ハロー!ジャーナル

あせらず、こだわらず自分のペースで生きる日々

洛中散策・春の二条城

2013-04-06 16:56:14 | まち歩き

春の京都を散策しました。

阪急電車の乗って烏丸駅で下車、洛中散策のスタートです。

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本日は平安京の大内裏(だいだいり)周辺と二条城を巡ります。

その前に烏丸通を北上し六角通を東に入った所にある六角堂に

お参りします。

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なにしろ「京のヘソ」と言われている所なのです。
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六角堂の正しい名前は頂法寺。本尊は如意輪観音。西国三十三

所観音の第十八番と言う由緒あるものだそうです。すぐそばに展

望エレベーターがあり上からみると六角堂の形がよく分かります。

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成程、六角だ(o^^o)♪

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桜が見事です!

お目当ての「ヘソ」は・・・ 

ありました。

「京のヘソ石」。ここが京都の中心なんですね(^^♪

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さて、三条通から御池通を西に進みJR二条駅を北に歩いてい

きます。このあたりが、その昔の朱雀大路で大内裏の入口とな

る朱雀門がありました。千本通と丸太町通の交差点には、大極

殿跡が標されています。

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もう少し北には菅原道真をまつった北野天満宮がありますが、

今日は右に折れて聚楽第跡を通り過ぎ・・・

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堀川通まで歩きました。目の前にあるのは一条戻橋。ここは大内

裏の東北の隅、いわゆる鬼門にあたる位置です。ちょっと不気味

な所!?(;゜Д゜)!

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下を流れているのが堀川で公園に整備され憩いの場になってい

ます。

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近くには陰陽師で有名な晴明神社もありますよ。
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この人が安倍晴明です。

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境内には彼のいろんな逸話がパネルで展示されてました。さて、

一条戻橋を渡って東に進むと御所(御苑)があります。現在は何

の変哲も無い約800メートルの道ですが、豊臣秀吉の全盛期の

頃は西の聚楽第と東の天皇の御所をつなぐ重要な道でした。

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今日は御所には行かず、堀川通に沿って南に進み二条城を目

指します。

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着きました、二条城の人でごった返すチケット売り場です。さす

が世界遺産!外国の方が多いです。

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大人600円也。

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二条城は徳川家康が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所

として造営し三代将軍家光が完成させたということです。1994年

にユネスコの世界遺産に登録されました。

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こちら二の丸庭園です。いろんな方が愛でたのでしょうね(ー_ー)

ちなみに二の丸御殿は徳川慶喜が大政奉還を発表した歴史の

舞台でもあります。国宝ですよ!

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次に門をくぐって・・・

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本丸御殿にやってきました。もともとの本丸は消失しており現在

は京都御苑内にあった旧桂宮御殿を移築されたものだそうです。

庭園の西南隅には天守閣跡があり登ることができます。

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眺めがいいですね。桜も見頃です。

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今回初めて二条城を見学しましたが、格式の高さに驚きました。

特に二の丸御殿内部にある狩野派による障壁画は絶品です。

鴬張りの廊下を踏みしめ進む毎に歴史を感じました。外国人が

多いのも納得です。これぞ侍日本!なのでしょう(゜∀゜)・・・

いいもの見せて貰いました。



偽りなき者

2013-04-01 19:28:27 | 映画

☆☆☆

信頼関係は一瞬で壊れるが、築き上げるには長い時間がかかる

と言われる。

仲が良い度合いと憎しみの度合いは正比例する。つまり信頼が深

まるのと同時に実は憎しみも積み重なっているのだ。人間とは身

勝手な生き物である。よく人は一人では生きられないとか、人とい

う字は人間と人間が助け合っている様子を形にしたものと言われ

るが、何とも薄っぺらに聞こえる。・・・そう感じる映画である。