少し前に、地上波で放送された「竜とそばかすの姫」観ました。
ずっと観たいと思っていた作品でしたが、
なかなか観れなかったので地上波で観れて良かった!
おおかみこどもの雨と雪とかサマーウォーズとかで有名な
スタジオ地図の作品です。
今回の作品は、仮想空間を舞台にしているので、
サマーウォーズの世界観が近いのかな?
もしかしたらこんな将来が近くあるのかもしれないと
思うような近未来のお話です。
今回も簡単なあらすじと感想をまとめてみました。
■あらすじ
主人公は内藤鈴という高知県に住んでいる女子高生です。
鈴の母親は昔、とある事故によって亡くなっていて、
今は父親と二人暮らしをしています。
母親を亡くした鈴は、
母との思い出でもある大好きな歌も唄えなくなってしまいます。
どうして死んでしまったのか、と言うことばかりに捉われて、
沈んだ気持ちの鈴。
幼馴染の忍も親友のヒロちゃんも鈴のことを放っておくことは出来ません。
うつうつとした気持ちを抱えていた鈴ですが、
ある日、ヒロちゃんに誘われて仮想空間「U」の世界に入ります。
Uでは、Azと呼ばれる自分の分身がアバターになります。
Azはその人の秘めた能力や特徴を表した分身。
全く別とも言えるし、全く同じでもあるのです。
鈴は自身のAzにbellと名付けます。
そして、bellの姿ならばと、鈴は歌を口ずさむのでした。
現実世界では歌えない鈴が、bellの姿では歌うことができ、
しかも鈴の知らぬ間にbellは一躍時の人へとなっていきます。
一方で、Uの世界には竜と呼ばれる謎の存在がいました。
竜は乱暴で傲慢。
周囲からも嫌われている存在です。
しかし、なぜか鈴は竜の存在が気になります。
なぜ竜が暴れたりするのか、鈴は竜の正体を突き止めようとするのですが…。
■感想
観る前に映画で使用された曲を聞いていました。
どんな内容なのか知らずに聞いていたので、
いろいろ想像していました。
なんか思っていたストーリーとは違いました(笑)
ラブストーリーなのかな?と思っていたけれど、
思っていたLOVEではありませんでしたね。
愛はテーマの一つなのかも。
目の前で助けを求めている人にあなたは手を伸ばすことができますか?
というような愛なのかなと思いました。
鈴のお母さんは見知らぬ女の子を助けるために、
増水する川の中に入っていき、命を失いました。
目の前で母親を亡くした鈴の気持ちは想像を絶します…。
歌えなくなるのも分かりますが、
いつまで閉じこもっていても仕方ないんですよね…。
物語の中で少しずつ鈴が変化していきます。
そのなかで出会う竜と言う存在は物語の中でも大きなカギです。
竜は、闇を抱えている感じがあってちょっとカッコいいんですよね。
声は佐藤健さんが担当しています。
でも、鈴の幼馴染・忍くんもカッコいいんです(笑)
こちらは成田凌さんが担当されています。
成田凌さん、佐藤健さんどっちの声も好きなので、
きゅんとしてしまいました(笑)
しかも忍くんは鈴が落ち込んでいることにすぐに気づく子。
周りからも人気者で、ステキなんですよね~
秘密を抱えている竜と
現実世界で心配してくれる忍くん…
どっちも魅力的なキャラクターですね。
鈴は最終的に、これまでの殻を破り、一歩を踏み出します。
その姿は観ている人にも勇気を与えるような気持ちにさせてくれて、
思わず胸が熱くなりました。
学生時代にみていたら、もっと影響が大きかったかもしれません。
これは今の若い人にも見てもらいたい作品ですね!
変わりたいのに変われない、
勇気がもてない、
という人にはかなりおすすめかも。
まだ観ていない人はぜひチェックしてみてください♪
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