さて、浮かれている間に現場は着々と進んでいます。荒川さんが戻って来た喜びは一旦心の中にしまって、現場へ行かなくては。まずは先週に建て方をした塩竈の現場。筋交いや金物が取り付けられ、来週末に中間検査を控えている状況です。今回の物件から筋交いや窓台など端材関係もプレカットしていただき、作業効率アップを図っているため、いつもの感覚で現場へ行くととっくに終わっていると言われて焦ります(笑)。髙橋棟梁がちゃきちゃきと作業をしているので、邪魔にならないように…チェックや掃除をします。それにしても早い…。大工不足が深刻化しているため、こうした大工さんの負担を減らす取り組みは積極的に進めていかないと、住宅の作り手がいないという状況になりかねません。早めに手を打たなくては…良いアイデアを模索中です。
続いては、七ヶ浜の現場。この日は鉄筋検査をしに行きました。今回のお宅は60坪とかなり大きいです。それに伴い、鉄筋検査も一苦労…。基礎工事は建物の一番下部を支える重要な部分のひとつですから、気が抜けません。基礎に限らずとも、構造の耐性は我々の命にも関わる重要なものです。最近よく見るデザイン性に特化した建築物を見ると、どうやって構造設計しているのだろう…と考えてしまいます(笑)。いつもより時間が掛かってしまいましたが、無事に問題ないことがわかったので安心です。明日から打設工事が始まり、あっという間によく見る基礎の姿になります。来週にはアンカーチェックもあるので、暑さに負けず頑張っていきたいと思います!
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