レストア専門店 復元カレラ 公式ブログ

          アンティーク品からスーパーカーまで復元出来ないものは無いと豪語する、神の手を持つ頑固おやじの作業日記

ハコスカ GTR プロジェクト (その9)

2009-02-28 11:34:43 | ハコスカ GTR プロジェクト
2009y 2月 28日 (曇り)
皆さんこんにちは。
ハコスカ GTR 一号車いよいよ板金に入りますか?
本日板金着手前の工程完了のGTRのドンガラをお見せします。

我が社の前の景色とハコスカ一号車!

「フルレストア車両とは言っても実は剥離のみ、ただのオールペン、
ドンガラにしました・・・なんて嘘っぱち・・・」
実態は、車体が錆びの”ガン”に侵されている車両がたくさん有り!

”俺のハコスカはそんな事は、絶対無い!” 言い切れますか?

このハコスカGTRは、リアルタイムのレストア日記です。
こんなにレストア作業をオープンにした企画は他に無いでしょう!
作業自体が不完全燃焼な作業は、我輩はしたくない!
自信を持って”我輩は言う。あの<R>は俺がレストアしたと・・・!!”


ハコスカ GTR プロジェクトは、
ノスタルジックカーショー実行委員会 の提案でスタートした
日本一の”ハコスカGTR”を造る計画です。
http://www.nostalgic.co.jp/




ディーノ レストア その80 (サイドライン編)

2009-02-27 11:37:53 | DINO レストア
2009y 2月 27日 (雨)
皆さんこんにちは。
2月の末日で禁煙してから早5ヶ月経過します。
まだ、たまに吸いたくなります。

本日ディノ君レストア日記のお題は!

建築用品 レーザー水平機の光線は、真っ直ぐの”ライン”出しに最適です。
ディノ君のフロントフェンダー~ドア~リアフェンダーにつながるラインは
一直線なのだ、だから現代社会の科学の力を借りましょう!!
全国の板金屋さん、このライン真っ直ぐか?
と聞かれたら、胸を張って,ハイ100%と言えますか?・・・




DINOのフルレストア依頼は
神奈川県 横浜市の、 ビンテージ スーパーカー専門店
(有)キャステルオートサービスさんです。
http://www.castel-dino.com/


ハコスカ GTR プロジェクト (その8)

2009-02-26 11:11:45 | ハコスカ GTR プロジェクト
2009y 2月 26日 (曇り)
皆さんこんにちは。
本日は、先日、北海道の同業者のトオルさんの質問の答えです!
ボディーを”フルブラスト”すると砂が取れないのでは?
そ~本当に、本当に取りずらいのです。

その前に、当たり前に使っている用語 ブラストとは?
GTRに使ったブラストは、
サンドブラストで”砂”を高圧で吹きつけ錆び、塗装を剥がす技法!
その砂は細め~粗めが有り、素材を選び施工する。
(砂にも、ケイサ・アルミナ・ガーネット・川の砂・その他色々有ります)

その他のブラスト
くるみ、ガラス、ウエット等、砂の替わりに吹く素材が有ります。
バイクのエンジンなんかは、ウェットブラストがきれいに仕上がり、また
ガラス塗料(特許製品)を塗装すれば、30年きれいなエンジンを保ちます!
(上記の特殊技法を施工したい方は、復元カレラに、相談する)


サンドブラストを吹き終えたら”即”砂取り作業に変更する!
住吉の服装がサンドブラスト施工時の服装姿(ゲゲゲのねずみ男)
エアーと掃除機で共同作業で砂を取る!

隅の隅まで砂を取る!
マスクは必ず着用する、そしてフィルターは1日最低2回交換する。

ブラスト室の扉を開け”鉄車”になったハコスカ君の勇士姿です!
その後”砂取り”作業3時間エアーブローで砂を取り
錆び止め、サフェが吹けるまでになりました。

簡単に砂を取るには、ボディーに穴を開ければ、取れますが、
せっかく良い状態の車に、穴は開けたくないですね!


ハコスカ GTR プロジェクトは、
ノスタルジックカーショー実行委員会 の提案でスタートした
日本一の”ハコスカGTR”を造る計画です。
http://www.nostalgic.co.jp/


ディーノ レストア その79 (テールリング調整編)

2009-02-25 11:23:27 | DINO レストア
2009y 2月 25日 (雨)
皆さんこんにちは。
我輩、花粉症真っ只中!!
目のかゆみ(ウサギの目) くしゃみ(ハクション大魔王)も出たり入ったり!
すごすぎます。 今日からあまり飲みたくない薬を飲みます。


では、本題のディノ君、レストア日記です。
ボディーの凹みのハンマーリングと同時に、
モール・ガラス・ライトリング等のボディーとのマッチングを調整していきます。

本日は、テールライトリングとバックパネルの調整、穴あけ、取り付けです。

左側調整後!何の問題も無く取り付いた。

右側調整後の画像!問題がありました。
皆さんにそっと教えましょう。 
実は、各DINOは、バックパネルのテールの穴が
中に入るタイプと外側に寄るタイプで大きく分かれます。
そして最悪なバックパネルは、左右の穴の位置が合っていません。
(今回は、そのパターンでした) 

左右のバランスが、
取り付けの穴や位置が違うからと言って、曲がって取り付けたり
隙間が開いたのでは、洒落になりません。

ほとんどの板金屋は、元から、ビスの穴が開いていたりとか・・
取り付けの位置を元の位置にしたと言うが・・
長年の間に
穴・位置を誰かが、開け直したり、取り付け位置をずらしたりしているはず!
ですので、我輩はいつも構造的に修理を考え悪い所は、治します。
悪ければ治す。これ”フルレストア”の常識!

左右バランス良いでしょう。
これで”復元カレラ流” テールリングの調整が終わりました。




DINOのフルレストア依頼は
神奈川県 横浜市の、 ビンテージ スーパーカー専門店
(有)キャステルオートサービスさんです。
http://www.castel-dino.com/


ハコスカ GTR プロジェクト (その7)

2009-02-24 12:19:44 | ハコスカ GTR プロジェクト
2009y 2月 24日 (曇り)
皆さんこんにちは。
最近作業が、はか(能率良く早く)がいきません!
その為”怒りん坊将軍”になっています。

その怒りん坊将軍の時は、(花粉症も手伝い!)
ブログにも、身が入りませんのでお休みに、なる訳ですな!

早く、将軍職を辞めるように、努力します。


ブラスト施工後は、
晴れた天気の良い日にブラスト室から出し(ブラスト室は鉄が錆びにくい)
エアーブローを午前中して、
昼飯を食べたら、即”劇物”のプライマーを吹きにかかります。
(劇物だけに,錆びを発生させません)

プライマーは、2度塗り!
エンジンルームも吹きます!

下回りは、特に吹き残しがないように、念入りに!
その後、プラサフェを塗り、出来上がりが、夜11時で今日も残業!
レストア屋が納期を守るには、苦労がありますな~・・・



ハコスカ GTR プロジェクトは、
ノスタルジックカーショー実行委員会 の提案でスタートした
日本一の”ハコスカGTR”を造る計画です。
http://www.nostalgic.co.jp/