高校時代、大変厳しく不気味な授業に参戦してしまいました。
それはとりわけ苦手な語学(古典)だったです
何故か、窓際の席でも、廊下側の席でも、カレンダーの日付が何日であっても、
順番が遠くにあっても飛び越して、先生は毎回私を指名するのです
一学期も二学期も全ての授業で指名され、例外はありません。
何故だろう? 何か気に触ることでも?不安と恐怖感でいっぱいでした
それで「寅の巻」が必需品となりいわゆる予習をすることに。
先生にいつ指名されてもご機嫌を損ねぬよう・・・・
ところが、三学期に入ると一転全く指名されなくなってしまい、
これもまた恐怖でした。何で?何かした?
今か今かと待ち受けているうちに 二年生最後の古典の授業となってしまい、
最後の最後に先生から一言。
「このクラスの生徒達とバスに乗り合わせた時、
私の授業で毎回指名される可哀想な生徒の話を聞いてしまいました。
私は意識して その生徒を指名したのではありませんでした。
そこで 三学期は免除してあげました。」
この言葉で私の1年間の悪戦苦闘終了のゴングが耳元で鳴りました。
えっ?
古典の成績ですか?
予習をしたから 上がっただろうって?
その頃の私は 古典と言う学問よりも いつ どこで指名されるかその一点に全神経を集中させておりました したがって・・・・・お察し下さい (ToT)