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今年もやってきました!
「土用の丑の日」!
今年は7月24日でしたが、皆さんは「土用の丑の日」らしいことをしましたか?
土用の丑の日といえば、"うなぎ"を思い浮かべますが、うなぎばかりではありません!
それに、平日であまりそれらしいことをして楽しめなかったという方もいらっしゃるかもしれませんが、実は今年は2回あるんです!
そこで本日は、「土用の丑の日」とはどういうものなのかについてご紹介します!
◆土用の丑の日とは?◆
「土用の丑の日」といえば、至る所で"うなぎ"を宣伝しています。
そのため、"土用の丑の日=うなぎ"と考えられている方も多いかと思いますが、実はうなぎはその内の1つにしかすぎません!
また、土用の丑の日は、毎年日にちが異なります。
では、「土用の丑の日」とはどういう日なのか?何をする日なのか?
この2つについてチェックしていきましょう!①土用の丑の日とは?決め方は?
そもそも"土用"とはどういう意味なのかご存知ですか?
日本の行事の由来といえば、古代中国です!
この"土用"も例にもれず、古代中国の陰陽五行説が関わっています。
陰陽五行では、宇宙のすべてが陰陽に分類され、さらに細かく「木火土金水」の5つに分けられます。
この5行を季節に当てはめると、"木=春"、"火=夏"、"金=秋"、"水=冬"となります。
余っている"土"は、立春、立夏、立秋、立冬の直前18日間に定められ、"土用"と呼ばれるようになりました。
この事から分かるように、"土用"は季節の変わり目にあたります。
季節の変わり目といえば、体調不良になりやすい時期!
そのため、栄養価の高い食べ物を食べて元気をつけようというのが、昔の人の習慣でした。また、丑の日には「う」が付く食べ物が良いとされ、その影響で現在もウナギをはじめ、梅、瓜、うどんなどが食べられています。
この他にも、土用の期間中"土いじりは禁忌"とされています。
土を常に取り扱うような農作業は重労働であるため、ただでさえ体が弱りやすい時期には避けましょうという、昔の人の経験と知恵ですね!では"丑の日"とは、もちろん十二支の丑のことです!
日にちも12周期で考える昔の習慣にならっています。
前述の通り"土用"は18日間ですが、丑の日は12周期で回るため年によっては土用の丑の日が2回くることがあります。
そこで、最初の丑の日を"一の丑"、次を"二の丑"と区別しています。このことから、"土用の丑の日"は春夏秋冬すべての季節に存在します。
ですが、現在注目されているのは夏だけです。
日本は高温多湿で、特に気をつけなければならない時期にあたるため、②土用の丑の日に食べるものは?
【うなぎ】
土用の丑の日の代名詞ともいえますよね!
ウナギを食べるようになった理由は、まず歌にあります。
"石麻呂にわれ物申す夏痩せに良しといふ物そむなぎ(鰻)取り食せ"
大伴家持という人が奈良時代に詠んだとされている歌です。
石麻呂という人が夏バテ気味か痩せていたので、その人に向けて「夏痩せに良いといわれているウナギを獲って召し上がりなあい」と詠んで聞かせました。更に有名になったのは、江戸時代に活躍した平賀源内のキャッチコピー説だと言われています。
今でこそ夏にウナギを食べる習慣が根付いていますが、ウナギの旬は秋冬です。
そのため、夏にウナギはなかなか売れません。
困り果てたウナギ屋さんが平賀源内に相談したところ、「本日、土用丑の日」という看板を掲げて、ウナギで精をつけて夏を乗り切ろう!と売り出せばいいとアドバイスをもらいました。
すると瞬く間にお店は大繁盛!
他のお店もマネをするようになったと言われています。【牛】
丑=牛なので、牛を食べるのは自然な感じがしますね!
ウナギほどメジャーじゃない理由としては、日本が仏教の影響が強く、肉食文化が根付かなかったためです。
ですが、現代は多様化していますし、ウナギが苦手という人は、こちらを食べるのも良いかもしれません!【梅干し】
梅干を作るため、この時期に天日干しをすることを「土用干し」と言います。
梅雨が明けて快晴の時期が多いことも理由ですが、「木火土金水」全ての気を入れるのに、この時期が最適とされています。
また、梅干しに含まれるクエン酸は、抗酸化作用や疲労回復効果、食欲不振、喉の渇き、解毒作用などと高い効用があるとされているので、1日1個食べると良いですよ!
いかがでしたでしょうか?
この他にも、土用の丑の日に食べるとよいとされているものはたくさんあります!
ウナギに注目しがちですが、せっかくならたまにはウナギではない物で"土用の丑の日"を楽しんでみるのも良いかもしれませんね!
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