新!ふじみ野霊園管理人のひとり言・・・

埼玉県三芳町にあります『ふじみ野霊園』のオフィシャルブログです。(園内行事や無料送迎バス時刻等紹介させて頂きます。)

供養をする。

2011-04-28 10:39:20 | Weblog
ご法要でいらしていただいたご住職に
「今日は風が強いですね~。髪型が乱れちゃう
と言われ、「丸刈りでしょ!」とツッコミを入れられなかった管理人です。
そのご住職は気さくでお話しがしやすい方なんですが、
ええ、やはり、お坊さんはつっこめないです、ハイ



今日は管理人の身の上話をちょっとしてみようかと思います。

昨年、私は実父を亡くしました。
病気が見つかってから半年ほどで亡くなったので
バタバタとした中であっと言う間に通夜・告別式が終わりました。
なかなか実感って湧かないんですね。
葬儀の最中にも、まだ父はどこかにいるような、
ちょっと出かけていないだけで、生きてるような気がしていました。

現在、父が生前親しくお付き合いさせていただいていたご住職様が
毎月父の月命日には必ずのようにお墓へお参りに来てくださってます。
「お父さんにはお世話になったからね。勝手に来て帰らせてもらうからね。」と
お経を上げてくださるんです。
ご住職様にお会いできた時は私も後ろで一緒に手を合わせるのですが、
そのご住職様のお経を聞いていると毎回なぜか自然と涙が出てくるんです。
「あ、そっか。もう父はいないんだ。」と気づかされるんですよね。

葬儀の際にご住職様方は、故人に対し自身が亡くなった事実を認識させ、
天国へ繋がる新たな道へ進ませる『引導を渡す』という儀式を
して行ってくださるそうなんですね。
父がいないんだということに改めて気づかされるたびに
お経を上げるとか供養をしていくって、故人だけではなく
生きている私たちが悲しみから立ち上がるためにも必要なことなんだなって思いました。
たぶん父もメソメソしていた私を見て
「いつまでも泣いているんじゃない。しっかりやってけよ。」
なんて言っているような気がします。
父からツッコミを入れられる前に、頑張って前に進んでいこう、
そんな風に思いながらご住職様の背中を見ていました。



今日は震災当日に亡くなられた方々の49日忌にあたるそうですね。
亡くなられた方々やご遺族をはじめ、被災された全ての皆様が
一日も早く心穏やかに過ごすことが出来ますよう、
心からお祈り申し上げます。
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