昨日の花火はとても綺麗で心を打たれました
フィナーレの夜空を包むような花火は、いつまでも消えない夢みたいで、思い出がひっきりなしに浮かんできました
最初に乗せてもらったときの、あの大きな背中からしか味わえない景色を見た感動は忘れません。
いつもの調子で下馬したら高すぎて足をくじいてしまったのも覚えてます
練習を重ねるごとに新しい発見があって楽しかった反面、自分の力不足にいつも苦しめられていました。
あまりにも難しすぎて投げ出したくなることもあったけど、上手く呼吸が合った瞬間がたまらなく嬉しかったからまた頑張ることができて……
他にはないダイナミックさに惹かれていきました
フケったときは激重で大変だったり、騎乗以外でも手入れをするうちに脚が細くなって繋くんもなくなってくことにやり甲斐を感じました
とにかく毎日が特別だった
だから正直、求めすぎずに全日本大会を棄権していればこんなことにはならなかったかもしれないって後悔が少なからずある
見殺しにしたような罪悪感も
だって、充分すぎるくらいにナポリには貴重な経験を積ませてもらったから
自分がもうダメのは分かってるのに何度も何度も立ち上がろうとして、生きたいって、声にならない声がとどいた
もういいよ ありがとうね ごめんね
なんて言う権利ないのに、それしか言えなくて涙が止まらなかった
春から今までにかけてどんどん仲良くなったね
呼んだら返事もしてくれるようになったね
最初は怒ってばかりで触れなかったのに…笑
お前がいない学校生活が妙に寂しくて、油断したらまた泣けてきそうだよ。
たった4ヶ月のパートナーだったけど、一番わかり合えた気がした
ありがとう
大好きなナポリ
前向いて歩くよ