ちょっと有縁地ーー持続模索と好きなものの日々

どうしたら持続可能性のある世の中になるか、考えたい。が今自分が持続模索中。約有縁10%、無縁90%

「戦争で得たものは憲法だけだ」について

2007-05-07 04:53:43 | Weblog
作家城山三郎さんが亡くなって、彼が言った代表的な発言としても、また今の政治状況からもよく聞く、確かに価値のある意味深い言葉ですが、私は戦争で得たものとして、さらに負けたことでより多く得たものとして、戦後の「良心的な人々」も多く得たと言いたいと思います。
なぜそんなことを思ったかといえば、戦後を代表する作家・文化人(まあ左翼と扱われてしまいまうことが多いですが)小田実氏が胃がんであることを最近公表しそれもかなり重いということを知ったことによります。
彼が常に一貫して平和を欲する立場を取り続け、その一見こわもてな風貌(失礼)にも係わらず、常に弱者側に立ち、気持ちのやさしい人なんだろうなと私は思ってきました。
考えてみれば戦後は戦中を知っているそうした人々、文化人を多く生んできたと思います。そのほとんどが良心的という意味で一貫した立場を通した、また通している人々でした。
たとえばちょっとおおへいにも思われがちな大橋巨泉氏もその一人でしょう。彼の最近のコラムなどでもわかるように民主的立場は一貫しています。議員辞職で批判されましたが、生臭い政治には向かないと判断したのでしょう。辞めなければ今の立場を貫けなっかたのでしょう。正しい選択だったと思います。
小田氏に話を戻しますが、病気が直ることを祈り、一日でも長くあの戦争が結果的に生んでくれた良心的文化人として生き続けて欲しいと思います。
まだまだそういう人は多くいますよ。黒柳徹子さんや永六輔さんも元気でね。
これも日本の持続模索なこととして書きました。
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今の世論調査に意味はない

2007-05-06 11:26:28 | Weblog
こう選挙や政治状況と開離していると、そう言いきってしまってもいいのではないか。
ほとんど日本は先進国でいう民主主義国家ではなくなってしまっている。
まだ昔の方がましだった。
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