斯く語りき

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肝(キモ)は“紳士・淑女”としての躾ではないでしょうか

2019-03-31 03:15:00 | 日常部(写真ブログ含む)

「体罰禁止」法制定の意義 外国では「虐待が着実に減少」、課題は?

如何なる子供であれ、軈て大人になります。これは避けて通れない現実ですから、体罰や暴言をしない大人にするには子供目線で語るのではなく一個人、紳士・淑女として育てることが最もな様に思います。その様に育てれば基本的には体罰をすることはない筈です。勿論、人間ですから如何なる躾があったとしても道を誤ることはありますが、きちんと社会に出ても困らないだけの身嗜みを覚えさせることが大切かと思います。

日本での現在の在り方では体罰だけを止めさせようとしているだけで、それを裏付けるだけの揺るがない方針がありません。これでは身嗜みを持たない大人を量産するだけで、間違いなく世の中がおかしくなってきます。否、現実問題としてバカッターなど常軌を逸した行動に出る輩が続々と出てきています。

思えば、明治や大正時代の頃の方が遥かに紳士・淑女になるための躾があったのではないでしょうか。勿論、当時は今より遥かに精神論を重んじる時代だっただけに殴ることなど日常茶飯事でしたでしょうが、それでも当時の画像を見ていると表情に引き締まりを感じます。現代よりも遥かに精神的な芯は強かったと思います。

例えばスーツ(日本風に記したら背広でしょうか)の着こなしは当時の方が絶対に良いですね。やはりスーツは身体は勿論のこと精神的な部分が大人でないと似合わない代物ですから、それが似合うということは当時の大人が現代より遥かに立派だった訳です。

とはいえ、その後は二・二六事件を境にして無謀な戦争へと突き進んでしまったのですから、その面では脆い部分はありましたが、それでも彼らを見習うべきだと思います