観光プロデューサーのひとこと

福井県観光連盟の観光プロデューサー 酒井仁志のブログ。活動内容や観光に対する思いなど、みなさんにお届けしたい言葉を発信!

ダチョウを食べた!

2006年08月31日 | Weblog
 
縄文博物館(若狭三方)すぐ隣にある縄文プラザで「ダチョウ料理」を食べることができる。ダチョウ料理なんて美味しいのか??珍しいので一度食べてみるか、という期待値ゼロの感覚で食べてみた。

 ところがこれが意外にも?美味しかったので超感激!!臭みもなく、クセのないさっぱりとした食感。おすすめは「石焼御膳」。レバー、もも、砂肝、ハツなどダチョウの生肉を焼くのだ。

 卓上石焼きコンロで焼く。焼きすぎると硬くなる。片面30秒焼くのがベスト。柔らかく甘みのあるハツ、コリコリとした食感の砂肝が最高!ビールが飲みたくなったが・・・。低脂肪、低コレステロールというヘルシーな肉なのでダイエット中の私には最高の肉。ご飯はミネラル分たっぷりの古代米を使っているので健康にも良い。他にもダチョウの串カツ、オムライスなど色々なダチョウ料理が楽しめる。

 このダチョウどこで育てているのか?このレストランから車で約10分くらいの「梅街道」から見えるところにダチョウが飼育されていた。

 ダチョウは生後1年で体重100キロまで成長し、それ以上は成長しないとのこと。何と70歳まで生きるという。食べるには生後1年のダチョウが柔らかくて美味しいらしい。そこには20羽以上のダチョウが。

 ダチョウは雑草を食べてくれる。糞は雨が降ると土に溶けて掃除しなくても匂わないし、育てるのにあまり手間はかからないらしい。ダチョウがいると狐や猪も来ないので農家で飼うには最適のようだ。梅を育てる農家と契約して木の周りに生える雑草がエサになり、除草剤を使わなくても良いらしい。梅狩りをして、ダチョウが買い戻され、ダチョウ料理に変身する、というサイクルだ。なるほど。

 福井県には場がないため、岐阜県でしてまた戻ってくるようだが、将来の若狭の特産になるよう、ダチョウ料理を応援したい!(平成18年8月)