CBTセンター

認知行動療法の使用感・使用例などを具体的に書き込む

早期発見、早期治療

2006-03-12 | 開業カウンセラー
こないだカウンセリングをしていて、嬉しい事があった。
ある企業さんからいらっしゃった方で、まだ医療機関にかかってなかった精神疾患をお持ちの方に、医療機関のサービスを紹介して、実際行ってもらえる事になったからだ。

こーゆーのが割と嬉しいというか、TVやCMなんかで精神疾患や向精神薬について流してたり、インターネットの情報も増えてきているとは言っても、まだまだ精神科医療に対する偏見というか、敷居は高い。
敷居が高いと治療の開始が遅れ、本来治るべき疾患が治らなかったりする。
うつ病なんかも本当に薬がよく効いて早く治る病気なんだけど、ずい分手ひどく進行してから病院に来る人ばかりで、とても残念に思う。

だから「発病からすごく素早く病院を利用し、すごく素早く回復する」という事の手助けが出来た時はとても嬉しい。これが嬉しいという事は、おそらくこれが私のセンター開設の目標なんだろう。

そのための必須条件である、早い段階でカウンセリングを利用してもらうという事が出来るように、企業との連携を進めていければ良いなあと思う。

ちなみに今までも何枚か紹介状を発行したが、それらは100%医療につながっているので、めでたい事だ。

そんなわけで、精神科医療の情報を病院の前で紹介して、誤解の無いように医療機関につなげていく事は、CBTセンター創立のひとつの目的です。

もう1つの目的は、CBTの普及やCBTの施術によって薬物難治性の方に応対する事だけど、まあそれは追々やっていこうと思う。