うろうろとする日々

バスケットボール的な性別問題

ボクシングで女性ボクサーとして、染色体的に男性的な特徴があるひとが出場していることが話題になっているようです。相手は不公平だといっていると。

ボクシングの場合、プロであれば賞金がかかるわけですので、平等な試合と周りにひとが見ない限り、意味がないでしょう。そういう試合としてみるためにどこを基準にしたらいいのかということかと。

バスケットボールでも将来このような問題は出てくるのかもしれませんがどうなのでしょう。

難しいことだと思います。例えばバスケットボールで有利な条件になる身長は、これは2メートルを超える女性がたくさんいます。一方当然2メートルに満たない男性もたくさんいると。そして、ご存じのように、2メートルのひとなどいなくても日本の女子は中国などに勝っています。となると、筋力の差?難しいですね。筋力もトップクラスで違いはあるけど、絶対的なものではありません。女性でも男性よりも筋肉がある人はいます。

しかし、やはり、じゃあ、というのも割り切れないものを感じます。生物学的に例えば何か筋力が付きやすい遺伝子をもつことと、XY染色体がリンクするのであれば、それはやはり考慮してもいいのではないかと思います。

(ここから8月4日追記)

この記事を見ると、染色体の件はIOCは認めていないようです。その点に関する留保させてもらいます。ただし、全体の趣旨からすると、染色体云々というよりは、スポーツの公平な競争に関することで公平の一要素としてどうなのか、ということかなと。例えば遺伝子などよりものちのお金のかけ方の問題のほうが大きいかもしれませんし。そうなると五輪でいろいろな国が競うこと自体公平ではないのかもしれないと思ったりします。

【パリ五輪】ボクシング女子の性別騒動 アルジェリア選手に「謝りたい」と途中棄権のイタリア選手 - BBCニュース

(ここまで)

割り切って、そういう方々は女性と判定されても男性のカテゴリー(性別無差別)にでればどうかと思うのですが。

こういった考え方はいかがかという人もいそうですが、そもそも男女を分けているのは、女性のアスリートが平等な条件で競技を行うことに意義を見出しているからでしょう。そこをどう考えるかですね。保護して女性をかえって甘く見ていると考えるか、何か決定的に違うのだから、競争するためには平等な条件であることが重要だなど。

バスケットボールで例えば男女混合をやってみてはどうでしょう。車いすのように、得点をつけて、身長や体重で平等になるようにしてみてやってみてはどうでしょうね。

といってもこれも問題があって、今の男子チームのようにやはり遺伝的に大きくなる要素のあるひととそうでないひとは男性にも明らかにいて、2M越えのような女性がいてもきっと男性が選ばれたりするとあまり意味はない感じですね、、、

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