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試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

ラブリー・マン

2016-11-06 01:29:33 | movie
【Lovely Man】

【2011年】  インドネシア

東京国際映画祭二本目は『ラブリー・マン』です。

上映後監督さんのテディ・スリアアトマジャと主演でテディ監督夫人のライハアヌンのQ&Aがありました。

お似合いのカップル
(こんな感じ)

ライハアヌンさん、キレイ!!

テディ・スリアアトマジャ監督による「親密さについての3部作」第1作で、
第2作の『』第3作目の『』も今回の映画祭で上映されました。



≪映画祭サイトより≫

敬虔なムスリムの少女チャハヤは生き別れた父親サイフルを捜しにジャカルタへ。父親は女装の男娼としてヤクザの下で働いていた。ようやく探し当てた父の姿を見てショックを受けるチャハヤと、彼女を突き放すサイフル。理解し合えないように思えたふたりの心が、一夜限りのふれ合いをとおして微妙に変化していく…。

トランスジェンダーの父とムスリムの娘を対比させ、新しい愛のかたちを模索する本作は、テディ監督の転機になるとともに、新世代インドネシア映画の扉を開くものとなった。チャハヤに扮したライハアヌンはテディ監督夫人で、『ディアナを見つめて』(カミラ・アンディニ監督)でも主演を務めている。大阪アジアン映画祭2012出品作。



幼いころに姿を消してしまった父を訪ねて地方から、ジャカルタにやってきたチャハヤ


ようやく会えた父は、夜の街で男娼になっていた。


驚いたチャハヤだったけれど、彼女に父に対する嫌悪感はない。

父のサイフルは一晩だけ一緒に過ごすけれど、あとはもう会わないで、と提案する。


サイフルは前の晩にやくざからお金を盗んで追われていて、
チャハヤも妊娠していて悩んでいる。


サイフルは、愛する彼の希望で性転換手術を受けるため、お金を盗んだのだが、
やくざにつかまり、返さないと命はないぞ、と脅され、レイプまでされてしまう。




夜が明け、チャハヤを駅で見送る父は、チャハヤにお金を渡す……。


サイフルはドニー・ダマラ

上映後の監督さんの話によると、
撮影の2、3日前にたまたまカフェで隣に座っていたドニ―にお願いしたら、オーケーしてくれて、急遽出演、ということになったんだって。


とっても男らしいドニ―なので、
トランスジェンダーですぐに手術したいっていうのはちょっと無理やりって感じもするが………
お金を盗んだ理由がわかるまで、わたしはてっきりサイフルは客をとるためだけに女装してるものと思ってた。

まあ、それは作品のテーマには関係ないことではある。


ただただ、サイフルには無事に逃げてもらいたいと祈るばかりです。
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