キングオススメ本らしいので読んでみました。
帯に「S・キング ガチ惚れ!」というコピーがあったので・・・。
キングの推薦本だからといって必ずしも面白いという訳ではないということを何度も味わってきましたが、本書はなかなか良かったです。
まあ、キング好きな人が必ずしもこの作品を気に入るわけじゃないとは思いますが。
カルト教団に甥っ子を狙われるSF作家が主人公の話。
キリスト教の基本的な理解がないと十分に楽しめないのかもしれません。
「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」なんていうC級ホラーの話題が出てきたりするあたりはキング的かな?
あと、どうでもいい点ですが、文中に自動車の装置として「自動停止装置」との語句に「ABS]というルビが振ってある箇所があるんですが、これは原文では「ABS」としか書かれていないものを訳者が「オート・ブレーキ・システム」の略だと思ってこの訳をつけたのかな、なんて思いました。
文脈から、パニックブレーキ時に「自動停止装置」が作動する車なんて聞いたことがないので、普通に「アンチロック・ブレーキ・システム」の誤訳なんだろうな、と解釈出来る訳ですが、これが私の知らない分野に関しての誤訳だったら、その間違いにも気付かないってことですよね。
今回はこの「自動停止装置」という訳でも本筋に一切関係ないので構いませんが、誤訳のために物語の印象がガラッと変る可能性も否定できません。
まあ、そんな重要な単語であれば編集の段階でチェックが入るものと信じていますが・・・。
翻訳家の方々の努力なしには海外作品を読むことが出来ない私としては、どうすることも出来ない問題ですけど、ちょっと気になりました。
帯に「S・キング ガチ惚れ!」というコピーがあったので・・・。
キングの推薦本だからといって必ずしも面白いという訳ではないということを何度も味わってきましたが、本書はなかなか良かったです。
まあ、キング好きな人が必ずしもこの作品を気に入るわけじゃないとは思いますが。
カルト教団に甥っ子を狙われるSF作家が主人公の話。
キリスト教の基本的な理解がないと十分に楽しめないのかもしれません。
「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」なんていうC級ホラーの話題が出てきたりするあたりはキング的かな?
あと、どうでもいい点ですが、文中に自動車の装置として「自動停止装置」との語句に「ABS]というルビが振ってある箇所があるんですが、これは原文では「ABS」としか書かれていないものを訳者が「オート・ブレーキ・システム」の略だと思ってこの訳をつけたのかな、なんて思いました。
文脈から、パニックブレーキ時に「自動停止装置」が作動する車なんて聞いたことがないので、普通に「アンチロック・ブレーキ・システム」の誤訳なんだろうな、と解釈出来る訳ですが、これが私の知らない分野に関しての誤訳だったら、その間違いにも気付かないってことですよね。
今回はこの「自動停止装置」という訳でも本筋に一切関係ないので構いませんが、誤訳のために物語の印象がガラッと変る可能性も否定できません。
まあ、そんな重要な単語であれば編集の段階でチェックが入るものと信じていますが・・・。
翻訳家の方々の努力なしには海外作品を読むことが出来ない私としては、どうすることも出来ない問題ですけど、ちょっと気になりました。
良い作品がそのまま紹介されるのか、その逆になるか…結構リスキー。
昔、某シドニー・シェルダン作品が「超訳」などという、え?な展開していましたが、内容あってんのか?なんて言う輩達がいたのも事実。
ホント、翻訳家さんちには頑張ってもらわないとねぇ。
原文が読めないというのは海外作品ファンにとってはかなりのハンデですが、辞書片手に原文とにらめっこなんてことは、なかなかできないですからね。
キング作品だったら1年たっても読み終わらない!何てことになりかねませんから(笑