日本を一周してみよう~

50才を迎える平成30年に、キャンピングカーで妻と犬とで日本一周します!

九州23日目(芦北~天草)

2019-02-16 20:32:34 | 日記
道の駅・大野温泉の朝

僕はたいがい夜、一、二度起きるが、夕べは寝っぱなし!自覚ないけど疲れてたのかな?
夜はザーザー降りだった雨だが、朝にはすっかり上がっていた。



日本三大急流のひとつ、球磨川沿いの国道を上流に向かって進む。



人吉城に到着!人吉城は球磨川を天然の濠に見立てて築城された。


平和な江戸時代になり、防御としての濠の意味が薄くなってからは、球磨川の舟運を使って年貢米の搬入拠点として機能したようだ。


人吉城は鎌倉時代に地頭として着任した相良氏が築いた。相良氏は静岡県牧之原市の相良がルーツだという。結構関東近辺から九州に行って治めてた人がいるんだなぁ。
以来明治時代まで600年以上、統治していたそうだ。九州は鎌倉や京都から遠いゆえ、殿様の入れ替えは少なかったのかな。


石垣の上に、はね出し構造を採用している城は初めて見た。西洋式城郭にはよく見られるらしい。竹田城のカマボコ構造といい、やはり九州は海外文化の影響が色濃い。


明日は人吉市内でマラソン大会が開かれるそうで、お城前の広場ではその準備に追われていた。


人吉市内を街歩き。意外と人通りが多い!


人吉も醸造業が盛ん。これは焼酎の蔵元みたい。


この辺りで造られる焼酎は球磨焼酎といって、原料に米を使っている。甘みがあり豊潤な飲み口らしい。普段焼酎を飲む習慣がなく、日本酒ばかりの僕でも違和感なく飲めるかな?


これは昭和30年代の人吉界隈で出回った小学校かるた。僕が小学生の頃はこんな先生いなかったが、それでも今と比べるとおおらかで型にはまらない先生が結構いたなぁ。また先生と親達の距離も近かったよね!どうしてこんなギスギスした世の中になっちゃったんだろう?


このあと味噌、醤油を造る蔵元も見学。


味噌や醤油の旨味は、大豆たんぱく質が分解されてできるアミノ酸に左右される。何よりも大事なのは大豆だ!


熟したもろみから醤油を搾る直前。布袋から生醤油が染み出ている。
このあとたまらず売店で醤油を購入!帰宅しても甘い醤油で刺身を食べることができる。


川上さんは人吉出身なんだね。


この行列は老舗うなぎ屋。人吉は鮎とか鰻とか、球磨川の幸に恵まれた町だ。



人吉をあとにし、高速道路に乗り九州山地を抜け、天草を目指す。



不知火で知られる八代湾。ちょうど干潮の時間で、ずうっと沖まで干潟になっている。


干潮の時間、付近の港では舟はこんな感じ!



熊本県のみかん生産量は和歌山、愛媛、静岡に続き全国4位。特にでこぽんはこの辺りが発祥みたい。



今日の目的地は天草の一番南・牛深。それにしても天草は広い!大矢野島→天草上島→天草下島と渡ってゆくのだが、これって日本の島・大きさランキングでいうと51位→13位→6位の島を渡り継いだことになる。ナメてたぁ!



今日のお風呂は天草下島にある天草ゆ楽園。410円なり。



熊本は日日新聞だね!



天草の南端・牛深に着いたのは午後7時。もう暗いよ~!

今宵は道の駅・うしぶか海彩館で車中泊。お世話になります!


とりあえず南端まで来たので、明日は観光しながら徐々に北上、熊本市を目指す。


あ~、疲れたぁ。お休みなさい!