野球小僧

笑撃的!夏休み自由研究

夏休みの宿題ともなれば、小中学生にとっては現実から目をそむけたくなるものの一つだと思います。その中でも自由研究はテーマによっては、毎日のように確認しなければならないものもあり、なかなか手ごわいものです。

私は小学生のころに、ちょうど皆既月食があって、それを観察するという名目で、天体望遠鏡を買ってもらったことがありました。ただ、夜遅くまでかかってしまったので、途中からは親に観察してもらってしまいましたが。

さて、ある小学生が取り組んだ衝撃の自由研究が話題になっています。生半可な覚悟ではできないテーマです。あまりにも、面白い内容なので、原文のまま転機いたします。

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 ■テーマ
宿題をさいごの日まで残しておいた時の家族と自分の反応

■研究の理由
この、研究を始めた理由は、毎年、宿題を十日ほどで終わらせていたけど、今年は、さいごまで宿題を残してしまった場合、家族と自分の気持ちをしらべてみたかったからです。

■初日
夏休みも始まり、きぶんはウキウキな気分で宿題のことは、まったく頭にない。

■二日目から四日目
ドンドコキャンプにいった。
とても楽しく、宿題のことなど、まったく頭にない。

■5日目から8日目
プールにいったり みつばちにいったりして、毎日がたのしすぎて宿題のことなどまったく頭にない。

■9日目から13日目
七夕まつりにいったりプールにいったりして 楽しすぎて宿題のことなどまったく頭にない。

■14日目から18日目
100km徒歩の旅に出発。
旅のかこくさに宿題のことなどまったく頭にない。

■19日目から22日目
キャンプに行ったり海に行ったりおばあちゃん家にとまりにいったりバーベキューをしたり、花火を見たり花火をしたり“おぐにゃん”の家にとまりにいったり 夏井さんのかきごおりをたべにいったりし 夏休みで1番イベントがあり たのしい期間では、あったのだが、次第に夏休みがおわるというきょうふがぼくの心にめばえ始めてきた。

■残り三日
本来なら、朝早くからやらなければ、ならない量が残っているのだが、ぼくは自由けんきゅうのために、宿題に手をつけるわけにはいかない。
なぜか、ぼくの弟もまったく手を付けていない。
大丈夫だろうか。

■残り2日目
朝、宿題をやらずに学校に行て、先生におこられる夢を見て目が覚めた。
もうげんかいだ。変な汗がとまらない。

■家族への告白と反応
おじいちゃん・おばあちゃん
ウソでしょ? おわるの?

お父さん
笑って・・・「お父さんも最後の日に、泣きながらやってたな」と言う

お母さん
「毎日、宿題おわったの?」とガミガミ言われていたが、やってるよーとぼくが、ウソをついていたことがばれげきど。
おこって、お皿を1まい割る。
しかしぼくには研究があるので、すべて宿題をおわらせるわけには、いかないのです。分かってください。

弟 まなぶ
かれも、まったく宿題をやっていない。大丈夫だろうか。
かれが、宿題に手をつけない理由がまったく分からない。

弟 まもる
かれは、保育園児のため宿題という意味がわからない。

■最終日
ぐっすりねむり、朝10時すぎに目が覚める。
なぜだろう、最終日にもかかわらず、すがすがしい朝をむかえている自分がいる。
宿題は、まったくおわっていないのだ。
なぜか、先生におこられる夢もまったく見ない。
もしかして、やっていかなくてもおこられないんじゃないか? とすら思えてきた。
そもそも宿題とは、何のためにあるのか。
ぼくは、何のために生きているのか。
生命は、なんのためにこの世にうまれてきたのか。
なぜ人は争うのか。

■最終日の家族の反応
自分
午前中は、なにも手がつかず、弟の宿題を手つだってみた。
午後:お昼ご飯を食べおわり自分の宿題がまったく終わっていないことに気付く。
なぜだろう。はき気が止まらない。
宿題に手をつけ始める。
自由研究のためとは、いえ こんな研究に手を出してしまった自分に腹がたってしかたない。
かこにもどりたい…
かこにもどりたい…
かこにもどりたい…
かこには、もどれない。
やるしかない。
やるならいましかない。
なみだがとまらない。
かこにもどりたい…


笑いながら「最後の日に泣きながらやってたな」と言う


目が合っても何も言葉をかけてこない。
もしかしてぼくは、大変な研究に手を出して しまったのでは、ないだろうか…

弟 まなぶ
午前中:すごいいきおいで宿題をやり始めている。
午後:友達と遊びに行く
かれのこのよゆうは、どこから来ているのだろう。まさか、あいつもこの研究をやっているのか…
夜:帰って来た弟は、泣きながら宿題をやっている。
もしかすると、この研究はぼくがやらなくても弟を研究すれば、結果が、分かったんじゃないだろうか。

ハム作J太朗
しんぱいそうな目でぼくをみつめている。
かわいいやつだ。

カメ①
しんぱいそうな目でぼくをみつめている。
かわいいやつだ。

カメ②
しんぱいそうな目でぼくをみつめている。
かわいいやつだ。

■最終局面
朝がた
おわった。
学校に行こう。

■がんばったところ
家族のみんなの、はんのうを、こまかく書けて良かったです。でも、弟もしゅくだいがおわっていなかったので、そっちをけんきゅうすれば良かったです。

■先生から
夏休みにたくさんの経験ができましたね。

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小学生と言えども人生、追いつめられると、悟りの境地を迎え、哲学的になるのですね。


コメント一覧

full-count
eco坊主さん、こんばんは。

結果を恐れないからこそできる発想ですね。大人は失敗した時のことを考えてしまい、こういう発想は出来たとしても、実行には移せないでしょうね。

今日、会議があって、「いつまでに」を決める際、「どうせ、みんな納期ギリギリにやるでしょうね」という発言がありました。まったく、タイムリーな状況でしたので、思わず吹いてしまいました。

今日は野菜ジュースでも飲むかなぁ~
eco坊主
おはようございます。

凄い発想というか思いつきというか・・私には到底真似できません。
その前にそういう発想さえでてこないと思います。

今、仕事でやったらどうなるのなかな~
私の発想ではないですが、一件期日の決まっている案件でそれまでにやらなければならないことができていないのです。委託先がらみなので私には待つしかできないのですが・・・催促・依頼・要請・懇願はしているのですが(笑)
きっと追い詰められても悟りの境地にはならないと思います!凡人な私。

今日は紫蘇ジュースでも作るかなぁ~
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