Cafeのある散歩道(NEW BLOG)

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NTVテレビ「ハケンの品格」第8話~第9話

2007年05月31日 | 長編小説
 第8話ハケンにプロポーズ 美雪が提案したハケン弁当は会社の上層部の目に留まり最後まで優勝候補に挙げられることになった。桐島部長はこの企画が春子がこの企画を通したいと思ってマーケティング課の里中主任の名前で審査担当に送信したのだったが、美雪が考案したのだからおかしいということで森美雪の名前で送信しなおしたことを知っていて、もしこれが優勝してハケン社員がそうだということになれば自分の威信 . . . 本文を読む

NTVテレビ「ハケンの品格」第10話

2007年05月20日 | ハングル語
第10話契約終了、最後のスキル 里中はバス停でさびそうにたたずんでいる春子に優しく声をかけ「僕は大前さんをもっと知りたい、大前さんは僕には必要な方です」と一生懸命に話した。そのことばが春子の心を動かして「98社ハケンをしましたが、初めて上司から優しいことばを掛けられました、里中主任は甘甘のところを除けば素晴らしい上司ですと春子からはじめてほめられにっこりするのだったでもS&Fを3ヶ月で契約更新しな . . . 本文を読む

長編小説「黒い地下鉄」①

2007年05月15日 | 長編小説
この物語はノンフィクションであり、この小説に登場する人名、企業名は実在しません。江ノ島に住む市来憲祐、彼の家族は妻・郁美(56歳)・娘、玲奈(25歳)の平和な三人家族である。憲祐は60歳まで大手銀行を勤めた後、パソコン、情報技術の専門職を生かして今のNJ(New Japanの略)情報センターに専門ハケンコンサルタントとして東京大手町に勤めている。そんな冬の木枯らしとみぞれ交じりの朝、妻に送られて娘 . . . 本文を読む

長編小説「黒い地下鉄」②

2007年05月01日 | 長編小説
憲祐をここへ案内してくれた男は、「この鉄道をご利用になるのでしたら会員手続きとそれに」「それに、第一会員手続きなんて鉄道に乗るのに」「でも、規則なんで、それと」「もう一つ、あなたの指紋登録を」「はっ、ここは警察じゃないでしょう、何でそんな」「あれ、見てください、お乗りになる方は、ああして指を押しているでしょう」「はっ、」見ると首に掛けているケースから顔写真の入ったID番号の入ったカードを取り出して . . . 本文を読む

長編小説「大井田さくらのツアーコン日記」①

2007年05月01日 | エッセイ
地下鉄虎ノ門駅、おびただしい人の波が狭いホームから改札口に流れて行く。 近くに溜池駅があり虎ノ門駅も狭いホームを改装したとはいうものの周辺のビルは立ち並び高層ビルが出現したためホームは依然として許容量を超えている。 大井田さくらもその中の一人で改札口を出て階段を駆け上ると目の前に帝国観光商事ビルがある。 信号を横断して向かい側道路を歩くとさくらは立ち止まって目を留めた。 さくらのビルの二件前の中華 . . . 本文を読む