~FOOTBALLを通じた人間育成へのトライ~福岡西フットボールアカデミーの挑戦!

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2021/3/22 KYFA 2021フジパンCUP 第52回九州U-12サッカー大会 準決勝&決勝

2021-03-22 23:07:44 | 大会
フジパンカップ九州大会が終わって、怒涛の一週間。あっという間で気が付けば大会が終わって一週間が経っていました(笑)

遅ればせながら・・・あらためて振り返りを。


3月14日(日)、KYFA 2021フジパンCUP 第52回九州U-12サッカー大会 準決勝&決勝が開催されました。

コロナ禍における大会開催、本当に多くの大会関係者の皆様に心から感謝いたします。小学生最後となった今大会が無事開催されたことに・・・・お礼申し上げます!




【結果】

◆準決勝

福岡西U12 2(2-0,0-0)0 ブレイズ熊本/熊本県2位


◆決勝

福岡西U12 3(2-1,1-3)4 ソレッソ熊本/熊本県1位



最終成績、優勝:ソレッソ熊本、準優勝:福岡西フットボールアカデミー。








vsブレイズ熊本




後方から質の高いビルドアップ、ポゼッションでゲームを組み立ててくることを予想して、前半は前からボール奪取を図りゴールを先に奪い、もしゴールを先に奪えたら守備位置を下げて、パスの入れどころを無くし、ブロックからショートカウンターを狙う・・・・そんなゲームプランを立てて試合に臨んだ。

開始、直後から序盤にかけてなかなか追い込むことがうまくできずにボールを動かされてしまったが、何とか持ちこたえ対応し、狙っていた先制ゴールを奪うことにつなげることができた。キックオフ直後から慣れるまでに時間を要したが、何とか持ちこたえることで徐々に対応できるようになっていたことを考えると、選手全員がしっかりと粘り強くプレーできたことが大きなポイントだったように思える。

幸いなことに追加点を奪うこともできたのでだいぶ気持ち的にも余裕ができて助かった。

後半はプラン通り少し守備位置を下げて、スペースを相手に与えずにしっかりと守りながら追加点を狙いにいった。



ただ相手もそれを察してか、ハマらないようにハマらないようにリズムよく、ボールを持つところとワンタッチでボールを動かすところとを非常に判断良くプレーし、そしてさらには簡単なミスも少なく質の高いコントロール、パスやキックのクオリティも高く、ボールを簡単には奪えさせてもらえなかった。

これぞ「ブレイズ」といわんばかりの素晴らしい質の高いプレーを見せつけられた。

まぁ・・・この公式戦という場で、緊張感のある中で、勝った負けたとかは抜きにして、本当にこのような素晴らしいサッカーを経験できたことは、選手の今後のことを考えると貴重な時間、試合になったと強く思う。

福岡にいてはなかなかお目にかかれない、経験できないようなゲームだったように感じた。

先制点をもし奪えずにいたら・・・・全く異なった内容、結果になったと思う。

まさに「ギリギリの試合」だった。





ご対戦頂きましたブレイズのみなさん、タイチくん、スタッフのみなさん、保護者の皆様、本当に素晴らしい試合をありがとうございました。試合である以上、大会である以上、勝敗の結果がつきまとってきますが、そんなのを抜きにして、ゲーム運びの駆け引きや、質の高いプレー、そして選手自身お互い良い意味での勝負に拘る姿・・・本当に貴重な時間となりましたし、サッカー人として楽しいヒトトキでした。本当に本当にありがとうございました!願わくば・・・中学生になって彼らが大きな飛躍を迎えられることを!!






vsソレッソ熊本





2戦続けて熊本県勢とのゲーム。まぁソレッソサイドからしたら、むこうも2戦続けての福岡県勢とのゲームか・・・・笑wwww




ゲームはスコアの通りゴールの奪い合いに。

先制点はソレッソ。左サイドよりボールを中央に持ち込まれ、ボールの持ち方、身体の向きを駆け引きの素材とし、放たれたシュートは進んでいる方向、身体の向きとは逆サイドのネットに突き刺さる。このゴールには前半を終えてハーフタイムで戻って来た選手が口々に「あれはムリやろ(苦笑)」「監督、あれはどうやれば防げましたか?ちょっと防ぎ方が思いつきません!(笑顔笑wwww)」「何人もかけて囲んでいたつもりやったのに・・・間を狙ってたのかなぁ?(苦笑)」とみんな一様に笑顔で訴えてきた(笑)

オレも思わず・・・・「うん、あれは無理やな!相手がうまかった!!!大笑wwww」と返してしまった(苦笑)指導者なら的確な助言を与えてあげなければいけなかったのだろうが・・・・・本当に心から「うまっ!」と唸ってしまった。。。。


2点目はコチラがゲット。

相手のキーマンの1人10番にはボールを自由に持たせない・・・そんなことをテーマの一つに挙げていたけど、お世辞にも前半・・・・それがうまくいかずに後手後手に回る場面が数多くあった。そんな中、10番が前を向いた瞬間を狙っていたのか、気持ちのこもったスライディングでボールを奪い、その奪ったボールを逆にウチの10番が拾いハーフェイラインぐらいから独走、GKをかわし同点ゴールゲット!先制点で勢いにのられて苦しい時間が続いていただけに起死回生の一発となった。相手は10番が持った瞬間、10番への信頼感が絶大なんだろう・・・みんな、スペースに動き出す・・・本当に嫌なポジションを取ってくる。でもこの場面に限ってはそれが裏目に出て、10番がボールをロストした瞬間に既に周囲にはソレッソの選手が少なく(動き出していたから)ドリブルで独走できる状況になったように感じた。そういう意味では本当にウチの12番の気持ちのこもったスライディングに・・・・感謝!

「守るんじゃない。奪いに行くんだぞ!」

口を酸っぱくして何度も何度も言い続けたこのフレーズ。見事に体現してくれた瞬間だったな~。





3点目もコチラが!

コチラの2点目はCKで!同点ゴールを奪った1分後?2分後?ぐらいに逆転ゴールをCKからのヘディングでゲット!

このCK、最近選手らとCKで入らないよな~最近さぁ。どうにかして合わせる方法を考えていこうや!と投げかけていたところ。この学年、この九州大会期間中、UPやそれ以外のミーティングもそう、全て自分たちで自ら行えていた。だから俺は投げかけるだけでOK(笑)いろいろなパターンを考えてみたけどな・・・・・やっぱどこで合わせるか、勢いよくタイミングを合わせることができるか・・・そんなところをうまく調整できたようだった。なんにせよ先制されたけど逆転して迎えることができたところに、少し成長を感じたハーフタイムだった。




4点目もコチラ!

後半始まって数十秒、あっという間に左サイドを崩され、GK脇を抜かれ、あぁぁぁぁぁ~同点や~・・・・と心の中で悲鳴を上げながらそのシーンを目にしていたら、左サイドより全力で戻って来た5年生に助けられ本当にライン上でクリア。間一髪やったな~。その後一進一退を繰り返しながら、迎えたこのシーン。左サイドからスローインを受けた9番が11番と見事な連携でゴールをゲット。この2人のコンビネーション・・・・ここまで何度目にしてきたことだろうか。きっと「レンタロウならここに出したら走ってくれる」「コウスケならこうしたらこうしてくれる」という阿吽の呼吸が・・・少なからずあったんだと思う。二人で完璧に崩しきって3点目をゲット。本当に素晴らしいゴールだった。




さて・・・・ここから・・・悔しいけど、全てソレッソのゴール。

ここまでスコアは3-1でウチがリード。後半残り10分ぐらいからウチの運動量も落ちてなかなか厳しく激しく奪いにいけない。少しずつ少しずつ後方に下がりつつあった矢先、右サイドから放り込まれたボールのこぼれ球の対応がうまくできずゴール前の混戦からゴールを奪われた。思い返せば、このシーンを耐えきっていれば・・・・もっと違った結果になったんじゃないかと感じさせられた。

ここで3-2。

残りはおそらく4分?3分??いや2分???

何とかしのげば逃げ切れるか・・・と思っていた矢先、押し込まれる状態が続き右サイドから上げられた質の高いセンタリングに、警戒していた10番に本当に目の覚めるようなヘディングシュートを決められついに同点。気持ちの高揚するソレッソのみんな、そしてさすがに意気消沈した面持ちの福岡西の選手たち。

相手は押せ押せ、そしてここにきても相手の10番のキレは落ちないどころか更に上がっていく感じ。そこに俺が個人的に「嫌なプレーするようになったな~」と前々から感じていて、実はソレッソの中で一番好きな(笑)選手8番の選手が絡み、体力と気持ちの限界に近いウチの選手らにとっては、もうどうにもならない状況のロスタイム、左サイドから上げられたこれまた完璧なセンタリングに、空気の読めない(笑)ソレッソ5年生11番に逆転ヘディングシュートを放たれゴールを許す。


そして許した直後に終了のホイッスル。



・・・・・同時に崩れ落ちるウチの選手たち。






・・・・・ピッチに伏して立ち上がれない選手たち。






・・・・・呆然とその光景を黙って見つめるスタッフ陣。






終わってウチの大黒柱が語ってくれた中のワンフレーズ。

「相手の10番と福西の10番である僕との差がゲームの勝敗を決したと思います。自分は全力を出し切って、そして現時点では相手の方が上だった。だから負けたことは素直に悔しいけど、逆に今は清々しいです!やりきっての敗北なので!!」

と笑顔も混ざりながらの語らいやった。

う~ん、、、、、さすがの我らがキャプテン。なかなかそんなふうに語る言葉を見つけられるもんか?12歳で(笑)





このソレッソ、この学年、ホンマに何試合やったかいな?おそらく福岡のどのチームよりたくさん試合したんじゃないかってくらいした。でも、お互い、何かを試しているときが多く、ちょっとうまく行かなったから一気に4~5点差がつく。逆にガチでやるときはだいたい競った試合になってたっけ・・・?決勝前に選手が口々に・・・・「公式戦でソレッソとやるのは初めてで、ホントのガチでやるのが楽しみです!」と話してた。




最後の最後に一気にまくられ、追い抜かれた感じ。ここはもう表現の仕方が難しいけど、年数の差?立場の違い?・・・??のような感じで何かが、ほんの少し足りなかったんかな。でもその何かは目に見えるものじゃなくて、大きさも量れるものじゃないんだよな~。悔しいけど、そんなふうに感じた。



負けた側が何を言っても言い訳にしかならないんだけどね、それでもウチの彼らが日ごろから想いを持って取り組んできたことは一番俺が知っているし、それは決して下を向くようなレベルではなく胸を張って誇れるレベルだった。積み上げてきたものが足りなかったとは思わないし、準備が足りなかったとも思わない。やれることは、いまやれる中での最大限はやってきた自負はある。



・・・まぁだからこそこの逆転負けはキャプテン同様、オレも何か清々しいものがあって、素直に悔しくもあるけど同時に清々しい負けだった。

いや~・・・表現ってムズいね!言葉でうまく表せない!!笑wwww








6年生のこの世代の最後の試合が、このソレッソ熊本のみんなで、そしてこのような熱量の高い試合になって、本当によかった。

ソレッソの選手のみんな、廣川さん、三角くん、ヒデくん、そしてソレッソの保護者の皆様、本当にいつもありがとうございました。お互いに高め合えた・・・かどうかはちょっとわかりませんが、福岡西としては勝手に高め合えれた感じにしています!(笑)

勝った負けた・・・は、もちろん決勝戦ということも考えると重要なファクターですが、本当に心から感謝しております。



これから踏み入れる新しいステージでの大きな飛躍を、他チームの指導者ですが、心から楽しみにしております!










福岡西フットボールアカデミー関わる全てのみなさま、本当にあたたかいご声援をありがとうございました。



この6年生の姿を目の当たりにした後輩たちの基準は間違いなく上がっていると思います。4月からの新章、楽しみにしていてください。





最後になりましたが・・・・6年生保護者の皆様、本当にありがとうございました。最後の最後、優勝旗を掲げる姿をお見せしたかったのですが・・・・申し訳ない。



この続きは「卒団式&お別れ会」にて。







6年生、それでも何だかんだ言って・・・・


胸を張って九州2位!










準優勝、おめでとう!!!!!!








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