深井看護医学ゼミナール

看護記録・看護師国家試験対策・新人看護師の学び直し

1定点医療機関当たり新型コロナウイルス感染者数(57)<with溶連菌・手足口病>

2024-06-30 23:23:09 | 日記

コロナ感染者数7週連続で増加

厚生労働省は6月28日、全国に

約5000ある定点医療機関に

6月17日~23日に報告された

新型コロナウイルスの新規感染

者数は計2万2754人で、1定点

当たり4.61人であったと発表

した。

 

前週の約1.11倍で7週連続で増加

した。

 

昨年の同時期は1定点当たり6.13

人であった。

 

都道府県別の最多は、

沖縄県の25.68人で、

鹿児島県10.51人、

佐賀県8.46人、

と続く。

 

首都圏では、

東京都4.70人、

愛知県5.07人、

大阪府 3.29人、

福岡県4.73人、

であった。

 

37都府県で増加した。

 

6月23日までの1週間に定点医療

機関に報告された新規入院患者数

は1493人で、前週から107人増加。

 

集中治療室(ICU)に入院した患者

は64人で、前週から2人増えた。

 

都道府県別では、

北海道4.95人、

青森県1.91人、

岩手県3.49人、

宮城県3.15人、

秋田県1.75人、

山形県1.47人、

福島県1.90人,

茨城県5.28人、

栃木県3.63人、

群馬県2.98人、

埼玉県5.68人、

千葉県7.25人、

東京都4.70人、

神奈川県5.04人、

新潟県3.15人、

富山県3.20人、

石川県3.15人、

福井県2.33人、

山梨県3.17人、

長野県4.00人、

岐阜県4.38人、

静岡県4.54人、

愛知県5.07人、

三重県2.65人、

滋賀県2.50人、

京都府3.27人、

大坂府3.29人、

兵庫県3.02人、

奈良県4.02人、

和歌山県3.06人、

鳥取県2.76人、

島根県2.82人、

岡山県3.15人、

広島県3.75人、

山口県3.70人、

徳島県4.46人、

香川県2.74人、

愛媛県3.05人、

高知県4.05人、

福岡県4.73人、

佐賀県8.46人、

長崎県5.36人、

熊本県7.36人、

宮崎県4.00人、

鹿児島県10.51人、

沖縄県25.68人、

である。

 

手足口病、大人の重症化の可能性大

注目すべき点は、

「大人も感染する可能性が

大きい」

ということである。

 

子どもから感染して、親が

重症化するケースがある。

 

当事者に話を聞いた。

 

A氏は、今年5月に2歳の娘が

手足口病に感染した。

その数日後に自身も40度近い

熱が出たという。

 

「口中が口内炎だらけになって、

 ご飯が食べられなく、水を

 飲むのも大変な状況。

 日が経つにつれ、手足に赤い

 湿疹や水疱のようなものが

 出来始めて、今度は、痒さが

 増大。

 

 1か所プチッとめくれ出したら、

 そこから一気にぱっとめくれて

 いく感じが続く。

 見た目がグロテスクなので、

 人の目が気になった。」

 

娘さんは数日で症状が治まった。

一方で、A氏は、なかなか回復

しなったと言う。

 

「何か爪が変だな、と感じて

 見ると、爪の白い部分が消え

 ていた。

 2ヶ月近く経ってもまだ徐々

 に爪が取れている状態である。

 完治するには、あと数ヶ月必要

 かな?と感じた。

 正直なところ、自分は感染しない

 と、高を括っていたので、普段

 と同じように娘のオムツを替え

 ていた。

 

 自分の子どもが感染したときは、

 大人は感染しないように配慮

 すべきだと感じた。」

とA氏は話した。

 

免疫が老化して頑固になる

B教授によると、

「免疫が老化すると頑固になる」

という。

 

どういう意味か?

 

子どもの免疫は未熟でも柔軟性が

ある。

一方で、大人の免疫は頑固になって、

悪いものが入ってきた時に過剰反応

する。

 

それが症状として、よりひどく出て

しまうことがあるわけである。

 

<手足口病で気を付ける点>

 

まず、症状がある人は感染力がある

ので、接触には気をつけること。

子どもも含めてである。

 

次に、普段と様子が違う点に気を

配り、重症化していないか

確認する必要がある。

また、口内痛で食事が取りにくく

なるが、水分・栄養は必須で、

これらを摂取しているかどうかを

気にする必要がある。

 

最後に、異変を感じたら迷わず

病院へ行くべきである。

 

劇症型溶連菌は正しく恐れるべし

劇症型溶血性レンサ球菌(溶連菌)

感染症の今年の患者数が1000人

を超えた。

半年足らずで、過去最多だった

2023年を上回った。

 

溶連菌は、

「致死率が約3割」

と恐れられているが、

感染・発症する頻度

が極めて小さい。

それ故、

病気の内容を正しく理解し、

実態を恐れるべである。

 

経緯だが、溶連菌が傷口など

から入り込むと、まれに重症

化して発症する。

 

数時間から数日のうちに急激に

症状が悪化するのが特徴。

 

また、手足の腫れが壊死に

繋がったり、敗血症などの

症状から多臓器不全を引き

起こす場合がある。

そして、発症後、数時間で

亡くなるケースもある。

 

幸い、命が助かっても壊死

した手足を切断しなければ

ならない。

 

劇症型溶連菌は、TVやネット

では、

「人食いバクテリア」

と呼ばれている。

 

それ故、

手や足の腫れや痛み、

発熱などの異変に気が

付いたらすぐに医療機関

を受診することが大切で

ある。

 

病原体はウィルスでなく、

細菌(バクテリア)である

ため、抗生物質による治療

が可能である。

 

手遅れにならないよう、急変

時は救急車を呼ぶのが良い。

 

この20年、国内の患者数は

年々増える傾向にある。

 

新型コロナウイルス禍で

手洗いなどの感染対策が

徹底されている間は、一時

減少したが、2023年には

941人と過去最高であった。

 

今年はその数字を大幅に

更新する見通しだ。

 

日本で何故、感染が拡大

しているのかは、依然と

して不明である。

 

また、感染経路や重症化

しやすい人の特徴も不明

である。

 

ワクチンも存在しない。

 

ただ、新型コロナやイン

フルエンザのように人

から人へと容易に広がる

ものではない。

 

溶連菌は、一般的には咽頭

炎などを引き起こす細菌で、

大半の人が感染しても軽い

喉の痛みといった風邪の

症状で済む。

それ故、

過度に恐れることはない

であろう。

 

この春以降、韓国や中国に

おいて、度々日本の

「人食いバクテリア」

の感染拡大がネットなどで

話題になっている。

 

急回復するインバウンド

(訪日外国人)需要に水を

差すことのないよう、

厚生労働省は正しく丁寧

に情報発信してもらいたい。

 

石川県、コロナ・溶連菌・感染性 胃腸炎・手足口病・流行性角結膜炎の現状

<コロナウイルス>

県全体3.15人、

金沢市2.47人、

南加賀2.20人、

石川中央3.82人、

能登中部4.33人、

能登北部4.75人。

 

<A群溶血性レンサ球菌咽頭炎>

県全体2.28人、

金沢市2.00人、

南加賀1.00人、

石川中央3.33人、

能登中部4.00人、

能登北部1.00人。

 

<感染性胃腸炎>

県全体3.93人、

金沢市5.18人、

南加賀1.67人、

石川中央6.00人、

能登中部1.75人、

能登北部2.00人。

 

<手足口病>

県全体9.38人、

金沢市13.82人、

南加賀2.67人、

石川中央12.33人、

能登中部6.50人、

能登北部2.00人。

 

<流行性角結膜炎>

県全体1.57人、

金沢市点1.00人、

南加賀0.00人、

石川中央8.00人、

能登中部0.00人、

能登北部0.00人。

 

<コロナウイルス>

<流行性角結膜炎>

<溶連菌>

<手足口病>

<感染性胃腸炎>

 

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1定点医療機関当たり新型コロナウイルス感染者数(56)< with溶連菌・手足口病>

2024-06-23 08:18:07 | 日記

コロナ感染者数6週連続増

厚生労働省は6月21日、全国約5000

の定点医療機関から6月10日~16日

に報告された新型コロナウイルスの

感染者数が約2万561人だったと発表

した。

 


1機関当たりは4.16人、前週比1.04倍

であり、6週連続増となった。

 


都道府県別で沖縄が18.11人と、前週

に比べ、やや減ったものの、目立って

多い状況が続いている。

 


厚生労働省の担当者は

「過去に夏に一定の感染拡大があった

 ので、状況を注視している」

と話す。

 


26都府県で増加する。

 


沖縄に次いで多かったのは

鹿児島県8.58人、

佐賀県7.2 6人。

 


少なかったのは、

山形県1.63人、

福井県1.82人、

福島県1.89人

など。

 


全国約500の定点医療機関が報告

した新規入院患者数は1372人で、

前週比0.98倍であった。

 


都道府県別では、

北海道6.25人、

青森県1.93人、

岩手県3.05人、

宮城県2.75人、

秋田県2.48人、

山形県1.63人、

福島県1.89人、

茨木県4.41人、

栃木県3.19人、

群馬県3.05人、

埼玉県5.07人、

千葉県6.26人、

東京都4.48人、

神奈川県4.52人、

新潟県3.71人、

富山県2.55人、

石川県3.60人、

福井県1.82人、

山梨県2.83人、

長野県4.41人、

岐阜県3.18人、

静岡県3.96人、

愛知県4.78人、

三重県2.78人、

滋賀県2.47人、

京都府3.18人、

大阪府3.10人、

兵庫県2.68人、

奈良県3.49人、

和歌山県2.44人、

鳥取県2.52人、

島根県2.50人、

岡山県3.25人、

広島県2.53人、

山口県3.51人、

徳島県4.27人、

香川県2.38人、

愛媛県2.39人、

高知県3.59人、

福岡県4.38人、

佐賀県7.26人、

長崎県4.36人、

熊本県5.11人、

大分県2.98人、

宮崎県5.78人、

鹿児島県8.58人、

沖縄県18.11人。

 


劇場型溶連菌、患者数過去最多更新

国立感染症研究所は6月18日、

急速に症状が進行し、致死率

が高い

「劇症型溶血性レンサ球菌

 感染症」(STSS)

の患者数が過去最多を更新し、

1000人を上回ったと発表した。

 


2024年のSTSSの類計患者数は、

6月2日時点で過去最多の977人

に上っていたが、6月9日時点で

さらに42人増え、1019人となる。

 


都道府県別では

東京都150人

が最も多く、

以下は

愛知県69人、

埼玉県68人、

神奈川県59人、

大阪府55人、

千葉県51人、

が続く。

 


STSSの主な病原体は

「A群溶血性レンサ球菌」

で、突発的に発症した後、

急速に症状が進行し、

「多臓器不全」

を引き起こす。

 


子どもから大人まで広範囲の

年齢層で発症するが、特に

30歳代以上の成人に多い。

 


STSSの患者の増加について、

厚生労働省は新型コロナウイ

ルスが感染症法上の5類に移行

し、感染対策が緩和されたこと

が背景にあると見ている。

 


STSSに有効なワクチンは現時点

ではなく、厚労省では

手洗い、

咳エチケット、

傷口を清潔に保護する、

など、基本的な感染対策を呼び

掛けている。

 


東京都、手足口病、警報基準超え?

東京都は2024年6月20日、主に

夏に小児を中心に流行する感染症、

手足口病、

ヘルパンギーナ、

咽頭結膜熱、

RSウイルス感染症、

について注意喚起をWebサイトに

掲載した。

 


特に手足口病については、

定点医療機関からの患者

報告数が警報基準を超え

る地域が見られ、大流行

となっている。

 


手足口病、

ヘルパンギーナ、

咽頭結膜熱(プール熱)、

RSウイルス感染症、

いずれもウイルスによる感染症。

 


特別な治療法やワクチンはなく、

感染予防策として、

こまめな手洗い、

マスクの着用、

咳エチケット、

が挙げられる。

 


患者の多くは小児であること

から、

家庭、

保育所、

幼稚園、

学校、

などにおいても感染予防策の

徹底が重要となる。

 


特に、大流行としている手足

口病について、東京都におけ

る第24週(2024年6月10日~

16日)の患者発生状況を見る

と、都内264箇所の定点当た

り患者報告数(都内全体)は

4.08人。

 


前週の2.81人から大きく増加

した。

 


都では、

警報レベル

(保健所単位で定点あたり

 :5.0人/週)

にある保健所の管内人口の

合計が、都全体の人口の30

%を超えた場合

を都の警報基準として定めて

いる。

第24週は、都内31保健所の

うち11保健所が警報レベル

を超えた。

 


管内人口の合計が党全体の

35.67%に達したことから

警報が発令された。

 


都では、手足口病について

警報を開始基準を超えてから

警報終息基準(2.0人/週)を

下回るまでの間を、

警報レベルとしている。

 


尚、第24週の

ヘルパンギーナの患者報告数は

0.78人(警報開始基準は6.0人)、

咽頭結膜熱(プール熱)の患者報

告数は

0.57人(警報開始基準値は3.0人)、

RSウィルス感染症は0.70人(警報

開始基準の設定なし)。

 


都は、毎年夏に流行する小児の感染

症に注意するよう呼びかけている。

 


手足口病、前週より感染拡大中

国立感染症研究所の2024年第23週

(6月3日~9日)の速報データによる

と、手足口病の全国の定点当たり

報告数は3.83人。

 


11週連続増加中で、前週と比較

すると約30%増加している。

 


都道府県別では、

群馬県9.25人、

鹿児島県8.69人、

三重県8.67人、

愛媛県8.51人、

高知県8.36人、

奈良県8.09人、

福井県7.36人、

大阪府 7.33人、

が多くなっている。 

 


<大人が感染すると合併症の

 リスクが大>

手足口病とは三大夏風邪の1つで、

その名の通り、手のひら、足の裏、

口の中などに痛みを伴う2~3mm

の水疱性の発疹が出るウイルス性

の感染症である。

 


5歳以下の子どもが最も感染しや

すい病気で、子どもが保育園や

幼稚園といった集団生活の場で

流行することが多く、感染すると

水泡発疹、

発熱、

倦怠感、

を伴う。

 


子どもの場合、発熱するのは1/3

程度で、多くは数日間で症状が

治まる。

 


ただし、大人がかかると症状が

重くなる可能性があり、

髄膜炎、

脳炎、

心筋炎、

といった合併症のリスクが

高まる。

 


特に、妊婦や基礎疾患のある高齢

者の注意が必要である。

 


発熱(38度前後)や倦怠感以外にも、

のどの痛み、

関節痛、

頭痛、

咽頭痛、

下痢、

嘔吐、

などの症状も出るので、軽い風邪

程度だと甘く考えない方がいい。

 


大人が手足口病に感染する殆どの

ケースは、子どもから感染する

家庭内感染である。

そして、感染した親が会社などに

出勤し、職場にウイルスを持ち込

むことで感染をさらに拡大させる。

 


感染経路は

飛沫感染、

接触感染、

糞口感染(便の中に排泄されたウイ

     ルスが口に入った感染)、

である。

 


発症原因となるウイルスは主に

コクサッキーウイルスA6・A16、

エンテロウイルス71(EV71)、

と呼ばれるものである。

 


注意すべき点は、これらのウイ

ルスは普段、新型コロナの感染

予防対策で使っているアルコール

消毒が効きにくいということで

ある。

 


コクサッキーウイルスの場合、

症状が治まった後、

手足の爪が剥がれたりすること、

もある。

 


一方、EV71は死に至るリスクも

ある、

髄膜炎

脳炎、

などを引き起こす可能性がある

危険なウイルスである。

 


例年、真夏の7月末~8月に流行

のピークを迎えるが、今年は5月

頃から感染者が急増している。

 


考えられる理由は3点ある。

 


➀コロナ禍の約3年のステイホーム

 期間で、免疫力を高めることが

 できなかったこと。

➁感染症法の5類移行後、感染対策が

 緩み、マスクをする人、手洗いを

 する回数も減ったこと。

③今年は、5月頃から25度を超える

 暑い日が続いたこと。

 


などが要因として挙げられる。

 


では、ウイルスに感染しないため

にやるべき予防策は何か?

 


アルコール消毒が効きにくいので、

「石鹸を使って20~30秒ぐらい時間

をかけ、流水でしっかり手洗いする

こと」が大切である。

 


飛沫感染を防ぐためには、マスクの

着用が必須。

もし、家族が感染したら、家庭内で

のタオルの共用はやめること。

できればペーパータオルにして、

使用するために捨てることである。

 


幼児が感染した場合の注意点は、

オムツ替えである。

便にもウイルスが存在している

ので、オムツ交換後は、特に

しっかり手洗いすることである。

 


手足口病は特効薬がなく、特別な

治療法もない。

そのため高熱が出た場合などは

解熱剤を服用するといった対症

療法が中心となる。

 


いずれにせよ、

意識が朦朧としている、

胸が痛い、

呼吸が苦しい、

といった異変を感じたら、大人も

子どもも、すぐに医療機関を受診

することである。

 


そして治まった後も注意する必要

がある。

それは、今、流行している感染症

は手足口病だけではない、

という事だ。

 


国立感染症研究所によると、手や

足の壊死などを引き起こし、致死

率の高いことで知られる、

「劇症型溶血性レンサ球菌

 感染症」

の患者数が、今年に入ってから

1019人となり、昨年1年間の

患者数を超え、過去最多を更新

している。

その他、

感染性胃腸炎などの感染症も流行

している。

 


1週間程度で手足口病の症状が回復

したとしても、免疫力や抵抗力が

落ちている。

そういう時に別の感染症に続けて

かかる感染症ドミノが起こる可能

性は大いにある。

 


猛暑が予想されるこの夏は、感染

症には特に警戒が必要である。

 


石川県、コロナ・溶連菌・感染性胃腸炎・手足口病・流行性角結膜炎の現状

 


<コロナウイルス>

県全体3.60人、

金沢市2.82人、

南加賀1.60人、

石川中央4.27人、

能登中部6.67人、

能登北部5.50人。

 


<A群溶血性レンサ球菌咽頭炎>

県全体2.72人、

金沢市3.36人、

南加賀1.83人、

石川中央2.50人、

能登中部3.75人、

能登北部0.50人。

 


<感染性胃腸炎>

県全体5.59人、

金沢市9.00人、

南加賀3.67人、

石川中央4.33人、

能登中部3.25人、

能登北部1.00人。

 


<手足口病>

県全体10.59人、

金沢市15.91人、

南加賀3.17人、

石川中央12.17人、

能登中部9.50人、

能登北部1.00人。

 


<流行性角結膜炎>

県全体4.00人、

金沢市3.33人、

南加賀0.00人、

石川中央18.00人、

能登中部0.00人、

能登北部0.00人。 

<コロナウイルス>

<溶連菌>

<手足口病>

<感染性胃腸炎>

<流行性角結膜炎>

 

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1定点医療機関当たり新型コロナウイルス感染者数(55 )<with溶連菌・手足口病>

2024-06-17 00:16:14 | 日記

コロナ感染者数5週連続で増加

厚生労働省は6月14日、全国に

約5000ある定点医療機関に

6月3日から9日に報告された

新型コロナウイルスの新規

感染者数は計1万9719人で、

1定点当たり3.99人であった、

と発表した。

 

前週の約1.13倍で5週連続で

増加した。

 

昨年の同時期は1定点あたり

5.11人であった。

 

都道府県別の最多は、

沖縄県の19.58人で

鹿児島県8.73人、

北海道6.67人、

と続く。

 

主要都市では、

東京都4.07人、

愛知県4.72人、

大阪府2.38人、

福岡県4.12人、

であった。

 

36都道府県で増加した。

 

6月9日までの1週間に、定点

医療機関に報告された新規

入院患者数は1400人で、

前週から134人増加。

 

集中治療室(ICU)に入院した

患者は66人で、前週から5人

増えた。

 

都道府県別では、

北海道6.67人、

青森県3.03人、

岩手県3.35人、

宮城県2.98人、

秋田県3.19人、

山形県2.56人、

福島県2.40人、

茨木県3.90人、

栃木県3.29人、

群馬県3.06人、

埼玉県4.91 人、

千葉県5.56人、

東京都4.07人、

神奈川県4.18人、

新潟県3.51人、

富山県3.37人、

石川県3.50人、

福井県1.72人、

山梨県3.22人、

長野県4.11人、

岐阜県3.25人、

静岡県4.04人、

愛知県4.72人、

三重県2.07人、

滋賀県2.13人、

京都府2.67人、

大阪府2.38人、

兵庫県2.80人、

奈良県3.51人、

和歌山県2.57人、

鳥取県2.69人、

島根県2.34人、

岡山県3.14人、

広島県2.68人

山口県2.91人、

徳島県3.81人、

香川県1.85人、

愛媛県2.69人、

高知県3.25人、

福岡県4.12人、

佐賀県4.90人、

長崎県3.41人、

熊本県4.08人、

大分県2.81人、

宮崎県5.38人、

鹿児島8.73人、

沖縄県19.58人。

であった。

 

溶連菌感染症、感染者過去最多

致死率は3割ほどとされる、

劇症型溶連菌感染症

の都内での感染者数が過去

最高となっている。

それ故、

東京都は、早期の診療など

対策を呼びかけている。

 

「劇症型溶血性レンサ球菌

 感染症」は、

「A群溶血性レンサ球菌」

 などが傷口や飛沫から体内

 に入り込むことで発症する

 もので、

 ①手足の急速な壊死、

 ➁多臓器不全、

 を引き起こす事から

 「人食いバクテリア」

 とも呼ばれている。

 

東京都は6月13日に医療従事者

を交えた感染症対策会議を開き、

感染者のうち約3割が死亡して

いる状況や、今年の都内の感染

者数が過去最大の147人となっ

たことを報告した。

 

また、重症化の原因を早期に

特定することなど、感染拡大

防止対策を確認した。

所長:

「まず、症状があった時には

 劇症型溶連菌感染症では

 ないかと疑い、気付くこと

 が大切である。

 そのことにより、早期の

 診療により治療すること

 が可能となる。」

と話す。

対策として、東京都は感染

予防のため、手洗いや咳エチ

ケットなどを呼びかけている。

 

ここで、

劇症型溶連菌感染症について

改めて特徴を確認しておく。

 

東京都保健局医療局によると、

感染するとその初期症状として

喉の痛み、

発熱、

そして、

発病後、数時間以内に手足が

する壊死する症状、

がみられ、肝臓や腎臓の機能

が落ちる多臓器不全なども

引き起こす、としている。

 

また報告された感染者のうち、

約3割が死に至っていて、進行

が早く致死率も高い病気だ、

ということである。

 

感染経路は、

接触感染・飛沫感染が

主である。

 

感染症を専門とする現場の

医師からも患者の増加を

実感する声が聞かれた。

 

東京女子医科大学感染症科

A教授、

「去年の9月ぐらいから

 溶連菌感染症が増えた。

 劇症型に至らない段階、

 要するに早い段階で治療

 が始まれば劇症型になら

 ないで済む。

 ところが、現状は後1日

 何もしなかったら劇症型

 になっている患者が来て

 いる。

 そういうケースが結構多く

 みられる。

 ペースがかなり早い。」

と話す。

 

教授は去年の9月以降、

「劇症型だけでなく、溶連菌

 感染症全体の患者の増加を

 実感している」

と話した。

その患者の特徴として、

➀ほとんどが60歳以上の高齢者、

②さらに感染した人は殆どが足、

からの感染で、

③足に怪我をした人

④水虫の症状がある人、

が多かった、

ということである。

 

患者が急増している原因は

分からないが、

教授は、

「新型コロナの5類移行で

 感染症対策は緩み、感染

 が一気に広がったのでは?」

と推測している。

 

また、A教授は子どもによく

見られる溶連菌感染症とは

タイプが違い、そこから劇症型

につながることはないだろう」

と話す。

 

では、感染しないためには

どんな対策が必要なのか?

 

A教授は、足からの感染が多い

ことから、

➀足を清潔に保つことや、

➁水虫や傷があれば治療して

 おくこと、

を挙げている。

 

「手足口病」患者増加、対策急務

手足や口などに発疹ができる

「手足口病」

の患者が増加していることから、

石川県は警報を出して感染対策

を呼びかけている。

 

「手足口病」は手や足、口の中

 などに水泡性の発疹ができる

 ウイルス性の感染症で、主に

 幼い子どもが感染し、まれに

 脳炎や髄膜炎を起こして重症

 化する恐れがある。

 

県によると、「手足口病」の患者

は、県内で増加していて、6月9日

までの1週間では、29の定点医療

機関から報告された患者が191人で、

1医療機関当たり65.9人となった。

 

県は、

「大きな流行が発生、または継続

 しつつある」

として12日、「手足口病警報」を

発表した。

 

「手足口病」は咳やくしゃみ、便

 などを介した感染が多いという

 ことで、県は、こまめな手洗い

 や排泄物の適切な処理を心がける

 など感染対策をとるとともに、

 高熱などの症状が出た場合は速やか

 に医療機関を受診するよう呼びかけ

 ている。

 

石川県、コロナ・RS・溶連菌・感染性胃腸炎・手足口病・流行性角結膜炎の現状

<コロナウイルス>

県全体3.50人、

金沢市3.00人、

南加賀2.80人、

石川中央3.64人、

能登中部7.17人、

能登北部1.50人。

 

<RSウイルス感染症>

県全体1.24人、

金沢市1.09人、

南加賀1.67人、

石川中央050人、

能登中部02.50人、

能登北部0.50人。

 

<A群溶血性レンサ球菌咽頭炎>

県全体2.69人、

金沢市3.45人、

南加賀1.50人、

石川中央3.67人、

能登中部1.50人、

能登北部1.50人。

 

<感染性胃腸炎>

県全体5.79人、

金沢市9.55人、

南加賀5.00人、

石川中央3.17人、

能登中部3.00人、

能登北部1.00人。

 

<手足口病>

県全体6.59人,

金沢市9.55人、

南加賀2.67人、

石川中央7.83人、

能登中部5.252人、

能登北部1.00人。

 

<流行性角結膜炎>

県全体4.86人、

金沢市3.67人、

南加賀0.00人、

石川中央23.00人、

能登中部0.00人、

能登北部0.00。 

 

<コロナウイルス>

<溶連菌>

<手足口病>

<感染性胃腸炎>

<RSウイルス>

<流行性角結膜炎>

 

深井看護医学ゼミナール

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大阪府堺市で有名な看護師・医師国家試験および看護大学・医学部受験に特化した実績26年の予備校

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1定点医療機関当たり新型コロナウイルスの感染者数(54)<with溶連菌・手足口病>>

2024-06-10 01:01:32 | 日記

コロナ4週連続増加

厚生労働省は6月7日、全国約5000

ある定点医療機関に5月27日から6月

2日に報告された新型コロナの新規

感染者数は計1万7401人で、1定点

当たり3.52人だったと発表した。

 

前週の約1.05倍で、4週連続で増加

した。

 

昨年の同時期は1定点当たり4.55人で

あった。

 

新型コロナウイルスによる国内の死者

数が2023年末までに10万人を超えた

ことが厚生労働省の人口動態統計で

分かった。

 

6月5日に発表された同統計によると、

2023年に3万8080人が新型コロナで

死亡し、2020年以降の累計で10万

5950人となった。

 

 厚労相は6月7日の閣議後会見で、

「他のG7諸国と比べて低い水準で

 抑えられてきた」

 との認識を示し、新たな感染症危機

 に備えるため、

「新型インフルエンザ等対策政府

 行動計画」

 の改定や、

「国立健康危機管理研究機構」

 の設立準備を進めると説明。

「国内外の様々な感染症の動向を

 注視し、必要な情報提供と基本

 的な感染対策の周知に努めたい」

 と述べた。

 

定点当たり報告数の都道府県別

では、

北海道5.44人、

青森県2.66人、

岩手県2.70人、

宮城県3.34人、

秋田県2.54人、

山形県2.30人、

福島県2.41人、

茨木県3.88人、

栃木県3.59人、

群馬県2.95人、

埼玉県4.29人、

千葉県4.81人、

東京都3.37人、

神奈川県3.71人、

新潟県3.70人、

富山県3.08人、

石川県2.96人、

福井県1.38人、

山梨県3.54人、

長野県3.97人、

岐阜県2.92人、

静岡県3.57人、

愛知県3.57人、

三重県1.88人、

滋賀県1.93人、

京都府2.42人、

大阪府 2.19人、

兵庫県2.21人、

奈良県3.36人、

和歌山県1.94人、

鳥取県2.38人、

島根県2.66人、

岡山県2.73人、

広島県2.09人、

山口県2.61人、

徳島県3.5人、

香川県1.87人、

愛媛県1.80人、

高知県3.25人、

福岡県3.54人、

佐賀県5.13人、

長崎県4.31人、

熊本県3.49人、

大分県2.12人、

宮崎県3.29人、

鹿児島県7.11人、

沖縄県19.74人、

であった。

 

石川県、コロナ・RS・溶連菌・手足口病・感染胃腸炎・流行性角結膜炎の状況

<コロナウイルス>

県全体2.96人、

金沢市2.82人、

南加賀1.90人、

石川中央3.45人、

能登中部5.33人、

能登北部1.25人。

 

<RSウイルス>

県全体1.38人、

金沢市1.36人、

南加賀1.50人、

石川中央0.33人、

能登中部3.25人、

能登北部0.50人。

 

<手足口病>

県全体5.72人、

金沢市6.18人、

南加賀3.17人、

石川中央9.33人、

能登中部5.50人、

能登北部0.50人。

 

<A群溶血性レンサ球菌咽頭炎>

県全体2.45人、

金沢市2.36人、

南加賀1.00人、

石川中央4.33人、

能登中部2.25人、

能登中部2.00人。

 

<感染性胃腸炎>

県全体8.21人、

金沢市11.64人、

南加賀8.00人、

石川中央7.00人、

能登中部5.00人、

能登北部0.00人。

 

<流行性角結膜炎>

県全体2.43人、

金沢市3.33人、

南加賀0.00人、

石川中央7.00人、

能登北部0.00人、

能登北部0.00人。

 

劇症型溶連菌が拡大、感染者は過去最大

急激に症状が進み致死率が高い

「劇症型溶血性レンサ球菌感染症

 (STSS)」

の国内患者数が6月2日までに977

人に上り、現在の調査方法となった

1999年以降で最多となったことが、

東京都感染症情報センターが公表

した国の集計結果で分かった。

 

これまで昨年の941人が最多で

あったが、今年の患者数は昨年

同時期の2.8倍となり、専門家は

警戒を呼びかけている。

 

高熱、

手足の腫れ、

痛み、

 

が突然起こり、数十時間で多臓器

不全に至るなどしてショック状態

に陥る。

 

高齢の患者が多く、発症した場合

の致死率は3~5割とされる。

 

手足の壊死を伴うことがあるため

「人食いバクテリア」と呼ばれる。

 

東京女子医大の教授は、患者増加の

理由は不明としつつも、コロナ禍の

感染対策が緩み、人との接触が増えた

影響があるとみている。

 

教授は

「患者は水虫やあかぎれなど手足に

 小さな傷がある人が目立つ。

 手足の傷を放置せずに治療する

 ことが予防につながる。

 

 2~3時間で腫れが一気に広がった

 時や、受け答えが難しい場合は

 迷わず救急車を呼んでほしい」

 と注意を促している。

 

手足口病の患者増加

手足口病の流行が拡大している。

 

国立感染症研究所の2024年5月

20日から26日のデータによると、

手足口病の全国の定点当たりの

報告数は2.13人。

 

9週連続増加中で前々週と比較

すると、2.36倍に増加している。

 

都道府県別では、

群馬県8.77人、

福井県8.08人、

大分県7.50人、

鹿児島県7.06人、

愛媛県7.00人、

奈良県6.09人、

高知県5.28人、

が多くなっている。

 

<手足口病とは?>

手足口病は、口の中や手足などに

水泡性の発疹が出る

ウィルスの感染によって起こる

感染症である。

子どもを中心に流行し、例年報告

数の90%前後を5歳以下の乳幼児

が占めている。

病気の原因となるウイルスは主に、

コクサッキーウイルスA6 ・A16、

エンテロウイルス71(EV71)、

で、その他、

コクサッキーウイルスA10、

などが原因になることがある。

 

<感染経路は?>

手足口病の感染経路は、

飛沫感染、

接触感染、

糞口感染、

である。

特にこの病気にかかりやすい

年齢層の乳幼児が集団生活を

している保育施設や幼稚園など

では、子どもたちの生活距離が

近く、濃厚な接触が生じやすい

環境であることなどから注意が

必要である。

 

また、乳幼児では手足口病の原因

となるウイルスに感染した経験が

ない割合が高いため、感染した

子どもの多くが発病する。

 

<主な症状は?>

感染してから3~5日後に

口の中、

手のひら、

足底や足背、

などに

2~3㎜の水泡性の発疹

出る。

 

発熱は約1/3にみられるが、

あまり高くならないことが

殆どであり、高熱が続くこと

は通常なく、殆どの発病者は

数日間のうちに治る病気で

ある。

 

治療のための特効薬はなく対症

療法となる。

 

<流行時期は?>

 感染症に詳しい医師は、

「手足口病は夏に流行する代表

 的な感染症の1つで新型コロナ

 ウイルス感染症が流行したこの

 3年間には大きな流行はなかった

 が、今年はそれ以前と同じように

 夏に向けて患者数が増えている。

 

 現在、検出されているウイルスの

 主流はCA6型であり、発疹が大き

 く、体幹部にも表れることがある。

 

 本格的な流行はこれからと考えら

 れる。

 

 今後の流行の規模はわからないが、

 2024年は患者数が多くなるのでは

 ないかと予想している」

 と話す。

 

<合併症のおそれも?>

手足口病を発症すると、まれに

髄膜炎、

小脳失調症、

脳炎

などの中枢神経系の合併症のほか、

心筋炎、

神経原生肺水腫、

急性弛緩性麻痺、

など様々な症状が出ることがある。

 

また、手足口病の典型的な症状が

みられずに重症になることもある

ので、注意が必要である。

 

<手足口病の予防法は?>

手足口病に有効なワクチンはなく、

発病を予防できる薬もない。

 

治った後でも比較的長い期間、

便などからウイルスが排出される

ことがある。

 

また、感染しても発病せず、ウイ

ルスを排泄している場合がある。

 

一般的な感染対策は、

接触感染を予防するために手洗い

をしっかりすること、

排泄物を適切に処理すること、

である。

 

特に、保育施設など乳幼児の集団

生活では、感染を広げないために、

職員と子どもたちがしっかりと

手洗いをすることが大切である。

特におむつを交換する時には、

排泄物を適切に処理し、しっかり

と手洗いをする必要がある。

 

手洗いは流水と石鹸で十分に行い、

タオルの共用はしてはいけない。

 

<こんな場合はすぐ医療機関へ>

手足口は基本的には軽い症状の

病気であるが、稀に髄膜炎や

脳炎などの中枢神経系の合併症

などが起こる場合があるので

経過観察をしっかりと行い、

高熱が出る、

発熱が2日以上続く、

嘔吐する、

頭を痛がる、

視線が合わない、

呼びかけに答えない、

呼吸が速くて息苦しそう、

水分が取れずにおしっこが

出ない、

ぐったりとしている、

 

などの症状がみられた場合は、

直ちに医療機関の受診をして

いただきたい。

<コロナウイルス>

<RSウイルス>

<感染性胃腸炎>

<流行性角結膜炎>

<手足口病>

<溶連菌>

 

深井看護医学ゼミナール

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1定点医療機関当たり新型コロナウイルス感染者数(53)<with溶連菌>

2024-06-02 08:05:21 | 日記

コロナ感染者数、微増

厚生労働省は5月31日、全国に約5000

ある定点医療機関に5月20日~26日に

報告された新型コロナウイルスの新規

感染者数は計1万6554人で1定点当たり

3.35人だったと発表した。

 

前週の約1.02倍で、3週連続で増加した。

 

昨年の同時期は一定点当たり3.63人で

あった。

 

都道府県別の最多は

沖縄県の14.09人で、

鹿児県県5.34人、

北海道4.84人

と続く。

 

主要都市では、

東京都2.97人、

愛知県3.10人、

大阪府2.28人、

福岡県3.10人、

であった。

 

26都県で増加した。

 

26日までの1週間に定点医療機関に

報告された新規入院患者数は1489人

で、前週から166人増加。

 

集中治療室(ICU)に入院した患者は

54人で、前週から5人減った。

 

都道府県別では、

北海道4.84人、

青森県3.31人、

岩手県3.06人、

宮城県2.48人、

秋田県4.10人、

山形県2.67人、

福島県2.45人、

茨木県3.70人、

栃木県3.39人、

群馬県2.35人、

埼玉県3.78人、

千葉県4.47人、

東京都2.97人、

神奈川県3.22人、

新潟県3.69人、

富山県3.29人、

石川県2.65人、

福井県1.33人、

山梨県4.02人、

長野県4.59人、

岐阜県2.92人、

静岡県3.41人、

愛知県3.10人、

三重県1.88人、

滋賀県1.92人、

京都府2.60人、

大阪府2.28人、

兵庫県2.73人、

奈良県3.49人、

和歌山県2.10人、

鳥取県3.72人、

島根県3.05人、

岡山県2.94人、

広島県2.59人、

山口県2.58人、

徳島県3.00人、

香川県1.77人、

愛媛県1.69人、

高知県4.52人、

福岡県3.10人、

佐賀県4.62人、

長崎県4.59人、

熊本県4.20人、

大分県2.78人、

宮崎県3.33人、

鹿児島県5.34人、

沖縄県14.09人

であった。

 

石川県、コロナ・RS、溶連菌、感染性胃腸炎・手足口病・流行性角結膜炎の状況

<コロナウイルス>

県全体2.65人、

金沢市3.00人、

南加賀2.30人、

石川中央1.55人、

能登中部5.33人、

能登北部1.00人。

 

<RSウイルス>

県全体1.79人、

金沢市1.09人、

南加賀2.33人、

石川中央1.33人、

能登中部4.50人、

能登北部0.00人。

 

<A群溶血性連鎖球菌咽頭炎>

県全体3.48人、

金沢市4.27人、

南加賀1.67人、

石川中央3.67人、

能登中部5.25人、

能登北部0.50人。

 

<感染性胃腸炎>

県全体8.17人、

金沢市11.55人、

南加賀6.33人、

石川中央8.33人、

能登中部5.50人、

能登北部0.00人。

 

<手足口病>

県全体4.34人、

金沢市3.82人、

南加賀4.33人、

石川中央7.00人、

能登中部3.75人、

能登北部0.50人。

 

<流行性角結膜炎>

県全体2.00人、

金沢市1.67人、

南加賀0.00人、

石川中央9.00人、

能登中部0.00人

能登北部0.00人。

 

溶連菌感染症、去年のピーク時とほぼ同じ流行

国立感染症研究所の2024年第20週

(5月13日から19日)速報データに

よると、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

(溶連菌感染症)の全国の定点当たりの

報告数は4.91人。

 

今年に入り最多の報告数で、去年の

ピーク5.04人とほぼ同じ流行規模に

なっている。

 

都道府県別では、

山形県11.50人、

鳥取県10.68人、

北海道8.25人、

福岡県8.12人、

新潟県7.40人、

宮崎県7.31人、

茨城県6.72人、

千葉県6.62人、

が多く、

流行は全国的に広がっている。

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは?

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌

感染症)は、レンサ球菌という細菌を

病原体とする感染症である。

 

主に、

感染している人の口から出る飛沫

(しぶき)などを浴びることによって

感染する飛沫感染」

 

おもちゃやドアノブなどに付着して

いる病原体に触れた手で口や眼など

から感染する「接触感染」

 

食品を介して感染する「経口感染」

などがある。

 

よくみられる疾患としては、

急性咽頭炎、

膿痂疹(のうかしん)

蜂窩織炎(ほうかしきえん)

<蜂巣炎(ほうそうえん)>

 

また、特殊な病型として、

猩紅熱(しょうこうねつ)

がある。

 

また、菌の直接の作用ではないが、

合併症として、

肺炎

髄膜炎

敗血症

リウマチ熱、

急性糸球体腎炎

を起こすことがある。

 

いずれの年齢でもかかるが、学童期

の子どもが最も多く、学校などで

集団感染、また家庭内で兄弟間で

感染することも多いとされている。

 

劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは?

A群溶血性レンサ球菌が原因の

感染症が、劇症型溶血性レンサ

球菌感染症である。

 

劇症型溶血性レンサ球菌感染症

の患者数は去年の同時期の2.8倍

となっている。

 

国立感染症研究所の2024年第20週

(5月13日から19日)の速報データに

よると、劇症型溶血性レンサ球菌

感染症の報告数は34。

今年の累積報告数は891であった。

 

劇症型溶血性レンサ球菌感染症は

A群溶血性レンサ球菌に引き起こ

され、免疫不全などの重篤な基礎

疾患をほとんどもっていないにも

関わらず、突然発病する例がある。

 

初期症状としては

四肢の疼痛

腫脹

発熱、

血圧低下、

などで、

 

発病から病状の進行が非常に

急激で、発病後数十時間以内

には、

軟部組織壊死

急性腎不全

成人型呼吸逼迫症候群(ARDS)

播種性血管内凝固症候群(DIC)

多臓器不全(MOF)

などを引き起こし、ショック状態

から死に至ることも多いとされて

いる。

 

近年では妊産婦の症例も報告されて

いる。

 

劇症型溶血性レンサ球菌感染症と

溶連菌感染症とは、同じ原因菌に

よる感染症である。

 

それ故、

 

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の

患者増加は、溶連菌感染症の大きな

流行が影響していると考えられる。

 

また、

 

劇症型溶血性レンサ球菌感染症は

早期治療を行わないと命に関わる

重大な感染症である。

 

それ故、

 

溶連菌感染症の流行が長引くと、

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の

患者が更に増加する可能性があり、

警戒が必要である。

 

予防と治療であるが、溶連菌感染症

に有効なワクチンはない。

 

とは言え、

 

予防には手洗いや咳チケットなどが

有効である。

 

そして、

 

治療には抗菌薬が用いられる。

10日間服用することになっているが、

症状がなくなっても合併症の予防の

ために飲み続ける必要がある。

 

医師の指示に従って完治することが

重要である。

 

溶連菌増加の背景に何が?

Q: なぜ今増えているのか?

A:➀コロナが比較的落ち着いて感染

   症対策を徹底する人が減って

   きていること。

 

  ➁毒素の量が従来株より9倍多く、

   感染力も強いとされる溶連菌の

   新たな変異株「M1UK」が海外

   から入り、今年は既に4割以上が

   置き換わっていること。

 

   などが要因ではないかと考えら

   れる。

 

Q: どんな症状が出たら溶連菌の

   劇場型を疑うべきであるか?

A:①傷口の周りの腫れや痛みが急激

   に広がった場合。

 

  ②意識が朦朧としたり、息苦しく

   なるといったショック症状が

   出た場合。

 

   である。

 

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の対策

 人食いバクテリアと呼ばれる劇症型

 溶血性レンサ球菌感染症は、飛沫感染

 ・接触感染・経口感染によって感染

 することから、

 次のような対策が有効である。

 

 ➀手洗い

 ➁外出時のアルコール消毒

 ➂外出時のマスク

 ④帰宅後のうがい

 ⑤傷口を汚い手で触らない

 ⑥軽い擦り傷でも必ずすぐに消毒

  する。

 

コロナ禍から日常が戻ってきつつある

現在であるが、新たなウイルスによって

日常生活が脅かされるようとしている。

 

ウイルスは目に見えない恐怖として

世界中の人々が体験してきたことで

ある。

 

その防御策として、マスクの装着や

手指のアルコール消毒が有効である。

 

この対策は劇場型溶血性レンサ球菌

感染症にも有効なため、外出時に

マスクは手放せなくなるであろう。

 

また、傷口から侵入を防ぐためにも

外出時には消毒液を持ち歩くのも

よい防御策だと言われる。

 

人食いバクテリアから自らを守る

のは自分自身であることを肝に

銘じたい。

 

<コロナウィルス>

<感染性胃腸炎>

<手足口病>

<溶連菌>

 

<流行性角結膜炎>

<RSウイルス>

 

深井看護医学ゼミナール

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