娘:「お母さん、Kの部屋になぞの物体がいる?」
私:「えっ、何?」
娘:「何かナメクジでもない蜘蛛でもない、
何かへんなやつ。」
と娘の部屋にいってみた。
私:「どこにいるの?」
娘:「緑の壁の上の方よ。」
そして、そのなぞの物体に近づいてみると
身体を丸めたムカデが
壁の上のほうに張り付いていた。
私:「げっ、あれムカデだよ。
どうする?、どうする?
殺さないと逃げたら大変だよ。」
娘:「え~~、いやだよ、どうするのよ。
ぎやぁ~~。」
壁の高いところだから熱とうはかけれないし、
主人は出かけていないし。
叔母:「小さいんでしょう?」
私:「どうかなぁ?5センチぐらいかも?
キンチョール、キンチョ-ル、早く、早く。
ハエたたき、ハエたたき。」
と怖い、どうしようと思いながら
キンチョ-ルを持ってムカデに近づいたが
私:「ぎゃぁ~、いやだ、怖い、やっぱりできない。
飛んできたら、どうするのよ。」
「叔母ちゃん、ダメだ、私にはできない。
お願いどうにかして。」
と叔母はキンチョ-ルを持ってムカデに近づいた。
私:「だめだよ。もっと近くから掛けないと。
逃げるよ。」
と叔母は台の上に乗ってムカデ向って
キンチョールをかけた。
私:「ぎゃ~~~~。うわぁ~~~!」
ムカデは丸めていたからだを伸ばし壁を
はいだした。なんと5センチぐらいと
思っていたのに15センチぐらいに伸びた。
もうパニック状態。
叔母がひつこくキンチョールをかけると
今度は私のいる方に落ちてきた。
私:「ぎゃぁ~~~~~~!」
と叫びながらも 必死の私はハエたたきで
床をはうムカデを叩いた。
『パチン、パチン。パチン』
がまだ動く。
『パチン』
叔母:「もういいが?」
私:「まだ、動くよ。」
『パチン。』
私:「死んだ?叔母ちゃん、取って、捨てて。
私、ダメ、取れない。」
と叔母がハエたたきにのせ
外に捨てに行ってくれた。
その間、娘は近くには寄り付かず、
愛犬サーモンは私たちの声に驚き
走り回っていた。
ということで朝の騒動は終った。
もし、叔母がいなければ
私達親子はどうしたんだろうか?
☆<小柱のかき揚げ>

☆<背骨の塩焼き>

☆<今日の花>

