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愛媛県今治市の殺傷事件を考える

2017-05-14 16:52:03 | 日記
ゴールデンウィーク真っ只中の愛媛県今治市で高齢の親子が殺傷された事件は全国ニュースで大きく取り上げられました。

その後任意で事情聴取された女性が、帰宅後自殺してしまったことで警察の事情聴取の時期が正しかったのか議論になりました。

愛媛県今治市は殺人事件とは縁のない穏やかな街なので、無差別に殺人事件が起きたことで近隣の住民は不安な日々を過ごしていたはずです。

その不安を取り除くために、警察は逮捕を焦ったのかもしれません。

証拠不十分な時期に事情聴取したことで、聴取するのが早すぎたのではないかという意見も多く聞かれました。

最近になって、被害者の血液が任意で事情聴取された女性の靴から発見されました。

別の殺人事件の現場にも任意で事情聴取された女性の血痕が残っていたという報道もありました。

しかし、任意で事情聴取された女性は殺していないという旨の遺書を残して亡くなっています。

重傷の男性が回復すれば、さらに証拠となる証言を得ることができるかもしれません。

DNA鑑定など鑑識を進めれば、さらなる証拠が出てくる可能性もあります。

これらの証拠が出てくる前に任意で事情聴取して逮捕しようとしたことに疑問を感じざるを得ません。

たとえ任意で事情聴取された女性が犯人だったとしても、亡くなってしまった今となっては真実を知ることはできません。

遺族の方もやるせない気持ちでいっぱいなのではないでしょうか。

今後の捜査の進展を見守っていきたいと思います。