大谷翔平選手が所属するエンゼルスの本拠地があるロサンゼルスは、アメリカ大陸の日本側にあるため、日本から直行便で10時間ほどです。
比較すれば、鳥取~新宿が飛行機を使っても5時間強というのを考えれば、10時間が、いかに早いのかがわかると思います。鳥取~新宿が飛行機を使っても5時間強なのですよ(しつこい?)。
それはともかく、気候は温暖であり、球場近くにはディズニーランドもあり、楽しみが多い場所らしいです。
らしいと言うのは、アジア専門と言っても主に中国専門の私は行ったことがないからです。私の知っているのは、香港のディズニーランド入口と中国の怪しい遊園地。楽しみが少ない場所です。
海外に慣れていない人にとっては、航空チケット、ホテル、観戦チケット、ホテルから球場までの送迎のすべてがセットになったツアーがやはり安心だと思います。
旅行代理店HISのツアーでは、宿泊するホテルのグレードや試合の曜日、対戦相手によっても価格は違いますが、最も安いツアーだと3泊5日+1試合の観戦チケットつきで13万8000円というものがあります。例えば5月のミネソタ・ツインズ戦、ヒューストン・アストロズ戦、タンパベイ・レイズ戦などになります。
ただし、対戦チームが人気のあるニューヨーク・ヤンキースやボストン・レッドソックスなどの場合、ツアー料金は一気に高額になり、直前の申し込みも割高になります。たとえば4月29日のヤンキース戦は26万3000円からというものです。ツインズ戦の約2倍の価格になります。
ちなみに観戦席は3階席後方の最上階でグラウンドは遠くになります。6000円を追加することで外野1階席、1万3000円追加で内野1階席にグレードアップすることができるそうです。
JTBではロサンゼルス滞在5日間の航空チケット+ホテルのツアーを申し込んだうえで、オプションとしてエンゼルス観戦ツアーをつけることがでいます。この場合、基本となるツアーは申し込みの時期にもよりますが、17万円超えというものになります。オプションの観戦ツアーは約2万円ですので、総額で20万円近くはかかることになります。
「そんなもの、旅行会社に頼むから高いんじゃ。わしは自分で手配する」という人は自力でLCCの格安航空チケットとホテルを予約し、観戦チケットもMLB公式サイトから購入すれば、かなり安く観戦が楽しめます。LCCの航空チケットならロサンゼルスまで往復で6~8万円。格安ホテルは1泊1万円程度になりますし、バックパッカー向けの3000円程度の宿もあります。
観戦チケットも人気があまりない対戦相手の場合は最安1600円程度からあり、1試合だけ見る弾丸ツアーでよければ10万円以内で観戦することができます。
また、自力なら旅費を切り詰めて観戦を満喫することも可能だ。グラウンド間近の席は1万円前後。これを複数枚確保すれば大谷を近くで見る観戦三昧の日々を送ったとしても20万円で収めることもできます。
もちろん、日本のプロ野球なら5000円も出せば、そこそこ良い席でビールを飲みながら野球観戦を楽しめます。
それと比べれば20万円は目玉が飛び出るほどの出費ですが、一生に何度もあることではありませんし、本場MLBの試合を生で観られるのなら決して高くはないと思います。
さて、ここまでの大谷選手の活躍はピッチャーとしてもバッターとしても二刀流という常識はずれのことを本当にやってのけた活躍をしています。
このとてつもないパフォーマンスを事前に予想していた人は少ないでしょう。MLB公式サイトMLB.comはトップに大谷選手のプレー動画をもってくるようになったし、メディアも大谷選手に対する最大級の賛辞を競って送っています。「アメージング」、「マンモス級」、「この選手を野球界は待っていた」、「今や日本の、ではなくアメリカのショウヘイだ」などなどです。
5月になると、イチロー選手との対戦(ピッチャーとして投げれば)の可能性もあるようです。
ただ、これからが本当の勝負になるでしょう。大谷選手のプレーを分析し対抗策を練ってくるでしょう。バッター大谷に対しては内角を厳しく攻めてくるでしょうし、ピッチャー大谷に対しては決め球のスプリットを見きわめてくるでしょう。
それは今までの日本人選手への対応でも充分にやられて来ていましたから、時間の問題でしょう。
そうなったとき、また一段レベルの高い勝負が見られると言うものです。
でも、私は今のところ行く予定はありません・・・