓国の方とお話する機会があって、その時、とてもいい印象を受けましたのでそれ以来です。
韓国語は
①日本語と共通点がある。
韓国語は書く、話す手順が日本語と同じであって親しみやすく覚えやすいことです。
②歴史的に見て韓国と日本は交流が深い
③韓国テレビドラマ、映画が日本でも移入されて身近に感じるようになった
特に、ドラマ「冬のソナタ」(ペ・ヨンジュン、チェ・ジュウ)が日本では大ヒットとなり、ヨンさまブームが起きました。
それ以来韓流ブームが今でも続いています。
③言葉の響きがきれいである。
たとえば、「こんにちは」は「アニョン・ハセヨ」、「ありがとう」は「アリゲスムニダ」とか語音の響きがきれいです。
④韓国語の単語そのものに深い意味がある。
たとえば、こんにちはという意味でアニョンハセヨという言葉がありますが、アニョンは日本語の安寧にという意味で、安らかにお過ごしでしたか、お変わりありませんでしたかという相手を気遣う言葉であることを知ってなにか韓国語は温かさが伝わってくると思いました。

そういうわけか、日本語ではおはようございます、こんにちは、こんばんはがほぼ一日中アニョンハセヨで通じます。また、日本語のさようならは、韓国語では、その場を立ち去る人にはアンニョンヒ・カセヨといい、残る人にはアンニョンヒ・ゲセヨとその人の状況に応じて使うことも人を気遣う細やかさがあると思うのですが。
④日本語と同じ言葉がある。
たとえば「市民」は「シミン」ですし、婚約は「ヤッコン」という具合に日本語と共通の言葉が多く見られます。

フランス語

フランス語は、英語のほかに第二外国語を選択する必要があって、フランス語を取りました。ドイツ語は父や周りの人がやっていて発音が巻き舌を使うとか、医学ではドイツ語は必須でしたが、それなら芸術とかファッションにかかわりがあるソフトな響きのフランス語をやろうと思ったわけです。
学生時代、フランス語の授業が朝9時からであること、学生寮のある武蔵野の国立から教養学科のある武蔵小杉まで2時間以上掛かり、欠席したこともあって今となってはもっと出席して学んでおけばよかったと今頃痛感しています。
ただ、今、改めてフランス語をやるとその頃の記憶が呼び戻されてよくしたもので思い出されるのです。
日本ではファッション、料理などを中心に気がつかないうちにフランス語を使っています。
たとえば、女性雑誌ELLEは彼女ですし、お嬢さんはマドモワゼル、結婚している女性はマダムです。
そんなことを考えれば、案外フランス語が身近に学べるかもしれないような気がします。

ドイツ語
ドイツ語は、日本では大学で英語以外の第二外国語を選択するときに決められるもので、日本ではなじみが少ないです。
しかしドイツは古代から医学が進んでいて医師を志すものにとっては絶対必要条件です。
また、クラシック音楽で名演奏家、作曲家を生んだためか、ドイツ語は音楽でも通用します。
現に病院にいって診察を受けて医師のカルテを見ると必ずといってよいほど、ドイツ語で書かれているのでドイツ語を学べば、カルテの自分の症状が理解できるかも知れません。
以前は、大学生はドイツ語を選択、学んだ人が多く、父もドイツ語で周りの方もドイツ語でしたので、僕はフランス語を選択しました。

イタリア語
陽気な国、イタリアは明るいことばのような気がします。
イタリア語もまた、スペイン語と同様に、料理、ファッションで日本でも使われているようです。

ロシア語

昔、ソビエト連邦といわれていた時代、「汽車は東に行く」、「石の花」などのカラー映画を見てロシア語の持つ発音の美しさに魅せられたものです。
その後、話す相手もなくそのままだったのですが、NTV[ハケンの品格」で篠原涼子扮する大前春子が交渉難航している商談をロシア語で乗り切った場面で改めてロシア語の持つニュアンスに惹きつけられて、急遽ロシア語をやることになりました。
たとえば「こんにちは、私はHIROで日本人です」というのを「ズドラストビーチェ・ミニヤー・ザブート・HIRO、イエポニエーツ」といいますがなにか発音が独特に感じるのですが。
ほかのことばもそうですが、英語に似ているところもありすべては日本語、韓国語とかアジアのことばを除いては、英語をしっかり勉強しておけば他国語を学ぶ場合でも応用力が効くかも知れません。

スペイン語

かってスペインは海洋国でバスコダガマをはじめ、世界各地に進出して植民地政策を取って巨万の富を築いてきました。
そのためにスペインをはじめ南アメリカなど、スペイン語を話す諸国家があります。外国語を使う国は英語がもっとも多く。ついでスペイン語といわれています。
スペイン語はよく見ると、知らず知らずのうちにわれわれの生活に深く入り込んでいます。
たとえば、スペイン料理のパエリア(海鮮食品を一緒に炊き込んだご飯)、マンションの名前のカーサは家を意味しますし、アミーゴ(友達)とか自然に使っていてそういう意味では親しみやすいことばだと思います。
以上、外国語が得意な印象を与えるような話になってしまいましたが、かくいう僕も決して得意ではなく、外国語に興味があるとともに、僕の置かれた今の環境で話す機会があるということです。それに語学を勉強することは頭の老化防止にもつながります。そういうわけで他国語を必死になって勉強しているのです。
さて、皆様は外国語にどういう関心をお持ちでしょうか。
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