10月23日(日)、西部運動公園にて5年生の公式戦新人戦「九州ジュニア(U-11)サッカー大会」の福岡地区大会ファイナルが開催されました。
【結果】
◆準決勝
福岡西U-11 1(0-0,1-0)0 リベルタ福岡
◆決勝
福岡西U-11 2(1-0,1-0)0 アビスパ福岡
決勝トーナメント全結果↓
3度目の正直で、地区1位の座を勝ち取ることが出来ました。1年目は5位、2年目の昨年は3位、そして今年は優勝。
ご対戦頂きました、リベルタ福岡の皆様、アビスパ福岡の皆様、ありがとうございました。
福西として「芯」となる部分はどの学年も同じように求めている。
が、誰一人として同じ選手はいないし、その学年での課題も大きく異なる。
だからその学年で上手くいったからといって、同じやり方が他の学年や選手に当てはまるかと言うと決してそうではない。
その上手くいったっぽい方程式は、他にも使えるかと言うとそうではない。
今回のこの最終結末は、また1つ、いろいろと考えさせられる。
よっぽど負けて優勝出来なかった方が「悔しい」「次回は必ず優勝しよう!」というところにフォーカスできる。
育成が上手く出来ている、出来ていない
結果が出た、出ない
そんなフレーズを嫌というほど耳にしてきたこの業界。
1つだけ言えるのは・・・・何をしてそうなのか。
何をして「育成」なのか。
県トレ選手?ナショトレ選手?中学生で活躍出来る?高校で?プロを何人出した?
う~ん・・・・ということは、バロンドールを取れる世界No1の選手を育てて初めて育成が成功した!となるのかな・・・・?笑
何をして「結果」なのか。
今回のように地区大会で優勝したから結果が出た?福岡県で優勝したから?全国で??
そう。
こちらも同じ、どこまでいけば結果が出たというのか。逆に言えば結果が出ない・・・というのは、全国優勝しないと「結果が出ない」となるし、結果を出したというチームは全国で1つしかないということになる。苦笑
では、今回、対戦させてもらったリベルタやアビスパが「育成出来ていない」、「結果が出ていない」と言えるのか。うちが大手を振って「育成出来ている」「結果が出た」と言って良いのか。
いや、決してそんなことはないし、そもそももう一度試合をすればどうなるかわからない。
世の中、いろいろな考え方があって、多くの見方があって、何が正解で何が答えかは・・・・・豊かな未来を掴み取ることが出来る可能性を秘めた子どもたちのことだから、なおさら現時点での答えなんて、誰にもわからない。
だからこそ、目の前の選手たちを、子どもたちを、何とか育ててあげたいし、何より良いものをプレゼントしてあげたい・・・・
そんな「想い」を持ってプライベートな時間を削りまくってまででも向き合っているのが各チームの指導者だし、コーチ陣。
どのチームもそれは一緒だと思う。
だから単純に悔しい・・・・・おそらく負けたということもだけど、それよりも目の前の子どもたちに良い思いをさせてあげれなかったことが一番悔しく感じる部分だと思う。
逆に優勝したからどうなのか?もちろん勝ったこともそうだけど、目の前の選手らが笑顔で終えれたことが一番嬉しい。でもその反面、今回のようにまたいろいろと考えさせられる部分も出てくる。
勝つことがすべてではない。
とてもそのフレーズが身に染みる。
育成年代を預かる側なのでよけいにそう感じる。
現状、うちの5年生世代はどうか。
うまさ、強さ、怖さ、賢さ、逞しさ・・・・・
強いて言うなれば「強さ」「逞しさ」か?笑
決して、うまい!賢い!と言った感じではない・・・現状は。
だからこそ何とかしてその部分を含めた全体の五角形を大きくしていきたいと考える。
どのチームも現時点での課題があり、そこに着手しどう改善して向上させていくか、みんな、それぞれある。
そこには目の前の子どもたちのその先のことを考えてどうすれば良い方向に向いていくのか、どの指導者も同じ・・・・常に真剣に考えている。
その中での1つの勝ち負けに過ぎない。
ちなみにうちはジュニアの次のステージとなるジュニアユースはない。
送り出す専門のチーム。
だからどういったカタチで送り出せるのか・・・ここを1つのキーとして考えている。
福西ならではのスタイル、カタチ、パターンがあっても全然良いんだけど、でもそれはもしかしたら「福西だからうまくいっていた」ということになってしまうかもしれない。
中学生になって進路がバラバラになったときに・・・・それではたぶんどこに行っても通用しない選手になってしまう。
だから「どこに行っても通用する」ということを考えたときに、やっぱり個人の力ということが一番大切だ。
基本的にはサッカーの一番の本質、「ゴールを奪い合う」ということを一番に、その原理原則に照らし合わせて、基本的な部分を向上させ、そしてその選手が持っている特徴や現状武器となりそうな面を伸ばしていく。
もちろんチーム戦術もあって然るべきだし大切だと思うけど、チーム戦術ありきではなく、個人技術・個人戦術の上にチーム戦術がないといけない。
例えばうちの5年生には素晴らしいGKが2名もいる。どちらもどのチームに出してもエース級で活躍してくれそうな力を持っている。
でも特徴は互いに異なる。当たり前。
例えば一人はキック力・・・・ミート力に長けている。サッカーのゴールを奪いに行くという部分を考えたときに、彼のキック力を考えたときに、まずはDFを広がらせ必ず足元につけて後方からビルドアップさせる・・・・ということはやらない。いや、正確にはやるときもあるけど、基本は相手の守備状態を見て、優先順位はDF後方のスペースに効果的なボールを送り込めるかどうかを考えてもらう。
だからこそ、本人には「フィードキックの質」をいつも問いている。
傍から見たら「GKが大きく蹴るだけ」と評価されそうだけど、それはそれでそう感じるのも一つの捉え方なので仕方がない。
アビスパもそう、リベルタもそう、みんなそれぞれ様々に考え、試行錯誤しているし、それはうちも同じ。ミスはつきもの、うまくいくときもあれば、いかないときもある。
それが今回のような準決勝・決勝のような舞台になると大きく影響するときもあって、一喜一憂するのはある意味仕方のないこと。
でもね、どのチームの指導者も同じ。みんな、いろんな想いを持っているよ。
目標、新人戦県大会優勝。
先輩たちが2年連続で成し遂げれなかったところ。
そしてその先にある九州No1と全国制覇。
やっぱさ、口に出さないとね。
今の自分たちのレベルを考えたら恥ずかしくて言えない?笑
いやいや、やっぱ口に出して、みんなで掲げて、本気でそこに向かってやろうとするかしないかは・・・・誰にでもその権利はあるぞ!?
・・・・・という話はいつも選手らにする。
目標を掲げて、どう突き進むか。
ただただそれだけ。
昨年の西支部U-10リーグが始まるときにその話をしたっけかな。
このU-10リーグが来年のU-11リーグに繋がるし、U-11リーグが新人戦に繋がるし、新人戦がその先の九州・全国に・・・・とね。
だからこの新人戦地区大会は大きな目標の中の区切りになる一つの目標だった。
この夏、本当にいろんなところに行って、いろんな強度の高い試合を経験してきた。
おかげで、多くのシーンに対応できる我慢強さや粘り強さ、対応力はだいぶ身についてきた。
いま、5年生は20名いるけど、この地区大会にはあえて4年生は外し5年生だけで臨んだ。まずは5年生全員が目標に向かっていく中で目標を達成するために自分たちの基準を作り持つことを大切にして欲しくてね・・・・
でも夏前からも言っていたけど、県大会からはそうはならない。4年生も含めて、4&5年生50名近くから県大会に臨む選手をセレクトする。
4年生にとってはラッキーなのか、それとも途中から入る難しさを痛感することになるのか・・・・・どうかな?
5年生は結果的に20名全員がメンバーにセレクトされれば良いけど、現状ははっきり言って簡単なことではない感じかな・・・・残念ながらメンバーに入れずに涙する選手が出てくる可能性がある。
だからこその今現在、競争が毎日のようにある。
でも、本気で目標を達成しようと思うのなら、本気で高みを目指すのなら・・・・・それは必要なこと。
・・・・・というふうに俺も自分自身に言い聞かせる毎日。笑
やっぱな・・・・誰でもそうだけど、同じ涙なら嬉し涙だけを見ていたいよ。
時折、小学生年代にそこまで必要かな?と思うときもあるけど、フットボールを通じての育成を掲げる以上、やっぱり本気度は大切にしたい。
5年生。
大なり小なりはあるものの、サッカーが大好きで、素直な奴が多い。
若干動物園状態の奴も多数おるけどな(笑)、でもそのひたむきな頑張りや身体を張ったプレーには、誰もが応援したくなる雰囲気があるし、すげー!と思ってもらえるものがある。
まだまだ下手くそばかりやけど、気持ちだけは誰にも負けない。
ベンチにいるメンバーを含めて、本当にみんなひたむきやな。
メンバー発表まであと1か月。メンバーに入るためだけにするのはちょっと違うと思うけど、そうは言ってもまずは目の前のことをやらないとだから・・・・まずは本気で頑張り尽くして欲しいな。
きっとその本気でやるのを、何度も何度も繰り返した先に大きな成長と飛躍があるだろうから・・・・・
ま、でも・・・・・
まずは優勝おめでとう。
この先も良い想いが出来るとええな!
トモニ頂きへ!
【結果】
◆準決勝
福岡西U-11 1(0-0,1-0)0 リベルタ福岡
◆決勝
福岡西U-11 2(1-0,1-0)0 アビスパ福岡
決勝トーナメント全結果↓
3度目の正直で、地区1位の座を勝ち取ることが出来ました。1年目は5位、2年目の昨年は3位、そして今年は優勝。
ご対戦頂きました、リベルタ福岡の皆様、アビスパ福岡の皆様、ありがとうございました。
福西として「芯」となる部分はどの学年も同じように求めている。
が、誰一人として同じ選手はいないし、その学年での課題も大きく異なる。
だからその学年で上手くいったからといって、同じやり方が他の学年や選手に当てはまるかと言うと決してそうではない。
その上手くいったっぽい方程式は、他にも使えるかと言うとそうではない。
今回のこの最終結末は、また1つ、いろいろと考えさせられる。
よっぽど負けて優勝出来なかった方が「悔しい」「次回は必ず優勝しよう!」というところにフォーカスできる。
育成が上手く出来ている、出来ていない
結果が出た、出ない
そんなフレーズを嫌というほど耳にしてきたこの業界。
1つだけ言えるのは・・・・何をしてそうなのか。
何をして「育成」なのか。
県トレ選手?ナショトレ選手?中学生で活躍出来る?高校で?プロを何人出した?
う~ん・・・・ということは、バロンドールを取れる世界No1の選手を育てて初めて育成が成功した!となるのかな・・・・?笑
何をして「結果」なのか。
今回のように地区大会で優勝したから結果が出た?福岡県で優勝したから?全国で??
そう。
こちらも同じ、どこまでいけば結果が出たというのか。逆に言えば結果が出ない・・・というのは、全国優勝しないと「結果が出ない」となるし、結果を出したというチームは全国で1つしかないということになる。苦笑
では、今回、対戦させてもらったリベルタやアビスパが「育成出来ていない」、「結果が出ていない」と言えるのか。うちが大手を振って「育成出来ている」「結果が出た」と言って良いのか。
いや、決してそんなことはないし、そもそももう一度試合をすればどうなるかわからない。
世の中、いろいろな考え方があって、多くの見方があって、何が正解で何が答えかは・・・・・豊かな未来を掴み取ることが出来る可能性を秘めた子どもたちのことだから、なおさら現時点での答えなんて、誰にもわからない。
だからこそ、目の前の選手たちを、子どもたちを、何とか育ててあげたいし、何より良いものをプレゼントしてあげたい・・・・
そんな「想い」を持ってプライベートな時間を削りまくってまででも向き合っているのが各チームの指導者だし、コーチ陣。
どのチームもそれは一緒だと思う。
だから単純に悔しい・・・・・おそらく負けたということもだけど、それよりも目の前の子どもたちに良い思いをさせてあげれなかったことが一番悔しく感じる部分だと思う。
逆に優勝したからどうなのか?もちろん勝ったこともそうだけど、目の前の選手らが笑顔で終えれたことが一番嬉しい。でもその反面、今回のようにまたいろいろと考えさせられる部分も出てくる。
勝つことがすべてではない。
とてもそのフレーズが身に染みる。
育成年代を預かる側なのでよけいにそう感じる。
現状、うちの5年生世代はどうか。
うまさ、強さ、怖さ、賢さ、逞しさ・・・・・
強いて言うなれば「強さ」「逞しさ」か?笑
決して、うまい!賢い!と言った感じではない・・・現状は。
だからこそ何とかしてその部分を含めた全体の五角形を大きくしていきたいと考える。
どのチームも現時点での課題があり、そこに着手しどう改善して向上させていくか、みんな、それぞれある。
そこには目の前の子どもたちのその先のことを考えてどうすれば良い方向に向いていくのか、どの指導者も同じ・・・・常に真剣に考えている。
その中での1つの勝ち負けに過ぎない。
ちなみにうちはジュニアの次のステージとなるジュニアユースはない。
送り出す専門のチーム。
だからどういったカタチで送り出せるのか・・・ここを1つのキーとして考えている。
福西ならではのスタイル、カタチ、パターンがあっても全然良いんだけど、でもそれはもしかしたら「福西だからうまくいっていた」ということになってしまうかもしれない。
中学生になって進路がバラバラになったときに・・・・それではたぶんどこに行っても通用しない選手になってしまう。
だから「どこに行っても通用する」ということを考えたときに、やっぱり個人の力ということが一番大切だ。
基本的にはサッカーの一番の本質、「ゴールを奪い合う」ということを一番に、その原理原則に照らし合わせて、基本的な部分を向上させ、そしてその選手が持っている特徴や現状武器となりそうな面を伸ばしていく。
もちろんチーム戦術もあって然るべきだし大切だと思うけど、チーム戦術ありきではなく、個人技術・個人戦術の上にチーム戦術がないといけない。
例えばうちの5年生には素晴らしいGKが2名もいる。どちらもどのチームに出してもエース級で活躍してくれそうな力を持っている。
でも特徴は互いに異なる。当たり前。
例えば一人はキック力・・・・ミート力に長けている。サッカーのゴールを奪いに行くという部分を考えたときに、彼のキック力を考えたときに、まずはDFを広がらせ必ず足元につけて後方からビルドアップさせる・・・・ということはやらない。いや、正確にはやるときもあるけど、基本は相手の守備状態を見て、優先順位はDF後方のスペースに効果的なボールを送り込めるかどうかを考えてもらう。
だからこそ、本人には「フィードキックの質」をいつも問いている。
傍から見たら「GKが大きく蹴るだけ」と評価されそうだけど、それはそれでそう感じるのも一つの捉え方なので仕方がない。
アビスパもそう、リベルタもそう、みんなそれぞれ様々に考え、試行錯誤しているし、それはうちも同じ。ミスはつきもの、うまくいくときもあれば、いかないときもある。
それが今回のような準決勝・決勝のような舞台になると大きく影響するときもあって、一喜一憂するのはある意味仕方のないこと。
でもね、どのチームの指導者も同じ。みんな、いろんな想いを持っているよ。
目標、新人戦県大会優勝。
先輩たちが2年連続で成し遂げれなかったところ。
そしてその先にある九州No1と全国制覇。
やっぱさ、口に出さないとね。
今の自分たちのレベルを考えたら恥ずかしくて言えない?笑
いやいや、やっぱ口に出して、みんなで掲げて、本気でそこに向かってやろうとするかしないかは・・・・誰にでもその権利はあるぞ!?
・・・・・という話はいつも選手らにする。
目標を掲げて、どう突き進むか。
ただただそれだけ。
昨年の西支部U-10リーグが始まるときにその話をしたっけかな。
このU-10リーグが来年のU-11リーグに繋がるし、U-11リーグが新人戦に繋がるし、新人戦がその先の九州・全国に・・・・とね。
だからこの新人戦地区大会は大きな目標の中の区切りになる一つの目標だった。
この夏、本当にいろんなところに行って、いろんな強度の高い試合を経験してきた。
おかげで、多くのシーンに対応できる我慢強さや粘り強さ、対応力はだいぶ身についてきた。
いま、5年生は20名いるけど、この地区大会にはあえて4年生は外し5年生だけで臨んだ。まずは5年生全員が目標に向かっていく中で目標を達成するために自分たちの基準を作り持つことを大切にして欲しくてね・・・・
でも夏前からも言っていたけど、県大会からはそうはならない。4年生も含めて、4&5年生50名近くから県大会に臨む選手をセレクトする。
4年生にとってはラッキーなのか、それとも途中から入る難しさを痛感することになるのか・・・・・どうかな?
5年生は結果的に20名全員がメンバーにセレクトされれば良いけど、現状ははっきり言って簡単なことではない感じかな・・・・残念ながらメンバーに入れずに涙する選手が出てくる可能性がある。
だからこその今現在、競争が毎日のようにある。
でも、本気で目標を達成しようと思うのなら、本気で高みを目指すのなら・・・・・それは必要なこと。
・・・・・というふうに俺も自分自身に言い聞かせる毎日。笑
やっぱな・・・・誰でもそうだけど、同じ涙なら嬉し涙だけを見ていたいよ。
時折、小学生年代にそこまで必要かな?と思うときもあるけど、フットボールを通じての育成を掲げる以上、やっぱり本気度は大切にしたい。
5年生。
大なり小なりはあるものの、サッカーが大好きで、素直な奴が多い。
若干動物園状態の奴も多数おるけどな(笑)、でもそのひたむきな頑張りや身体を張ったプレーには、誰もが応援したくなる雰囲気があるし、すげー!と思ってもらえるものがある。
まだまだ下手くそばかりやけど、気持ちだけは誰にも負けない。
ベンチにいるメンバーを含めて、本当にみんなひたむきやな。
メンバー発表まであと1か月。メンバーに入るためだけにするのはちょっと違うと思うけど、そうは言ってもまずは目の前のことをやらないとだから・・・・まずは本気で頑張り尽くして欲しいな。
きっとその本気でやるのを、何度も何度も繰り返した先に大きな成長と飛躍があるだろうから・・・・・
ま、でも・・・・・
まずは優勝おめでとう。
この先も良い想いが出来るとええな!
トモニ頂きへ!