インサイドパッセージといわれる狭い水路・・
最も狭いところでは幅わずか200メートルほどになります。
船から見える風景は、
どれも船からでないと見ることが出来ない風景。
つまり、陸路では到達できない場所を見ながら、船は進みます。
太陽は、ほぼ一日傾いたままです。
赤道近くの太陽には、「白」という色の印象があります。
しかし、地球の極点に近い高緯度の太陽には、
光の三原色が程よく交じり合い、
何もかもを色鮮やかに照らし出す・・
そんな印象があります。
太陽の傾きが少し角度を変えるだけで、
オレンジ色の世界が広がります。
鏡のような「凪」・・
海の青さは空の朱色に染め上げられていきます。
沈みそうで沈まない太陽・・
沈んだと思うとまたすぐに姿を現す太陽・・
船の上には、非現実的な時間が流れていきます。
jfk-world
この写真やコメントを読むと、空気も光も水もそこに流れてる時間も、時計の針に縛られない異空間はただ美しい。