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クローバー 匍匐(ほふく) 福福

末梢神経鞘腫瘍で右前足と肩甲骨を切断したココのことや身の回りの出来事など日々感じたことを発信します。

メダカの保育園

2021-05-28 17:31:43 | メダカ
メダカが続々と孵化しています。
今年になって孵ったメダカは406匹。
4月は223匹、5月は今日現在183匹です。

タイトルの写真は孵化した子メダカを飼育している様子です。
一番左の水槽は親メダカが産み付けた卵がついた
ホテイアオイを入れています。
今日はここで9匹の赤ちゃんが産まれていました。

赤ちゃんはどうしてもかわいいので近くで眺めていたくて、
2階のリビングの窓辺に置いています。


最初の子は4月14日に誕生しているので、もう1ヶ月以上たちました。
こんなに体格差があります。


この子は一番最初に産まれた白ちゃんでしょうか?
どの子よりも一番大きくて目立ちます。
白ちゃんだとしたら、以前紹介したように周りのメダカを
追い散らすことはありますが、
だいぶ落ち着いてきたように思います。

よく見ているとほかのメダカも追いかけたり、
追い散らしたりしています。
まるで、追いかけっこをしているようです。
子どもはやはり遊び好きなのですね。

🔶 🔶 🔶


この大きなスポイドは水槽の掃除をしたり、
メダカを移すときに使います。
とても、便利なのですが気を付けなければいけないことがあります。

それは、このスポイド上部(丸い部分)の溝に
メダカがへばりついていることがあるのです。
中に水を入れるとメダカが泳ぎだします。

ゴミを入れたプラ容器も
よく、メダカも一緒に紛れ込んでいることがあります。
確認しても確認しても、メダカが出てきます。
もう大丈夫だと思っても、しばらく置いていると
まだ、メダカがいることがよくあります。
(ほぼ毎回あります。)

また、メダカを一旦プラ容器に入れて移す時、
傾けて水槽などに入れるのですが、
移し終えたと思っていると
そのプラ容器にメダカがくっついていることがあります。

とくに上部の段になっているところは気付きにくいです。
すぐに気が付けば大丈夫ですが
時間が経ってしまうとメダカは干からびて死んでしまいます。

死んでしまうと言えば、今まで掃除の時などに
死んだ子メダカが7.8匹底に沈んでいました。
もともと弱かった子もいると思いますが
私の不注意で死んでしまった子もいるので
念には念を入れてお世話をしています。
(とても時間がかかります。)

小さな小さな、とっても小さな赤ちゃんメダカのお世話は
とても気を遣います。

保母さんは大変です。

🔶 🔶 🔶


この容器にホテイアオイに産み付けられた卵を入れています。
卵は暖かい日にたくさん産まれます。

孵ったばかりのメダカは水槽の角にいることが多いです。
いないと思いながらも、スプーンですくってみると
3匹位入っていることがあります。
(このコーヒー用のスプーンがとてもすくいやすいです。)

また、逆にいることが分かっているのに
何度すくっても逃げるのが早く、
なかなか捕まらないこともあります。

🔶 🔶 🔶

たくさんのメダカが孵りました。
しばらくは卵を取り分けずに自然に任せることに
しようかと考えています。

苦渋の決断!!

母の入所

2021-05-24 18:49:10 | 
母は若い頃、島田正吾・辰巳柳太郎の
新国劇で女優をしていたことがあります。

母は二十歳で結婚をしています。
女優をしていたのは数カ月位だったようです。



母と父と子ども3人、祖母(父の母)と伯母(父の姉)です。
私は父方似です。



当時、富士山の近くに住んでいました。

父は仕事を辞めることが多く、
引っ越しをすることがよくありました。
3人の子どもを抱え、見知らぬ所で
生活するのはさぞや大変だったことでしょう!
金銭的にも苦労したようです。

🔶 🔶 🔶

その母が21日に施設に入所しました。高齢者賃貸住宅です。
介護保険の範囲で介護サービスを受けることができます。

施設の入所は弟たちがずっと勧めてくれていました。
自分達が遠くて母にあまり関われないことを
気にしてくれていたこともあるのでしょう。

でも、なかなか決断がつきませんでした。
施設入所というと姥捨て山のイメージが
私たちの世代にはあるのかもしれません。
それと育ててくれた親への責任を放棄することに
なるのではないかという思いもありました。

母は一緒にこの家に住むことになってとても喜んでいました。
母の知り合いからとても羨ましがられたこともあるようです。
終の住処と思っていました。

「この家の庭はこの辺でいちばんいい。」とよく言っていました。
中古の家なので、前の方の造った庭に
ちょっと手を入れただけなのですが・・・
それと、家の外から見るのと中から見るのとでは
印象が大分違うと思います。



母の本棚です。
母は読書家でした。
3人の子どもを育てながら、働きながら時間を見つけては
本を読んでいました。

本の内容も小説は勿論、宗教学、哲学書など
私から見ても高尚なものばかり…
太宰治が好きで斜陽館に行った時は
とても喜んでいました。
10年くらい前は須賀敦子に傾倒していました。

「この本棚が私の宝物!」とよく言っていました。






もちろん、図書館でたくさん本を借りていました。
本だけでなく、音楽にも美術にも
とても興味を持っていました。



ユトリロや荻須高徳、佐伯祐三 などが好きだったようです。
(下の全集は私のものです。)



母のCDです。母が以前住んでいたところに行くと
枕元にCDプレイヤーといくつかのCDが置いてありました。
寝る時にはいつも聞いていたようです。
それがよほど心地よかったのか
何人かの人にCDプレイヤーをプレゼントしていました。
タイトルのないCDは次男がダビングをして
贈ってくれたものです。

CDの横に『ホロコースト』の写真集が置いてありますが
最近でも、この写真集やロバート・キャパの写真集なども
時々見ているようでした。



これはイタリアのベネチアで母が写した写真です。
私はこの写真がとても好きです。

母は私が海外旅行を勧めた時、
「日本でもあまり行ってないのに海外には行かない。」
と言っていました。

でも、友人と一緒に行くととても感動したようで
「ドイツに郷愁を感じる。」とよく言っていました。
その後、イタリア、ギリシャ、スペインに友達と行きました。

私とは北欧と中欧(東欧)に行きました。
ツアー客と話す機会も多かったのですが、
母の話す内容のレベルが高く、私は恥ずかしくて、
あまり、しゃべれませんでした。

🔶 🔶 🔶

6年前、転んで後頭部を打ち、急性硬膜下血腫になりました。
しばらく入院してからはほとんど本を読まなくなり、
音楽も聴かなくなりました。
自分から外に出ることもなくなりました。

母は「フラフラする。」とよく言っていました。
入院した時の主治医に診てもらいましたが
特に異常はないとのことでした。

その後、私の知り合いが介護事業をしていて、
ディサービスに行けることを
教えてくれました。

ケアマネージャーさんを紹介してくださり、
ヘルパーさんにも来てもらえることになりました。
本当に有り難かったです。

母はディサービスでいつも、「笑顔が素敵!」と言われます。
別のディサービスにも行くようになりましたが、
そこでも「笑顔に癒される!」と言われます。
いつもニコニコしていて文句を言うことはほとんどありません。

🔶 🔶 🔶

親の老いに向き合うことは辛いことでした。
あれだけ知的だった母が
どんどん壊れていく・・・

自分の将来はどうなるのかと嫌でも突きつけられます。

お洒落だった母が服を選ぶことすら出来なくなる。
何から何までこちらが促さないと先に進まない。
今まで出来ていたことが日に日に出来なくなって行く。

そういう現実を受け止められなくて、
「どうしてしないの!」
「頑張ったら出来るでしょ!」
と言ってしまう。

また、おおらかな母と神経質な娘が同じ家で生活するのは
お互いにとってしんどいことでした。
(特に衛生面の感覚が全く違いました。)

🔶 🔶 🔶

施設に入所する前に
部屋が広く明るいこと、収納がたくさんあること、
窓からの見晴らしがよく緑がたくさん見えることを伝えました。
(母も下見には行きました。)

「食事も美味しいよ!」
と言うと
「あんた、食べたの?」
と言われてしまいましたが・・・

そして、次に「施設の職員さんは優しいよ。」
と言うと
「ガミガミ言われなくなる。」とジェスチャーで答えていました。

🔶 🔶 🔶




これは母の枕元に残されていた本です。
どういう思いがあったのでしょう?

母の入居した部屋


自分もそうですが母は特に物を捨てられない人でした。
ところが施設入居となると
入院より少し多いくらいの荷物しか持っていけません。
それに、母に「何を持っていきたい?」と聞いても
返事は帰って来ません。

断捨離の必要性を思い知らされました。
自分なら何を持って行きたいと思うのだろう?

自分もどんどん認知レベルが落ちてきています。
判断がつかなる前にしておかなくてはならないことは?
いろいろ考えさせられます。

窓の外は緑がいっぱいです。
見晴らしを選んだので最上階になりましたが、
これから暑くなりそうです。

弟に写真を送ると
「流石姉さんのチョイスだと感心しています。」
と言ってもらいました。

どこまで、きめ細かい介護をしてもらえるかが
今、一番気になることです。

今、庭に咲いているシモツケです。母は昔の下野国(栃木県)の生まれです。



飼い主の直感

2021-05-18 16:48:06 | 
昨日、ナナは薬浴のために動物病院へ行ってきました。
病院に着いてすぐに血液検査をお願いしました。

この頃のナナは老化現象だけではない、
身体の異常というか違和感を感じていたからです。

          ・散歩に行きたがらない
          ・食欲が落ちている
          ・歩く時、ふらふらしている
          ・表情やしぐさに覇気がない
          ・抱きかかえたときのだらんとした感じ・・・など

薬浴で病院にいる間にフィラリアの検査と
血液検査をしてもらうことになり、
ナナを預けました。

病院に戻って、獣医さんから
「ナナは腎臓の数値BUN(血液尿素窒素)がかなり高い。」
と言われました。

正常値は8~30ですが、ナナは161だったのです。
「体中に老廃物がたまっているので、
ナナはだいぶしんどくなっている。」とのことで、
これから薬を新たに飲むことと
2日に1回点滴をすることになりました。

点滴は以前にも9月中旬から2月下旬まで受けていましたから
3カ月ぶりの再開です。

やはり、私の直感は当たっていました。

5月12日動物病院に行った時、この頃、ナナが
すぐに座り込んだり、よろけたりすることを
伝えましたが、先生は加齢によるものと
考えられたみたいでした。

でも、肝臓の数値はよくなっているので
お薬はこれから飲まなくてもよくなりました。

フィラリアの検査も陰性でした。

悪いことばかりでなくて、よかったです。

甲状腺機能低下症の検査は
病院外の検査に出すということでした。

🔶 🔶 🔶

本当は15日(土)にする予定だった薬浴でしたが
病院の都合で昨日(17日)に延びたので
ナナの体からの臭いがきつくなっていました。

その臭いの元はマラセチア菌。
カビの一種(真菌)で、
動物の正常な皮膚や耳道に少数いるのですが、
これが増えすぎると体がベタベタと脂っぽくなり、
赤みや痒みが出ます。

ひどくなると独特の不快な臭いがしますが
どこかで拾ったり、うつったりする菌ではないようです。

先生に「甲状腺機能低下症や脂質代謝異常が
関係しているのですよね。」と言うと
「それより、シュナウザー独特の皮膚の弱さがある。」
とのことでした。

薬用シャンプーが残り少なくなっていたので、
シャンプーの購入を申し出ると
「しばらくシャンプーはしてはいけません。」
と言われました。
「臭いがきつくなってきます。」
というと
「そうだけど、今は無理をさせない方がいいので、
しばらく我慢してください。」
とのことでした。

🔶 🔶 🔶

昨日、散歩に誘うと、門から出ようとしなかったので
抱いて近くの公園まで行きました。
リードを外すと開放感からか少し自分から歩きました。

今日は、自分から門の方へ行き、
散歩に行きたそうにしました。
それで、公園まで行き、リードを外しましたが
昨日よりは歩く時間は長かったです。

点滴の効果で少し楽になったのかなと思いましたが
先程、寝ながら失禁していました。
何か理由があって、カーペットなどに
してしまうことはありましたが
寝ながらというのは初めてでした。
よほど、身体がだるいのでしょうか?

心臓病特有の咳込みも今日は多いように感じます。

ナナの様子に一喜一憂です。

≪ナナの指定席≫


ここはナナの一番好きな場所でした。
1階のリビングの窓際のソファーです。
玄関前の道路がよく見え、好奇心が刺激されるのでしょう。
でも、今はこのソファーにあがれなくなってしまいました。


今はソファーの前に座布団を置いています。
ここからもある程度、情報は察知できると思います。


2階で一番多くいる場所はピアノの前です。
でも・・・



ここは2階の対面式キッチンの中です。

いつも、クッションを置いて、バスタオルをかけています。

狭いキッチンなので邪魔ですが、仕方ありません。

もう一ヶ所、ナナのトイレの前にもよくいます!

ナナはあまり、構われるのが好きではないようです。
(体を撫でられるのはとても大好きです!)

誰もいないところを選んで移動しているようです。

飼い主にとっては寂しい限りですが、
獣医さんによれば、
そういう子はよくいるし、ご自身が飼われていた子も
そうだったそうです。
そして、「困ってないからですよ!」と
言われたのですが、この言葉にとても救われました。

昨日、動物病院に行った時、ナナは私の方へ駆け寄ってきました。
何度も行き、入院したことのある病院でも
やはり、苦手な場所なのでしょう!

困ったときはやっぱり飼い主でしょうか?(*^-^*)



ナナの皮膚病

2021-05-16 16:10:30 | 
ナナはたくさんの病気を持っていますが、
その中に甲状腺機能低下症と脂質代謝異常があります。

甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンの分泌が少なくなる病気です。
甲状腺ホルモンが足りないと細胞の代謝がうまくいかなくなって、
様々な症状が出ますが、その一つに皮膚病があります。

脂質代謝異常も血中の脂質(中性脂肪、コレステロール)の
濃度が高い状態を言いますが皮膚病にもなりやすいようです。

どちらもシュナウザーには多い病気です。

ナナはかなり以前から、皮膚に異常がありました。
べたべたするすることがあり、
少し黒ずんだり、湿疹のようなものが出来たりしていました。


ごく一部分に皮膚病が出来ているのではなく、
全身に出来ているのです。


これでは分かりにくいのでシャワーをしたあとの
写真を載せますが、苦手な方はスルーしてください。


こんなに酷くしてしまったのは、私に原因があります。

ずっと獣医さんからのシャンプーを使っていたのに、
ある時、ネット購入をしているといくら以上は送料無料との表示に
つられて、普通のシャンプーを買ってしまったのです。

使い始めて、しばらくすると不快な強い臭いがしてきました。
トリミングの時に
「肛門腺からの臭いかもしれないので見てほしい。」
とお願いしました。
終わった後、トリマーさんがおっしゃるには
「皮膚が荒れているようです。」とのことでした。

それで、初めてシャンプーがよくなかったことに気付き、
すぐに薬用シャンプーに替えました。

使っているとだんだん収まってきましたが
瘡蓋のようなものがどんどん出来てきました。
臭いもましになってきたとはいえ、1週間もすると
気になり、シャンプーしていました。

先日、久しぶりにナナを動物病院へ連れて行きました。
尿を持っていきましたが<異状なし!>でした。

皮膚のことを獣医さんに相談すると
「これは瘡蓋ではなくふけのようなもの。」
とのことでした。

17日に初めて薬浴をすることになりました。
2時間くらいかかるそうです。

この頃、ナナがすぐに座り込んだり、よろけたりすることを伝えたら、
獣医さんが「ナナは何歳だった?」と聞かれるので
「もうすぐ14歳です。よくここまで来ました。
去年の5月くらいにはもうだめかもしれないと
思っていましたから・・・」というと、
「そうだね。ナナは頑張っているね。」
と言ってくださいました。

❤今日のナナ❤


サツキがきれいに咲き始めました。
花嫁さんのベールのように見えるのは私だけでしょうか?(笑)

我が家のオンリーワン! 

2021-05-13 00:23:31 | 
アメリカヤマボウシの花が咲きました。たった一つだけ・・・
この花を見つけた時、どんなに嬉しかったでしょう!
何故なら、13年ぶりに咲いたからです。

このアメリカヤマボウシ(ハナミズキの別名)は
2007年6月にこの家に引っ越した記念樹として
その年の10月に植えたものです。
次の年はたくさん花を咲かせたのですが、
それ以降、全く花を咲かせなくなってしまったのです。


14年前の母です。次の年の5月に咲いた花はきれいなピンク色で、
母と「いい色の花でよかったね。」と喜んでいました。


背丈はどんどん伸びていき、葉もたくさん茂らせました。
花が咲かないのは手入れをあまりしなかったこともあると思います。

何回か株元に肥料をあげました。
ところがナナが肥料を掘り返して食べてしまうのです。
それで、あげられずにいました。

でも、昨年肥料を埋めたら、ナナはもう食べなくなっていました。
(今はメダカのお水を飲んで、困っています。)

🔶 🔶 🔶

芍薬の花が一輪だけ咲きました。
咲いたときはとても喜ぶのに、咲き終わると
すっかり、芍薬のことを忘れてほったらかしにしてしまいます。

それでも、けなげにこの一輪だけ花が咲いてくれました。

5月8日

5月9日


5月10日

5月11日

写真の勉強がてら、毎日撮影して一輪の芍薬を愛おしんでいました。
彩度と立体感と透明感がうまく表現できません。
(それだけではないと思いますが・・・)

🔶 🔶 🔶

これはイチハツだと思います。
(ジャーマンアイリスと間違えることがよくあるそうです。)

3月に一度花を咲かせました。
もう終わりかと思ったら、4月下旬になって、
次々と咲いて楽しませてくれました。

アヤメ科の花は咲き終わったら、また同じところから
新しい花を咲かせてくれるありがたい花です。

もう終わりだと思う頃、花の一つが落ちていました。
もったいなくて、部屋に飾りました。



家の中で、一輪のイチハツが一番似合うところがないかと
探して、撮ってみました。

この後はリビングのテーブルの上で楽しませてもらいました。