今晩のウイスキーはこちら
どどん!
バーボンウイスキー
『I.W.ハーパー』
僕は普段あまりバーボンは飲まないのだが
今夜はふと飲みたくなったのだった
妻のお父さんがハーパー狂いで、
長年、毎晩、ハーパーをロックでやっているとのことなのだが、
なにやら最近、(札幌の)近所のどこのお酒コーナーでもハーパーが切れていると。
店員に聞くと、バーボン品薄でもう入ってこないかもと。
で、僕の住む町(道東 中標津)には在庫ないかね、と連絡があった。
こちらの酒売り場にはまだまだ在庫があるので買いだめた。
それで、
なくなる可能性があるならば!と、僕も急に欲しくなり、
1本買って 今宵飲んでいるわけだ。
調べたが、終売や休売情報の記載はまだ見当たらない。
ネットショップで売り切れのところはあるようだが...真相やいかに。
毎晩飲んでる好きな飲み物がもう飲めなくなるってのは
寂しいし哀しいし辛いよなぁ..なんて思いながら飲むバーボンは
やけに樽の香りが香ばしいのであった。
もう飲めなくなる、といえば 、僕にもそんな思い出があった。
1999年頃だったか、僕は小学6年生で、猛烈な思春期を迎えていた。
夏休み、深夜番組(ワンダフルやトゥナイト2...ははは)を見てはため息。
外に出て、星空を見上げてはため息。
真夏の小径を歩いたり、自転車で駆け抜けてはため息 の日々であった。
何だかわからぬが、胸をかきむしる思いの毎日だったのだ。
そんな日々の中、僕の心を一瞬でも洗い流してくれるものがあった。
それが、サントリーの「ごめんね」という炭酸飲料とそのCMだった。
桃やぶどうの軽くて瑞々しい味と香り、炭酸の爽やかさで、なんだか救われる味だった。
CMは、合唱コンクールに主人公の女の子が遅刻しちゃってごめんね といった塩梅の内容。
そのCMも爽やかで、CMソングも儚く美しく甘酸っぱく、素敵だった。
で、そんな私の心の飲料ごめんね、好きすぎて毎日のように飲んでいた ごめんね。
これが2000年とか2001年頃に終売してしまったのだ。
もう、ガッカリしちゃって...
そんなことがあったもんで、今回のハーパー事変に関してはシビアだ。
もし終売や休売となれば困っちゃうだろう。
僕は町中のハーパーをある程度かき集めて義父に差し上げることに決めた。
好きなものを好きなだけ というわけにはいかないことはわかっておる。
でも、それに近づけるように仕向けていくのが人生ではあるまいか。
だから、キリンよ、ハーパーをいつまでも。
だから、サントリーよ、ごめんねをもう一度。
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