素直な心を求めて

一つの考え方にとらわれず、何が正しいかを考え、正しさに従う「素直な心」を自ら実践するとともに、その考え方を広く普及する

政権運営も経営である

2010年05月31日 09時39分15秒 | Weblog
組織の運営には基本方針と賢明なリーダーシップ、それにその実行力が欠かせない条件です。8ヶ月前に期待されて発足した民主党政権はそのいずれも持ち合わせていませんでした。

基本方針のマニフェストは何処へ?執行部は鳩山体制とこれを支える?小沢民主党が単なる独断に終始。そして普天間問題はじめ高速道路の無料化、子供手当の実施等の不手際。政権の支持率はついに10%台に。

そこで必要なのは、これを適切に対応する能力ですが、どうもその動きも働かないとなれば、民主党政権は今度の参院選で糾弾されるしかないしょう。組織の運営はマネジメント(経営)であることを忘れている政治家の無知の結果です。

またしても情けない総理のレッテル

2010年05月29日 10時19分40秒 | Weblog
普天間の5月決着とは結局、アメリカ側に配慮の、現地沖縄と福島大臣切りで決着ということでした。

まあ、3月くらいから「最低県外で・・・」と強調していた時期から難しいとは思っていましたが、沖縄へは直前に行く、アメリカ側にも大局に立った詰めとはいえず、足もとの連立も危うい中での決着は自民党の案そのものに戻ることでした。

ああ、情けない。日本の総理はこれまでも無責任な人たちが1年ごとに変わってきましたが、鳩山も同じ。もう少しましな総理はいないものか。総理の前に政治家として人として自ら考えてみたらいい。しかし、ご本人はどこ吹く風でしょうね。

「日本の正しさのものさし」が変わった?

2010年05月28日 15時55分37秒 | Weblog
介護のこと支援のことではいろいろと書きたいことがたくさんあるのですが、本当に久しぶりに政界、政局のことが気になっていましたので、普天間のことを中心に感じたことを辛口に書きたいと思います。

普天間の問題は「5月末までに完全決着」ということで、今日28日も官邸では鳩山さんが一人精力的に動いています。何か閣僚も含めて少々しらけているのを感じます。それはそうでしょう、最後の最後にきて、
    (1)沖縄県も名護市も徳之島も総反対
    (2)連立内閣の中で特に社民党出の福島大臣が反対している
    (3)米側には現地の了解のないまま辺野古周辺に移設
       を取り付け共同声明を発表しようとしている

これでは沖縄問題が決着したとはいえない状況で、結局は先送りということになります。

それにしても、鳩山さん、あなたは総理大臣ですよ。鳩山総理が総理になってから、日本の大きな物差しが大きく変わってしまったということです。

私たちはまだ小学生の頃、総理大臣と言えば「立派な人」「尊敬すべき人」と習いました。だから、総理大臣のいうことは正しいと一応先生からも親からも教えられました。

ところが、「普天間の移設は5月末までに、最低沖縄県外に」と言い続けてきました。そして、その答えは「できるだけ県外と言い続けてきたが、沖縄県内辺野古周辺に移設・・・」と前言を翻しった回答をだしました。つまり、嘘をついたのです。

また、子供支援政策でも当初、「子供一人に2万5千円」がいつの間にか「1万5千円」に変わり、「高速道路の無料化」も部分的な実施等々、「嘘」が次々に明らかになりまた。

鳩山さん。2009年ころから、日本国内では「約束を守らなくてもいい」ということにしたのですか?大臣が自ら大きな政策について嘘をつくといことがあっていいものですか?子どもたちはたぶん、総理も嘘をついているのだからとか、商売の上でも総理約束を守らないのだから、納期がおくれてもいいではないか等、あらゆるところで、これまで気づいてきた「約束を守る」や「嘘はつかない」の観念が崩れていくのではないかと思います。

国民の90%近くが総理のやり方には信頼できないという結果が出ています。これは、もう鳩山個人の問題ではなく「総理の軽さ」ということを鳩山さんはよーく考えていただきたいと思うのです。


自立支援の申請をしました

2010年05月25日 12時05分12秒 | Weblog
              
5月18日から義母の介護に東北・秋田へ行ってきました。

81歳の義理の母は4月14日に高熱で入院して以来、病名が分からぬまま、町の医院から秋田市立病院に転院しました。その後、点滴を中心に治療を続けた結果、熱が下がり始め、歩くこともできるまでに回復。

私が5月18日に到着したあとは、退院後の自立支援で生活できるようにケアマネージャーとヘルパーの契約を行い、何とか退院して生活できる体制が整い、5月21日に退院させました。

今日の日本の介護保険制度を適用していただくために、初めて病院の相談員、ケアマネジャー、ヘルパーの方々から教えてもらい手続きや方法を学びました。

端的に言って介護制度は対象者の状況によりその適用、非適用があります。

①要介護1~5の適用は自立できない状況(歩けない、自分で行動できない)
②要支援1~2の適用は歩けるが、食事や買い物や清掃等日常生活が不可
③ ①②が非適用の場合は「非支援、非介護」となって自立を続ける

があり、秋田市からの調査員の聞き取り調査と主治医のコメントにより、適用の有無が決まります。
私の母は②の申請をしましたが、ほぼ適用が認められそうである、とのことです。

秋田の現地では、義母の弟二人の協力もあり、なんとか支援による自立をしていってもらいたいと思っています。今後とも「大阪ー秋田」の行き来が時々ありそうな状況です。


10日ほど留守いたします。

2010年05月15日 07時57分17秒 | Weblog
 郷里で一人で住む義理の母が入院したため、10日ほど留守いたします。96歳まで生きた父の2回目の妻ですので、兄弟で協力して介護をしようと分担しています。

 老老介護の始まりですが、このようなケースは国内でも数限りなくあるのでしょう。全力を尽くしたいと決意しての帰省です。しばらく、パソコンの席を離れますがよろしくお願いします。

政倫審への出席は小手調べか?

2010年05月13日 09時51分52秒 | Weblog
 小沢幹事長が衆議院の政治倫理審査会に出席するという。5月も中旬となり、7月の参院選も近づきましたので自らの「政治とカネ」に区切りをつけようというのでしょうか。

 昨年は代表を辞任して民主党の衆院選での大勝に持ち込みましたが、今年は辞任でも人気は回復しないと考えてのことか?否、まず国会内での説明を行い、難しければ辞任という二段構えの作戦かもしれません。

 投票日が7月22日として公示日まであと2ヵ月でこれから各党も公認候補のラッシュが始まります。国情を考えると経済や外交に手を打たなければならないことが山積していますがどうなることか・・・。

総理は辞めるに辞められない

2010年05月12日 10時26分29秒 | Weblog
 鳩山総理が5月末までに決着、を通す一方で、政府が最終決着を5月末以降に先送りする方針を確認したと報じられるようになりました。

 総理は何を考えているのか。情報では、幹事長も、幹事長に距離をおくグループも、いまは鳩山さんに辞められても変わりの人がいないとので何とか維持・継続を計っているようです。

 菅直人の名前がでていますが、もう少し総理にがんばってもらいたいという思惑があるのだとか。確かに参院選を控えて勝てる保障がないのに貧乏くじを引きたくないというのです。

 みんな、自分のことしか考えていない証拠です。日本全体のことをもっと真剣に考えよ、といいたいです。国民はみんな心配しているのだ。

タレント候補が問題を覆い隠す!

2010年05月11日 14時54分48秒 | Weblog
 「びっくりしたな、もう!」やっぱりあの幹事長が柔道界の大物やわらちゃんを口説き落としました。何かやるとは思っていましたが会見も選挙の達人らしい演出。

 未だに知名度の高いスポーツや芸能界からの比例代表候補者が相次いでいます。参院選では必ず起こる現象ですが、たいていの場合集票マシンとして使われてきました。やわらちゃんも毒されるのか。ご本人は「子育てやスポーツ振興や環境整備」等と明るく言っていますが、利用されているのは事実です。

 大問題はこうしたタレント候補の話題によって政治とカネや普天間飛行場移転問題を覆い隠すような効果にもなることを監視しなくてはなりません。、

普天間先送り論?

2010年05月10日 13時32分20秒 | Weblog


 いかにも議論を尽くしての「先送り論」のように見えますが、手詰まり状態になった結果の体のいい移設案に仕立てたにすぎません。

 もっとはっきりと、5月末までの決着は難しいから、今後も地元と米側とよく納得行くまで話し合うことを前提に先送りにします、と言うべきでしょう。はっきりしない、不明確な姿勢がいつまでたっても信頼の置けない政府という印象にしています。

 もっと素直になって「できないものはできない」「できるものはどこまでできる」ということを現地と米側とで謙虚に話し合えば、おのずと具体案は生まれてくるというものです。

鳩山総理の行く先が見えた!

2010年05月09日 08時47分09秒 | Weblog
 私は鳩山総理は5月までに普天間問題の決着は難しいので総理を辞すと予想しています。沖縄訪問先や会見で何か悲壮感さえ漂っていてもう心の余裕がなくなっています。

 そうするとまた、参院選を前にして混乱が起こりますが、やむをえないでしょう。そうすると普天間の問題は全くスタートにもどるか、従来のまま継続ということが濃厚となります。次の民主党から出る総理にとっても普天間は超難問ですからね。

 参院選は新党を巻き込んで混迷の選挙で、民主党は過半数どころか大幅に議席を減らすことが確実です。民主党の鳩山、小沢両巨頭が新政権をぶち壊したということになります。