JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

東映太秦映画村

2023年12月28日 | 京都

最後にここを訪れたのは 2015年



今回 は平日だったせいか
来場者が少なく、



ゆっくりと見学することができました。



映画村の開業は古く、1975年 ・・・



もうかれこれ半世紀が経ちました。



開業以来映画村は、
時代劇のロケーションはもちろん、



CMの舞台としても
数多く使われてきました。



一例ですが、ここは
関西では有名なCM ・・・



『殿様バッタという名前ですが
 殿様ではありません』 と語る、
ある専門学校のCMが
撮られた場所です。



そして、ご存知のように、



映画村はテーマパークとして、
長年にわたり人気を集めています。



その人気を支えているものですが、



それは
確かな『つくり』にあると思います。



東映の美術スタッフが
手がけたセットは、
(敢えてセットと言います)


(銭形平次の家)
汚し=エイジング や、



色の使い方が素晴らしい。



さらに、大部屋役者の役割り ・・・



つまり、どれも、
多くの人を楽しませてきた
映画屋の仕事なんですね。


(吉原大門)
また、
『江戸』というおもしろさ ・・・



さほど遠い時代ではなく、


張見世
現代の延長として捉えられる歴史。



私は、今回あらためて
映画村を散策してみて、



TDLやUSJ とは違って、
ここは子どもたちの
情操教育に使えるのでは ・・・
ということを思いました。


(芝居小屋)
たとえば、江戸情緒。



江戸の風俗。



江戸の経済。



江戸の文化。



江戸しぐさ ・・・ など。



映画村は、



教科書では教えられないことの宝庫。



歴史を五感で捉えることで、



子どもたちは
『日本人』を学ぶはずです。



こちらは台湾から来た父子 ・・・
日本人になりきっていました。


Hermans Hermits
Wonderful World(1965年)
♪歴史も科学もフランス語も、
勉強はあまり得意じゃない
でも君ことが大好き
それだけでこの世はバラ色♪
ビートルズに続けとばかりに
デビューしたイギリスのバンド
ハーマンズ ハーミッツの
かわいいラブソングです。

JFK-World
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« SONYシネマカメラ BURANO | トップ | 僧侶に転身した若者 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yoko-2-1)
2023-12-28 06:54:59
おはようございます。
確かに、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンとはまた違った魅力がありますよね。
昔、修学旅行で行った際、深くは解らなかったものの、子供心に感動したことを覚えています。
同様の意味(当時の文化、経済、生活を覗くことが出来ると言う点)で、明治村も感動したことを覚えております。
明治村も撮影によく使われるのでしょうか??
返信する
Unknown (JFK)
2023-12-28 07:09:07
yoko-2-1さん、おはようございます。
明治村もよく撮影で使われます。
実は、私は以前明治村の仕事を手掛けていて、撮りためた映像がたくさんあるので、いつか紹介したいと思っています。
明治村は、多くのものが本物です。
やはり、本物には、強い印象とか感動を生む力がありますね。
映画村は卓越した職人技の結晶 ・・・
明治村は歴史そのものでしょう。
返信する
教材 (アミ)
2023-12-28 07:38:15
素晴らしいです!
生きた教材ですね!
返信する
Unknown (JFK)
2023-12-28 07:49:13
アミさん、ありがとうございます。 
つくりがしっかりしているから説得力があります。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

京都」カテゴリの最新記事