(・ω・)【ド】

Ut ameris, amabilis esto.

[資本収益率(r)>経済成長率(g)]

2017-02-09 23:29:27 | 日記(Weblog)
■■2017/2/9 木曜日

寒すぎます。。


さて、今日は堅めのチラ裏。。というか意見?


小学生のころ
老人1人の年金を、6人で支えていて、
このままいくと未来は2人で支えなくちゃいけない
これは大変なことだから、今から変えていかなくちゃいけない
って習った記憶はあります。
あのころは、GNPとかも世界トップ5とかに入ってた時代だったでしょうか。


ただ、あれから35年。
結果、その未来は回避できませんでしたね。
放置したからだとか、政治の問題だとか、色々あるとは思いますが、
これって歴史的に不可避の問題だったんだろうと感じます。


戦後から始まった年少人口の急増は回避できませんでした。


ただ、この戦後と人口の急増がなければ高度成長期もなかったんでしょう。
そして、高度成長期を生きた旧世代こそが日本を支えてきたとは思います。

そして今までを支えてきたものの一つが経済学なのかもしれません。
と最近勉強してて思います。



経済学でわかることは、(おいらレベルの頭では)
結局は富の分配なんだということ
かつ、
今は国単位の物質経済から
全世界単位での情報経済へシフトしていて
かっての経験則=経済学が使えない
ってことなんだと感じています。


昨年経済学者のトマ・ピケティさんとかが新しい?考え方を言っていました。

(主張をwikipediaから読み解くと)
資本収益率(r)>経済成長率(g)
すなわち、資産をもってることによる富のほうが、労働による富よりも早く成長する
これを放置すれば富の分配が不均衡になる。
技術進歩とかで今までみたいに経済成長率が上昇することはなさそうだ
とすれば、何か干渉しなくっちゃ!
世界的に富裕税(累進課税)をしたらどうか
って内容だそうです。

親の富がある人の子の収入のほうが、
親の富がない人の子の収入より高いことが多い
っていう事実をうまく表しています。
ただ、数式的に証明しないと受け入れない人もいるんでしょうな。

少子高齢化が進みきった超高齢化社会に突入した日本
親の富に対する相続税も富裕税なんでしょう。
ただ、その税をどう使うかの部分にもメスが入らないといけないというのもまた事実。


この辺をどう決めるかが
これからのダイバーシティ(多様性)な世の中では
今までとは大きく異なってくるわけで。


(続く)

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