Pepe日記「ピパス」

食べ始めるとやめられないピパス。人生の勉強は一生続きます!!

実況と応援

2007-06-28 | コラムの紹介
興味深いコラムを発見したので載せてみます。コチラです。

たしかにそう思うことはPepe自身よくあります。個人的な意見、独断で申し訳ないのですが、テレビ朝日のサッカー放送が大嫌いです。すみません。でも、人それぞれ考えがあります。そして、それは一人ひとり異なります。一年ほど日本のサッカー中継を観ていませんが覚えている限りでは、実況者も解説者も応援団ではないかという感じがしました。言ってみれば、ただ叫んでいるだけかなと。。実際の現場のことはさっぱりわかりませんが、おそらく彼らは試合のずっと前から、放送を成功させるために様々な情報を集め、勉強していることでしょう。

しかし、それがPepeには伝わってこないんです。本当に、ただの好き嫌いじゃないかという範囲の話になってます。すみません。もちろんW杯予選、本大会ともなればサッカー好きの人間が試合を観戦中に「我を忘れる」ということはあるかもしれません。ただ、アナウンサーはそうではいけないと思うのです。闇雲に「叫ぶ」ことは必要ないと思います。

あなた方は「絶叫者」ではないのですから。こんな感じでよろしいでしょうか。

まずはスタジアムに行きましょう。

でも、テレビで「試合を感じられる放送」が観られることをPepeも期待します。

サッカー

2007-05-22 | コラムの紹介
先日のUEFA CUPの決勝はスペインのチーム同士の対決で、SEVILLAが勝利を収めたが、その後のトロフィーの授与式が変わった。これは今週行われるCHAMPOINS LEAGUEの決勝でも採用されるとのこと。授与式の変更についてのプラティニのコメントを紹介したいと思う。

「サッカーは常に人間の表現方法のひとつ」

「ファンは選手の一部」

「サッカーを愛する人たちに、サッカーというスポーツを返還すること」

日本語に訳してあるので、多少ニュアンスが異なる部分もあるかもしれないが、この文章を読んで、彼の意見にすごく同意できた。

自分自身、一番自分を”感じている”ときはサッカーをしている時だ。人生はもちろんサッカーだけではない。仕事、勉強、余暇、趣味、など数え切れないものから構成されている。まだまだ経験していないことも多々あるが、今までの人生、20年近くボールを追いかけている自分にとって、サッカーとは本当に生活の多くの部分を占めてきた。間違いなく自分を表現できる一番の場の一つだと思う。

日本にいた頃は試合の日に、誰かに観に来て欲しいという気持ちは全くなかった。誰にも声を掛けることはなかったし、親でさえ嫌だった。家でサッカーの話をするのも嫌いだったし、試合の後に家族から試合についての話をされるのは大嫌いだった。もちろんサッカーをやってこれたのは家族、特に両親の支えがあってのことだということは理解していたし、感謝もしている。ただ、素直に”ありがとう”を言えたことは、高校の卒部式での主将としての挨拶の時だけだ。覚えている限りでは直接言ったことはない。

ただ、こちらに来て短い間だけどプレーして、少し考えが変わりつつある。試合の度に選手の家族、その友人、一緒に練習しているダイ、タカ、日本人のトモコさん(こっちで働いてるお姉さん)、タカオさん(地元チームの指導者)はいつも観に来てくれる。彼らとは最近よく一緒にいる時間が長いんだ。

それぞれ自分にはないモノを持っていて、オレは彼らにないモノを持っている。彼らから得るものはたくさんあるし、本当に感謝している。スペインに来なかったら、おそらく出会わなかったであろう人たち。それはこっちで会う人みんなそうだけど、会ってから関係が続く人とそうでない人がいる。少し恥ずかしいけど、そういうのは「運命」だと思う。本当に。

今日、旅行会社から帰りの航空券の控えを郵送したというメールが来て、予定では6月11日にMadridを発つ。こちらで残された時間は3週間くらいだ。彼らに感謝の気持ちを伝えたい。「ありがとう」という素晴らしい日本語があるが、自分の場合、サッカーが自分を一番「表現できる場」である。土曜の試合で最後になるが、彼らに何か伝わるものを残せたらなと思う。

その他、チームメイト、Onofre、Luis、presidente(プレシデンテ:オーナー)、Berna(ベルナ:グラセンオジサン)、いつも応援に来てくれる人たちのために感謝の気持ちを持ってプレーしたい。言葉でも伝えるけど、「ありがとう」をプレーを通じても伝えたいと思う。もちろん忘れてはいけないタイジさん。彼がいなかったら自分はここにいなかった。ワインでも買っていかなきゃな(笑)。

そんなことをここ最近、気づいたのは2~3週間くらい前かな。SpainのSalamancaの小さなクラブ、プロ選手ではないくせに、ちょっとがんばってかっこよく書いてみたつもり。でも「ありがとう」ではないけど、多くの人の支えがあって自分がいるということを本当に実感している。日本にいたときより強く。ただ、こうしたことはどこにいても起こり得ることだから、どこにいても、人とのつながりを大切にしていきたい。

書き留めておきたいことがまだ残っているが、現在午前3時過ぎ。今日はフットサルと練習があったからもう疲れた。寝ますね。


それではまた。