執念が実った。広島は4日の阪神戦(マツダ)を逆転で制し、2連勝。1点を先行された7回、ロサリオの中前打で追い付くと、途中出場のルーキー・野間峻祥外野手(22)がプロ初の決勝打となる、渋~い二塁内野安打だ。先発・黒田は6回4失点(自責3)で降板も、チームの勝利に安どの息。2試合連続逆転勝利の赤ヘル、巻き返しへ、今度こそ勢いは本物だ。
蒸し暑さが充満するお立ち台で、恒例の“勝利の水”が心地よかった。仲の良い鈴木誠からの祝福を、座り込んで浴びた22歳は破顔一笑。「きれいなヒットではなかったけど、自分らしさを出すことができたと思う。うれしいです」。声を張り上げて大声援に応えた。
歓喜のシーンは終盤7回だ。失策とボークが絡む嫌な形で2番手・ヒースが失点し、暗雲が垂れ込めた直後に菊池、丸の連打で好機を築き、ロサリオの中前打ですぐさま同点。なおも1死一、三塁とし、グスマンの代走で6回から途中出場した野間が打席に入った。
蒸し暑さが充満するお立ち台で、恒例の“勝利の水”が心地よかった。仲の良い鈴木誠からの祝福を、座り込んで浴びた22歳は破顔一笑。「きれいなヒットではなかったけど、自分らしさを出すことができたと思う。うれしいです」。声を張り上げて大声援に応えた。
歓喜のシーンは終盤7回だ。失策とボークが絡む嫌な形で2番手・ヒースが失点し、暗雲が垂れ込めた直後に菊池、丸の連打で好機を築き、ロサリオの中前打ですぐさま同点。なおも1死一、三塁とし、グスマンの代走で6回から途中出場した野間が打席に入った。