CBTセンター

認知行動療法の使用感・使用例などを具体的に書き込む

子供の問題行動をめぐる言説

2006-11-18 | 雑談
本日は市民活動の一環として「子供を地域でどう支えるか」というパネルディスカッションのコーディネートをしてきた。
日常あんまり参与できておらず申し訳ないが、実は私はひこね市民活動センターの理事であったりもする。

基調講演の滋賀県立大学の松嶋先生をはじめ、パネラーそれぞれの立場から貴重な意見が出て、フロアからの鋭いご指摘もあり、Hotな意見交換会になったと思う。

用意しておいたパネルは6枚で、その中に「不登校は家庭の責任か」という刺激的なものもあった。
この辺を「まあ原因追求しても仕方ないし」という風なお茶の濁し方で進めていったところ、案の定フロアーから「そんなことでいいのか!」みたいな鋭いツッコミが入った。
コーディネーターというのは難しい立場で、あんまり喋りすぎてもいけないし、かといってまとめる為には働きかけなければいけない。やはりそのあたりはひとつの方向性の意見だけではまとまりようも無いといったところだろうか。
でも何とかまとめました。想定内の意見だし。

いずれにせよ子供が成長していく為に大人に何ができるだろうかという大同があっての、技術的な小異があるのであって、それをお互いが認め合えば有意義な選択肢を増やすと思う。