楽菜ごはんかふぇ【とぅから家。】奮闘記

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とぅから家。 これまで と これから

2011-05-01 10:36:05 | とぅから家。奮闘記
とぅから家。を閉店してから約1ヶ月が経ちました。

閉店するに辺り、スタッフみんなで夜な夜な何度も話し合いました。

スタッフみんなの夢だった「コミュニティかふぇ」を開く事。
富士宮の間伐材を使用して、樹を切り倒す所から始めたかふぇ作り。
家族やご近所さん、仲間に支えられながらの開店準備。
お店を始めてからは更に素敵なご縁も広がりました。

カタチのあるもの ないもの

全てが私達にとってかけがえの無い「宝」です。


そんな大切で大事なかふぇとお別れしなければならない日が来てしまうなんて
言葉では言い尽くせない程辛かったです。

でも、私達は今回の東日本大震災をきっかけに苦渋の決断をしました。

「とぅから家。に未練はない。」
なんて、正直言えそうにありません。

でも、
「とぅから家。をやって良かった。」
と、心の底から思います。

これも、今日まで未熟者の私達を温かく支えて下さったみなさまのお陰です。
本当にありがとうございました。



                    

ご報告が大変遅くなり申し訳ありませんが、以下「とぅから家。最終日」のレポートです
(写真が逆光で観づらいものもありますがご了承下さいませ。)

最終日は「いつかやりたいねぇ~。」と言っていたビュッフェスタイル
毎度の事ながら、イクシェフが心を込めて沢山の料理を提供してくれました。
どれもこれも相変わらず美味しぃ~
有り難い事に、一時は入店制限の規制が出る程、満員御礼でした



デッキと8畳間では念願の「宝市」
最初で最後になってしまいましたが、こちらも大賑わいで完売続出でした。
毎月恒例でやっていこうと思っていたのに、これで最後になるなんて・・
でも、たとえ一度きりでも実施出来て本当に良かった

出店者のみなさま、ご協力ありがとうございました。


営業が落ち着いてからはPIKALE☆とつむぎによるサプライズライブ

PIKALE☆の唄はやっぱりいいっ
(最後だなんて思いたくなかったけど)有終の美を飾って頂きました。





PIKALE☆とは農業チームとしてこれから一緒に頑張っていこうとしていた矢先だったので本当に残念です。
そして、実行出来なかった事を申し訳なく思います。ごめんなさい。
(PIKALE☆は私達の引っ越しのお手伝いの為、最終日まで残ってくれました。
本当に助かりました。ありがとう。)



つむぎはつむぎが産まれてから始めてのライブ
注:「つむぎ」その1=イクと文美による夫婦音楽ユニット名
  「つむぎ」その2=イクと文美の娘の名前
  (ややこしくてごめんなさい。)

こんなカタチでお披露目になってしまいましたが、つむぎを抱っこして唄う事が出来て本当に嬉しかったです。
幸せなひとときでした
ありがとうございました。




最後にはイク、ワコ、文美が揃ってごあいさつ。
・・でしたが、とぅから家。に思い出がたくさんあり過ぎて、3人共胸がいっぱいになってしまい
上手く話せませんでした。ごめんなさい




イクの料理のセンス
ワコのクリエイティブなセンス
文美の管理能力のセンス(って言うのかなぁ)

この3人のセンスが三位一体となって毎日を駆け回ってきました。

本当におつかれさまでした。
そして、いつもありがとう



2010年7月18日~2011年3月27日までの約8ヶ月という
短すぎる期間でしたが、毎日が充実していてパーフェクトでした

すべてに ありがとうございます。



とぅから家。スタッフ一同




そして・・
私達はまだまだ終わりません。

とぅから家。は新しい旅が始まりました

富士宮のとぅから家。を閉店してから、スタッフはそれぞれ帰省しこれからの事をお互いに考えました。

私達の 出来る事 やりたい事。
は、一体何なのか。

辿り着いた答えは3人共通でした。

「安心して暮らせる生活スタイルをこれからも提案・提供していきたい」

3月11日の東日本大震災を迎えてから、毎日のようにニュースで取りだたされる放射能の事。
これからの日本はどうなってしまうんだろう・・。
不安を抱えながらの毎日は精神的に辛くなって来てしまいます。
それに、そんな毎日は私達らしくない。

ならば、正しく怖がって、どう放射能と付き合っていけばいいのかを前向きに考えて実行していこう。
その方が、よっぽど私達らしいじゃん

という答えが出ました。


やりたい事は見えた。
場所は、つむぎの事を第一に考え、親戚や友人の伝手もあるところ。


私達は現在、九州は熊本にて「とぅから舎」として新たなスタートを切りました。

今までもこれからも、食の大切さ、どんな状況でも、楽しみながら
人との繋がりの中で喜びを感じるライフスタイルを体現していく事は変わりません。

今や、日本中何処に行っても、放射能汚染から逃れる事は出来ない現状です。
そこで、身体に取り込んでしまった放射性物質を、食事の食べ合わせで、
体外に排出する方法を研究し、また自分たちで作物をつくることに取り組み、
東北、関東の方を始め、全国の方が安心でして食べれる食材の提供、支援ができるよう励んでいこうと思います。

そういった活動を始めるため、新しくブログを立ち上げます。
http://blog.goo.ne.jp/tukarasya

これからも、とぅから家。改め「とぅから舎」を宜しくお願いいたします。

とぅから舎 スタッフ一同



追伸:先立って、宮崎県、熊本県において「どうやって放射性物質を身体から出すの?」という、お話会&お食事会を開催致しました。
詳しい内容は新しいブログにてアップしていきますのでしばらくお待ち下さい。

また、5/1~5まで開催される「虹の岬まつり」に2日~出店予定です。
イクシェフの愛情たっぷりオリジナルフードメニュー、スィーツ、ドリンクなどを提供させて頂きます。
(看板娘のワコも居ますよ笑)
出店の時は、今まで同様 『とぅから家。』です☆
この機会にまたみなさまとお会い出来れば幸いです。


 おまけ
おかげ様で、つむぎは元気に6ヶ月を迎える事が出来ました



小さな身体の大きな命をこれからも大切に育んでいきたいと思います